『昭和50年男』vol.005「カルチャー大変革期を突き抜けたオレたち」、6/11(木)発売! 昭和50年男はオタク第2.5世代…? 充実のインタビューページには森口博子さんも登場!!

株式会社クレタのプレスリリース

昨年10月に創刊、今年2月には3号目にして独立創刊を果たした、昭和50年=1975年生まれの男性向け年齢限定マガジン『昭和50年男』。毎号100ページを超える総力特集が好評を博していますが、6月11日(木)発売のvol.005では「カルチャー大変革期を突き抜けたオレたち」と題した特集を展開。1970~80年代に形作られ、さまざまな逆境にあっても多くのファンに支えられて90年代に成熟していった“クールジャパン”の源、「オタク」カルチャーを取り上げます。

『昭和50年男』vol.005 (2020年7月号) 6月11日(木)発売 定価780円(税込) ©カラー/Project EVA.『昭和50年男』vol.005 (2020年7月号) 6月11日(木)発売 定価780円(税込) ©カラー/Project EVA.

特集フルタイトルは「カルチャー大変革期を突き抜けたオレたち ~オレたちオタク世代~」。昭和50年男が中学生になり自らの嗜好を自覚しはじめた1988年から、高校時代、大学時代と趣味の世界を深めていったであろう97年までの10年間を目安に、当時人気のアニメやゲームなど、さまざまなコンテンツをフィーチャーしつつ、昭和50年男にとってのオタク的世界について、あらためて探っていきます。

特集のプロローグには、社会学者の宮台真司さんが登場。オタク誕生の背景から未来に至るまでを語り、さらに、ラジオディレクターのおたっきぃ佐々木さんが“昭和50年男はオタク第2.5世代”と定義して、いよいよ、アニメ、映画/テレビ、リアル、ゲーム/PC、という4つのチャプターで構成される本編がスタートします。

CHAPTER 1のアニメ編は、88~97年当時の人気アニメ紹介に始まり、『トップをねらえ!』『ふしぎの海のナディア』など快進撃を続けていたGAINAXをフィーチャー。そして、90年代最大のインパクトとなった『新世紀エヴァンゲリオン』にフォーカスし、アニメファンやオタク界を超えて社会現象となっていった当時の状況を振り返ります。

続けて、アイドル声優の元祖、二次元と三次元がクロスするレモンエンジェルの一員だった櫻井 智さんが登場! “第3次声優ブーム”について語り、さらに『ファンロード』などの投稿誌、アニメとガンプラ展開の相互作用で発展したガンダム・ワールド、アニメ的な世界観からのメディアミックスにより今に至る一大ジャンルとなっていった初期ライトノベルの世界も紹介します。

CHAPTER 2の映画/テレビ編は、アニメ以外の映像作品について。洋画の世界からは、オタク的と称されつつ確固たる人気を獲得したクエンティン・タランティーノとティム・バートンの2人の監督に注目。さらに、特撮とスプラッターホラーというマニア好みのジャンルについても取り上げています。そしてテレビの世界からは『タモリ倶楽部』をピックアップ。マニアックな趣味の世界をお茶の間に知らしめ、オタクの地位向上(?)に大きく貢献した番組の功績を称えます。

CHAPTER 3 リアル編では、電気街からオタク街へと変貌していった秋葉原、脈々と続く巨大なオタクの祭典・コミケを紹介。ここでは、『うる星やつら』のラムちゃん時代からの筋金入り、元祖・美人コスプレイヤーとして人気を博したマンガ家・一本木蛮先生も登場。

アキバやマンガ・アニメ系以外では、やはりマニア好きするジャンルであるプロレスも外せません。昭和40/50年男ではお馴染みのターザン山本さんが登場し、「“マイナーパワー”が生んだ90年代プロレス黄金期」と題して、当時のプロレスオタクの世界を語ります。

さらにこのチャプターでは、オタクとは真逆の位置で対立構造にあった同時期のサブカルやファッション系の人々も、レコードマニア、古着マニアなど、細かな差異にこだわりレアものゲットに心血を注ぐ行動が実は非常にオタク的であった…という点にも触れています。

本編最後のCHAPTER 4 ゲーム/PC編は、現代につながる電脳パート。冒頭には「ゲームがオレを作った!」と豪語する、お笑いコンビ・バッファロー吾郎の竹若元博さんが登場。マニアックにハマりまくった当時のテレビゲームについて熱く語ってくれました。

ファミコン世代の読者に向けて、本誌では毎号何かしらのゲーム系記事を掲載してきましたが、今回はギャルゲーを中心に、当時のゲーム誌戦国時代、時代を先取りする体験ができたパソコン、ゲームの音にこだわったゲーム・ミュージック・オタク、ゲーセンの“ホンモノ”を求めた基板マニアの世界など、より掘り下げたラインナップとなっています。
 

メイン特集以外のページももちろん充実!

連載インタビュー企画「ガール イズ マイン」には、今年デビュー35周年の森口博子さんが登場。お茶の間に知られたバラドルとしての活躍だけでなく、『機動戦士Zガンダム』で「水の星へ愛をこめて」、『機動戦士ガンダムF91』で「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」と二作品の主題歌を歌い、ガンダムファンの歌姫としても不動の人気を誇る森口さん。これまでの歩みや、9月発売のアルバム『GUNDAM SONG COVERS 2』についても語っていただきました。
 

さらに、「世界にはばたいたアニキ」には、昭和50年男世代の音楽好きならリスペクト必至のDJ/プロデューサー、FPM(Fantastic Plastic Machine)の田中知之さんが、「昭和50年男のリアル」には、4人組ファンクバンド、スクービードゥーからコヤマシュウさん&マツキタイジロウさんが登場。ファンならずとも読み応え抜群のインタビューです。

ネタ切れなんて恐れるな!とばかりに今回もリミッターなし、めいっぱい濃い内容を目指して仕上がった『昭和50年男』vol.005。読めば“あの頃”の熱い想いがたぎってくること間違いナシの一冊です。ぜひお手に取ってみてください!

CONTENTS
https://www.crete.co.jp/s50otoko/vol_005/

総力特集:カルチャー大変革期を突き抜けたオレたち ~オレたちオタク世代~
もうずいぶん前から、行政は日本のアニメやマンガ、ゲームを“クールジャパン”として海外へアピールすることに躍起だ。でも、オレたちは海外や政府のエライ人の評価なんて関係なく、二次元文化に魅力を感じ、オタクライフをおもしろ楽しくやってきた。また、サブカル好きやファッション系の非オタクな人たちでも、レアものやデータ集めに熱を上げる行動は、まさにオタク的だったと言えるだろう。そう、昭和50年男は若い“オタクカルチャー”に浸り、拡張してきたオタク世代に他ならない。10代から成人前後にかけてハマった作品を振り返ることで、“好き”をひたむきに追いかけていた熱い気持ちを再点火し、混沌とした今を、さらに突き抜けていこうじゃないか。

【PROLOGUE】
1988~97 オレたちのオタク年表/宮台真司のオタク学/昭和50年男はオタク第2.5世代

【CHAPTER 1】ANIMATION
オレたちの思春期をアニメ漬けにした1988~97年傑作アニメ/ハイパークリエイター集団GAINAXストーリー/アニメに変革をもたらした 新世紀エヴァンゲリオン/百花繚乱OVAヒストリー/投稿アニメ雑誌の世界/櫻井 智が振り返る 第3次声優ブーム/僕がいちばん、ガンダムをうまく作れるんだ…!/オレたちが夢中になった新ジャンル小説 ライトノベルの源流

【CHAPTER 2】MOVIES/TV
Q・タランティーノ&T・バートン 映画という名のおもちゃ箱/平成初期の特撮は革命の嵐だった!/ツッコミどころ満載! スプラッターホラー/タモリ倶楽部が世の中のオタク化に貢献

【CHAPTER 3】REAL
“もふくちゃん” 福嶋麻衣子が語る 秋葉原の磁力/10年おきに変化を繰り返す電脳都市・秋葉原/日本オタク街・聖地ガイド/会場の全員が参加者! オタクの祭り コミケ/一本木蛮のコミケ道/“マイナーパワー”が生んだ 90年代プロレス黄金期/『レコスケくん』作者・本 秀康の美しきコレクター人生/オシャレの世界もオタク化!? 細部にこだわって必死にレアものGET!

【CHAPTER 4】GAME/PC
ゲームがオレを作った! 竹若元博(バッファロー吾郎)/オレたちの青春期ゲーム事情 1988-1997/コンシューマーギャルゲーの時代/90年代ゲーム雑誌の追憶/憧れだった昭和50年男的最先端パソコン/GMO=ゲーム・ミュージック・オタクの世界/アーケード基板マニアクス

【EPILOGUE】
オレたちにとっての“オタク”とは?

INTERVIEW:
ガール イズ マイン
 森口博子
昭和50年男のリアル
 コヤマシュウ・マツキタイジロウ(バンドマン/スクービードゥー
世界にはばたいたアニキ
 田中知之(FPM)

SPECIAL:
昭和50年男を躍らせた! ファッション“狂騒曲” キャップ&ハット編
オレたちのお笑いの原点 最高のコメディアン 志村けん

『昭和50年男』公式Webサイト
https://www.crete.co.jp/s50otoko/
『昭和50年男』は全国の書店やネット書店等でお買い求めください。

『昭和50年男』
vol.003 (2020年 3月号 2/10発売)
vol.004 (2020年 5月号 4/11発売)

雑誌 『昭和40年男』『昭和50年男』(クレタパブリッシング発行) とは
さまざまな体験の積み重ねが人間を形成していくのであれば、それらをひもといていくことは、自らのルーツを探る、すなわち今の自分を知ることと同義のはず。単なる「懐古趣味」ではなく、“故きを温ね新しきを知る”─「温故知新」を目指して刊行してきた『昭和40年男』は、「ノスタルジックな想い出が呼ぶ共感」を「明日を生きる活力」に変えることをコンセプトとした、昭和40年(~41年3月)生まれの男性のための情報誌です。そのコンセプトを引き継ぎ、10周年という節目の新たな挑戦として昨年10月、10歳下の世代、昭和50年(~51年3月)生まれの男性へ贈る兄弟誌『昭和50年男』も創刊。内容は各年生まれ向けに特化していますが、昭和や平成初期を振り返りたい、知りたい方なら、もちろんどんな世代でもお楽しみいただけます。

『昭和40年男』公式Webサイト
https://www.s40otoko.com

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