医療マンガ大賞特別企画!乳がんにまつわる知っておきたい解説付き こしのりょう先生の実体験エッセイマンガを公開

横浜市医療局のプレスリリース

横浜市では、医療広報として患者や医療従事者それぞれによる“視点の違い”を描くマンガ賞「第2回医療マンガ大賞」を現在開催しています。
このたび、医療マンガ大賞の審査員である漫画家こしのりょう先生ご協力のもと、乳がんが自分事となったときに多くの人が気になる情報を学べるマンガコンテンツを新たに作成しました。「乳がん月間」である10月に合わせ、本日より、第2回医療マンガ大賞のWebサイトにて公開しています。

■1 背景・ねらい
一生のうちに乳がんと診断される日本人女性は9人に1人で、比較的若い40歳代後半〜60歳代の割合が高い傾向にあります。家庭や職場で中心的な役割を担う世代のため、乳がんと言われると、治療に関する心配だけでなく、脱毛など外見の変化や仕事、お金など、生活に影響する多くの心配事から、焦りや不安を感じることがあります。そのため、わかりやすいマンガをきっかけとして、乳がんに関する心配事を事前に知り、備えることの大切さを伝えることをねらいとしています。
また、WebマンガはSNSやメールなどを通じて簡単にシェアできるため、身近なご家族やパートナーと乳がんについて話せるきっかけづくりにつなげることも期待しています。

■​2 企画概要
こしのりょう先生の実体験に基づくエッセイマンガと関連付けて、乳がんが自分事となったときに多くの人が気になる情報が自然に読める構成です。

【こしのりょう先生の実体験エッセイマンガ概要】
夫婦一緒に受けた健康診断の結果が届いていたが、なぜか妻の結果は届いていないという。その時は何も不思議には思わなかったのだが、実は・・・。
⇒⇒⇒ 全編を医療マンガ大賞webサイトで公開しています!
【掲載URL】https://iryo-manga.city.yokohama.lg.jp/nyugan/

■3 作画・監修 
〇 マンガ作画 こしの りょう

2004年に「モーニング」にて『Ns’あおい』でデビュー。2006年には同作品がテレビドラマ化された。2011年から「週刊現代」(講談社)で『町医者ジャンボ』を連載。2013年には同作品がテレビドラマ化。現在は「週刊現代」で『人生はバウンスバック』、看護系webにて現場の看護師さんを取材して描いている『はなうた』を連載中。医療マンガ大賞審査員。

〇 医療監修(解説部分) 横浜市乳がん連携病院
各病院において、診療や患者支援で院内連携するチーム医療により、患者さんや御家族をトータルサポートするとともに、5病院間での連携や各地域の医療機関との連携により、横浜市内の乳がん診療体制を充実させるための取組です。

【指定病院(5病院)】
横浜市立大学附属病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター、横浜労災病院、横浜市立みなと赤十字病院、横浜市立市民病院
参考:乳がん対策について
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/iryo/gan/taisaku/nyugan.html

■​4 医療マンガ大賞概要

同じ出来事でも、患者と医療従事者では受け取り方や感じ方が異なることに着目し、各々の視点からの捉え方をマンガとして描くことで、視点の違いに互いに気づき、共感を促進することを目指して始めた取り組みです。
なお、現在開催中の第2回医療マンガ大賞は、78作品の応募(10月15日締切)がありました。審査を経て11月下旬に大賞を決定し公表します。

■(参考)医療の視点

「医療への視点が少し変わることで、異なる気づきが得られ、行動につながる」をコンセプトに平成30年10月から取組をスタートしています。民間企業等との連携や、市民の皆様の関心事にフォーカスすることで、より印象に残りやすく、伝わりやすい広報に様々な切り口で取り組んでいます。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/iryo/iryonoshiten/iryonoshiten.html

【お問い合わせ先】
(広報企画に関すること) 医療局医療政策課情報企画担当課長 小川 亨  Tel 045-671-4813
(がん対策に関すること) 医療局がん・疾病対策課長   古賀 美弥子  Tel 045-671-2957
 

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