公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団のプレスリリース
横浜開港160周年の今年、漫画家・大和和紀の名作『ヨコハマ物語』と作家・大佛次郎の開化小説が、ジャンルを超えてクロスオーバー
■ 2人の作家の描く開化期の横浜
大和和紀(やまとわき)『ヨコハマ物語』は、開化期の横浜の風物を華やかに、2人の少女の恋と成長を軸に描いています。魅力的な登場人物たちを育む、異国情緒あふれる街並や文化、港町としての変遷、近代化の生んだ光と影など、ストーリーと巧妙に絡んだ横浜の歴史を知ることができます。
一方、横浜に生まれた作家・大佛次郎(おさらぎじろう・1897-1973)は「私ほど横浜に溺れて、横浜の小説を数多く書いたものは他にはいない」と書いています。幕末明治の横浜が舞台の小説を「開化もの」と呼ばれ、多数の作品があります。
開化期の横浜は、華やかであるとともに多様性と混沌に満ちた、実にドラマチックな場所でありました。
■ 豪華カラー原画16点
3期に分けて『ヨコハマ物語』の繊細で美麗なカラー原画16点を展示します。
■ 1話分まるごとモノクロ原画展示
1話分のすべて、約30ページものモノクロ原画を並べて展示。ストーリー展開を楽しめます。
■ 会期初日(4/3)と開港記念日(6/2)にはプレゼントも
観覧チケットお求めの方には、初日は全員に、開港記念日は開港160周年を記念して先着160名様に、オリジナルポストカードをプレゼント。
■会 期 2019年4月3日(水)〜 9月8日(日)
第1期:4月3日(水)~5月19日(日)
第2期:5月22日(水)~7月7日(日)
第3期:7月10日(火)~9月8日(日)
■会 場 大佛次郎記念館(神奈川県横浜市中区山手町113番地 港の見える丘公園内)
■開館時間 10:00〜17:30(最終入場時間 17:00)
■休 館 日 月曜日
※月曜祝日の場合は翌平日
■観 覧 料 一般 200円(150円)
※( )内20人以上の割引料金
※ 横浜市在住の65歳以上無料、中学生以下無料
※ 毎月第2・第4土曜日は高校生以下無料
※ 毎月23日は「市民の読書の日」につき、高校生以下無料
クリアファイル付き観覧券 500円