『「どろろ」「三つ目がとおる」大解剖︎』〜手塚治虫 怪奇漫画の世界〜

三栄書房のプレスリリース

マンガの神様、手塚治虫が描く怪奇シリーズの中で「どろろ」「三つ目がとおる」を中心に手塚怪奇漫画を大解剖する1冊。

 

 

どろろ
「どろろ」は百鬼丸とどろろの人生が描かれ、2人の出会い・コンビ誕生・戦いの日々の中で生まれていく友情・避けられない宿命と因縁……。そして生きる意味の模索・別離。交差した2人の旅路を追う一大絵巻である。「どろろ」は手塚妖怪の独特なデザイン、抑圧される側に常に立ったストーリー、ミステリーのスパイスが加わった一大絵巻であるのにも関わらず物語は完結していない……。しかしながら、旅の最後まで描かれなかったことがより多くの読者の想像力を掻き立て愛されている作品になっている要因かもしれない。

 

三つ目がとおる
もう一つ大解剖するのが1974年に連載がスタートした「三つ目がとおる」。この時代、オカルトが流行っており手塚治虫曰く「時代の欲求がそうさせた」と述べている。オカルト、SF、謎解き、お色気、バラエティに富んだエンターテインメント作品であると同時に現代文明に警報を鳴らすメッセージ性も読み取れる。

その他、傑作怪奇漫画
他にも「アラバスター」「ザ・クレーター」など傑作!怪奇漫画も紹介。永久保存版の1冊として是非手にとって欲しい!

【概要】
タイトル:『「どろろ」「三つ目がとおる」大解剖』
発売:2月15日(金)
流通:書店・コンビニ
体裁:オールカラー 128P
定価:980円(税込)
版元:三栄書房
URL:https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=10722

今、あなたにオススメ