ソニー株式会社のプレスリリース
ソニーは、スタートアップの創出と事業運営を支援する「Sony Startup Acceleration Program(SSAP)」(https://sony-startup-acceleration-program.com/)によるスタートアップ支援サービスの一環として、クリティカ・ユニバーサルによるアニメーション映画『神在月のこども』の脚本・設定制作のクラウドファンディング(支援募集)を、本日より当社のクラウドファンディングサイト「First Flight」にて開始します。https://first-flight.sony.com/pj/kamiarikodomo
クリティカ・ユニバーサル有限責任事業組合(LLP)は、映画の世界観が持つ魅力を伝えるプロモーション事業を展開しています。今回の『神在月のこども』プロジェクトは、日本が誇る独自の風土や文化をアニメーションで表現、翻訳して世界に発信する「伝え手」になることを目指した、同LLPの新たな取り組みです。タイトルの「神在月(かみありづき)」は、一般的に「神無月(かんなづき)」と呼ばれる旧暦10月の出雲国(島根県)独自の呼称で、全国の八百万(やおろず)の神々が姿を消し出雲大社に集い、次の年の縁を結ぶ会議を行うとされています。今回の脚本は、神々が集まる場として古代から栄え、今も変わらず魅力に溢れる出雲と子どもをテーマに、制作する予定です。プロジェクトメンバーのひとりが島根県出身であり、制作への熱い意気込みを受けて今回のテーマに選びました。
クラウドファンディングのプランには、出雲や本映画にちなんだオリジナルグッズや、制作現場への参加権などを用意しました。クラウドファンディング目標額は1,000,000円で、目標額を達成すると、支援者は支援額に応じたプラン内容を受け取れる仕組みです。クラウドファンディング期間は、本日3月27日から5月7日までの42日間です。
クラウドファンディングのプラン
■期間
2019年3月27日~2019年5月7日
■プラン
プランは下記表の計3種類で、それぞれ内容の組み合わせが異なります。
※1 ご縁ポチ袋|キャラクター原案・出雲活版刷り(福銭入り)
『神在月のこども』描き下ろしキャラクター原案を、出雲の活版印刷室で刷り出したポチ袋に、 神話の国縁結び観光協会の公式「ご縁袋」を封入した縁起のいいアイテムです。映画が無事完成した折には、原風景と出会いに出雲地方を訪れ、中に入った福銭をお参りのお賽銭にする、といった使い方ができます。
※2 出雲暦カレンダー|イメージボード・出雲活版刷り(旧暦・神在月始まり)
『神在月のこども』描き下ろしイメージボードを表紙に、出雲の活版印刷室で刷り出した卓上カレンダーです。「神在祭」をはじめ、出雲大社でとりおこなわれる主な神事が記された“出雲暦”をめくり、2020年の完成と公開を目指す本映画を、制作の歳月とともに一緒に楽しめます。
※3 縁の下の力持ちBackseat Staff Pass|イメージボード・出雲活版刷り
『神在月のこども』描き下ろしイメージボードを表面に、出雲の活版印刷室で刷り出したID付きパスです。制作の舞台裏(バックシート)に出入りできるメンバーとして、制作時にはリサーチやロケハン、完成時にはプレミアイベントなどに参加・招待・紹介される、縁の下の力持ちになることができます。
※4 縁会参加権|キックオフ打入り・島根県開催(2019年5月予定)
『神在月のこども』主要制作スタッフ(脚本陣、監督陣、プロデューサー陣、アニメーター等)による作品の完成を祈念した「出雲大社」詣、神在月に八百万の神々が到着される「稲佐の浜」のロケハン、同晩のアニメーションの完成を祈って行う打入り(宴会)に同席できる参加権(飲食代込)です。
https://first-flight.sony.com/pj/kamiarikodomo
クリティカ・ユニバーサル代表、四戸俊成氏のコメント
日本各地では『神無月(かんなづき)』と呼ばれる10月が、出雲地方では『神在月(かみありづき)』と呼ばれる由縁。それは八百万(やおよろず)の神々が全国から姿を無くし、翌年の縁を結ぶ会議のため、出雲に集うという云われでした。森や木々、海や川、全てに宿る神々が、在る月、出雲に集う。そんなユーモラスな『神在月』の魅力をアニメにのせて描きます。主人公は、現代を生きる、カンナという女の子。母親の他界で、大好きだった走ることが嫌いになってしまった少女。その彼女が、在る月、まわりはじめた神々の⻭車によって、出雲へ向けて走り出す物語。目指すは2020年のアニメーション映画公開です。島根・出雲、読んで字のごとく“この島国の根”と名づけられた神話の土地へ駆けるロードムービーを制作し、2020年、世界がもっと日本を知りたいと思う頃に届けることを夢見て駆けています。
クリティカ・ユニバーサル有限責任事業組合 概要
組織名:クリティカ・ユニバーサル有限責任事業組合 (cretica universal.LLP)
代表者:四戸俊成
設立:2009年
所在:神戸市中央区山本通3-21-15 1F
ホームページ:http://cretica.co.jp/
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※報道関係からのお問い合わせ先
ソニー株式会社広報代理 株式会社ブレインズ・カンパニー *2019年4月1日以降: 株式会社プラップジャパン
E-Mail: Sony.News_Info@pjbc.co.jp *2019年4月1日以降: Sony.News_Info@prap.co.jp
※支援者ほか一般からのFirst Flight・本プロジェクトに関するお問い合わせ先
問い合わせフォーム: https://first-flight.sony.com/contact
関連URL
・Sony Startup Acceleration Program(SSAP)
https://sony-startup-acceleration-program.com/
2014年、ソニーのスタートアップの創出と事業運営を支援する「Seed Acceleration Program(シード・アクセラレーション・プログラム/SAP)」として開始。アイデア出しから事業運営、販売、アライアンスに至るまで総合的に支援する仕組みを整備。これまでに国内外で750件の新規事業案件を審査し34件を育成、14の事業立ち上げを通じて培ってきた経験やノウハウを、スタートアップ支援サービスとして社外にも提供。2018年12月より、ソニー本社オフィス内に、社外の新規事業プロジェクトが入居可能な専用スペースが設置されるなど、社外との連携を強化。2019年2月20日より、名称を「Sony Startup Acceleration Program(SSAP)」に変更。
・ソニー株式会社 ニュースリリース 2018年1月15日
ソニーのクラウドファンディング・ECサイト「First Flight」の利用を含めた新規事業の加速支援サービスの提供を開始。本日より、専用ページからの申し込みを受付
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201801/18-007/index.html
・新規事業支援サービス | First Flight – Sony
https://first-flight.sony.com/departures-gate
・ソニー株式会社 サステナビリティレポート 2018年8月29日更新
イノベーションを生み出すプログラム スタートアップの創出と事業運営を支援するプログラム「Sony Startup Acceleration Program」
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr_report/innovation/index3.html