復刊ドットコム『火の鳥《オリジナル版》 全12巻』刊行記念特集 手塚治虫の『火の鳥』を読み、考える、それぞれの防災

株式会社復刊ドットコムのプレスリリース

国内唯一の復刊リクエストサービス「復刊ドットコム」を運営する株式会社復刊ドットコム(本社:東京都品川区/代表取締役社長:岩本 利明/以下、復刊ドットコム)は、手塚治虫の代表作『火の鳥《オリジナル版》 全12巻』刊行記念として、「『火の鳥』を読み、考える、それぞれの防災」特集を公開いたします。

■復刊ドットコム 「『火の鳥』を読み、考える、それぞれの防災」特集
公開日:2021年4月5日(月)
https://www.fukkan.net/hinotoribousai2021
 

手塚治虫『火の鳥』を読み、考える、それぞれの防災 画面イメージ手塚治虫『火の鳥』を読み、考える、それぞれの防災 画面イメージ

■復刊ドットコム版『火の鳥 《オリジナル版》』について
巨匠・手塚治虫の代表作にして、日本漫画史上不滅の傑作『火の鳥』。
愛・生命・宇宙の神秘を、壮大なスケールと鮮烈なイマジネーションで描きぬいた作品は、「漫画少年」(1954~55年)、「少女クラブ」(1956~57年)、「COM」(1967~73年)、「マンガ少年」(1976~81年)、「野性時代」(1986~88年)の各誌に、35年間もの長きにわたり描き続けられた超大作です。
復刊ドットコムでは2011年に、これら雑誌初出時の《オリジナル版》ページネーションのまま全エピソードをまとめた『火の鳥《オリジナル版》復刻大全集』(全12巻)を発売いたしましたが、完売状態が続き、復刊のリクエストを多くいただいておりました。

昨年10月、復刊ドットコム創立20周年の記念企画として、手塚プロダクションの協力により、『火の鳥《オリジナル版》復刻大全集』のフルカラー、全扉絵収録、デジタル・リマスタリングによる高画質版面といった特長をそのままに、手に取りやすく読みやすいA5判・並製という新たな装い、そしてお求めやすい新価格の“新”『火の鳥《オリジナル版》』の第1段となる『黎明編』『未来編』を刊行、そして2021年3月にシリーズ全巻が刊行となりました。
シリーズ詳細ページ:
https://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68328399&tr=gsp

東日本大震災から10年を迎え、また新型コロナウイルスへの恐怖や、不透明な明日への不安にさらされる日々において、生きるとは、命とは、といった根源的な命題を抱えることの多い昨今、手塚治虫から『火の鳥』を通して受け取ることのできる、過去から私たちに託すメッセージは含蓄に富んでいます。 

復刊ドットコムは、この作品とそのメッセージを後世につないでいく義務と責任を強く感じ、今後もお客様からの復刊のご要望を形にする唯一無二のサービスとして良作を復刊し、復刊ドットコムならではの付加価値を加えて、お客様のお手元に届け続けてまいります。

(動画:『火の鳥《オリジナル版》黎明編』 紹介動画)

 

■「『火の鳥』を読み、考える、それぞれの防災」特集について
太古の昔より、日本は地震・噴火・洪水など災害の多い列島です。『火の鳥』シリーズの中でも様々な災害が発生し、物語の中で登場キャラクターたちを翻弄する、転機(ほとんどの場合が悲劇の)として描かれます。
しかし、東日本大震災から10年を迎えた今でも、私たち一人一人が「防災」を意識して生活しているとはいえません。日本中で広く実施されている既存の防災への取り組み(例えば、避難訓練の実施や冊子の配布など)が、「個人の主体的な防災行動には十分につながらない」という問題も提起されています。
このたび復刊ドットコムでは、手塚治虫の代表作『火の鳥《オリジナル版》 全12巻』刊行記念として、『火の鳥』を読み、自分ごととしての「防災」を考える機会にしていただきたいという願いを込め、本特集を企画いたしました。

『火の鳥《オリジナル版》乱世編』より『火の鳥《オリジナル版》乱世編』より

人がどれだけ防災意識をもち行動を起こすかは、性格診断で分類される「パーソナリティタイプ」によって大きく傾向が分かれ、そのタイプにより防災意識が高まるきっかけ(= 防災スイッチ)に違いがあると言われています。
ひとりひとりのパーソナリティの分析を通して防災行動の増加を目指しているプロジェクト「パーソナライズド防災研究所」にご協力いただき『火の鳥』で描かれた様々なシーンを分析。登場キャラクターのパーソナリティを6つのタイプ「バランス」「まじめ」「穏やか」「個性派」「繊細」「優等生」に分類し、防災傾向や防災スイッチについて考察しました。
 

 

◎登場キャラクターのパーソナリティ別防災タイプ

  • 1:ヒナク(黎明編)
  • 2:マサト(未来編)
  • 3:ブチ(鳳凰編)
  • 4:ロビタ(復活編 ※未来編にも登場)
  • 5:ヒノエ(乱世編)
  • 6:ハリマ / 犬上宿禰(太陽編)

(画像:分析結果の一例)

 

手塚治虫『火の鳥』を読み、考える、それぞれの防災 分析結果例手塚治虫『火の鳥』を読み、考える、それぞれの防災 分析結果例

 

 

手塚治虫『火の鳥』を読み、考える、それぞれの防災 分析結果例手塚治虫『火の鳥』を読み、考える、それぞれの防災 分析結果例

『火の鳥』を読んだことのある方はもちろん、まだ読んだことがない方でも、あらすじやキャラクター紹介、漫画の一部抜粋から、分析結果をお楽しみいただけます。

防災意識が高まるきっかけ「防災スイッチ」は自分で気付いたり、自分で押すことはなかなか難しいもの。『火の鳥』と本特集を通して、読者一人一人、またその周りの大切な方の「パーソナリティタイプ」と「防災スイッチ」を把握し、防災への備えの一助としてお役立ていただければ幸いです。

協力・監修:
手塚プロダクション
©️2020-2021 手塚プロダクション

■本特集の防災に関する監修協力
本特集の防災に関する分析と監修は、パーソナライズド防災研究所に依頼いたしました。
パーソナライズド防災研究所は、「避難訓練や冊子の配布など防災への取り組みは実施されているのに、ひとりひとりの防災行動になかなかつながらない」という問題に対して、ひとりひとりのパーソナリティの分析を通して、防災行動の増加を目指しているプロジェクト型の研究所です。

パーソナライズド防災研究所
https://pb-lab.jp/index.html

 

 

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