TAICCAがライセンシングジャパンエキスポで上位14社の台湾IPキャラクターを遠隔から紹介

SparkAmplify, Inc.のプレスリリース

台湾文化内容策進院(文策院)は本日、アジア最大規模のイベント、ライセンシングエキスポジャパンに参与する台湾ブランドを発表しました。IPへの深い理解と経験値を基に、日本キャラクターブランド・ライセンス協会(CBLA、以下: 日本キャラクター協会)は日本市場において最もポテンシャルを持つトップ10のブランドキャラクターを選出しました。代表者リストには、知名キャラクター、イラストとゲームのブランド、LINEスタンプのオリジナルキャラクターなどが名を連ねています。台湾のIPメーカーは4月14日から4月16日までの間、台北の創新基地 (digiBlock Taipei) にて日本の人気IPブランドと協力し、海を超えて東京で行われる展示会に参加する予定です。
●展示会名称:「第11回 ライセンシング ジャパン<キャラクター&ブランド 活用展>」(「コンテンツ東京 2021」内)
●日時:2021年4月14日(水)~16日(金) 10:00~18:00 ※最終日のみ17:00終了
●会場:東京ビッグサイト 南展示棟

 

文策院は9日、台湾のグルメを愛する「MILUEGG」、愛らしくて人気の高い「PONCORGI」、キャツアイ星雲からやって来た可愛い黒猫の「KURORO地球探検隊」、トーストから飛び出したお餅の白猫「majimeow」、LINEの公式スタンプにおいて三年連続上位にランクインしている「DOCA」、ネットで話題のイラストレーターが創った「SINKCOMIC」、LINEのオリジナルマーケットを最速で殿堂入りし、怠け癖と「同音異義語ネタ」で若い人々に愛されている「thenothingseal」などのノミネート候補者リストを発表しました。

ライセンシング エキスポ ジャパンに出展する台湾のIP代表10組のキャラクターは、文策院が昨年日本キャラクター協会と提携し、共同で組んだ「国際評価チーム」によって選抜されました。また、LINEスタンプの人気オリジナルキャラクターを4組招待し、共同で日本市場に進出します。日本キャラクター協会の専務理事の陸川氏と評価チームは「今回選ばれたキャラクターはどれもとても個性的です。キャラクターの世界観をとっても、台湾の作品は非常に優れています!」と話しています。

文策院の理事長丁曉菁は「日本のキャラクターIP産業は活況に沸いており、台湾のキャラクターIPも近年では日本でブランドの個性と競争力をアピールしてきました。そして現在、日本キャラクター協会と協力し、地元に合ったプロモーションを実施し、台湾のキャラクターIPを東アジアの市場へ開拓しています。また、台湾ユーザーに大好評され、過去七年間、台湾のクリエイターを成功へ導いたLINEスタンプも今回のイベントに参加します」と語っています。LINEスタンプ側は「現在LINEスタンプのプラットフォームには45万人を超えるクリエイターがいます。文策院との提携を通じて、ポテンシャルの高いオリジナルキャラクターが台湾を飛び出し、日本のマーケットに進出することを楽しみにしています」と話しています。

同国際評価チームは2月5日に日台オンライン評価会を開催し、日本市場に対して「受け入れられやすく競争力を持つこと」と「ポテンシャルが高いこと」を基準に、数多くのオリジナルキャラクターIPの中から10組を選出しました。入選したキャラクターはOPUS、KURORO 宇宙探査隊 、awa’s life、MILUEGG、HOOHOOLAB、PONCORGI、MeiMei X MrHH、majimeow、Takokuma、TAIWANIMALです。また、文策院はLINEスタンプと提携し、LINEスタンプにおいて実績を上げているクリエイターに選考への参加を促してきました。その中から Doca、Sinkcomic、FoodieG、thenothingsealの4名の台湾キャラクターが選抜されています。

日本に進出し、すでに一歩目の成果を上げている台湾のオリジナルキャラクターIPもあります。KURORO 宇宙探査隊とmajimeowはそれぞれ今年2月に日本を代表するコンビニと提携し、コラボ商品を発売しています。文策院は今後もグローバルマーケットでのポテンシャルを持つパートナーとの協力を続け、より多様で象徴的な台湾キャラクターの国際ブランドを確立していきます。今年度第11回ライセンシング エキスポ ジャパンは4月14日から16日まで東京で開催される予定です。

<出展プロパティ紹介>
■Awa’s life(アワ)

台湾の昔の主食である小米から発想されたキャラクターで、「小米柴犬」という。主人公のアワは、純朴で可愛く、人を助けるのが好きで、皆と一緒に居ることが大好き。アワ以外にも可愛い犬が登場する。
 
【選評】
丸さを活かしたキャラクターがかわいく、日本人も好むテイストでライトなファン層からも受け入れられそうだ。台湾の書店で商品コーナーも展開されており、実績の高さとファンシーキャラクターとしての完成度は高い。
 
・News:https://brand.sparkamplify.com/achtung
 
■HOOHOOLAB

院長のホワイトは、HOOHOOLABの創設者で、アルビノの台湾亜種ツキノワグマである。小さい頃にいじめられて、右耳が半分無くなった。腹黒い性格の反面、実は院内の仲間が大好き。魚屋から逃げたへーデイ、人間界へ追放されたジェード、不器用なパン、気まぐれなヒトミ、ゴシップ好きなタピオカ、そしておてんば娘のゲゲは、みんな独特な性格と過去の傷を持つ。HOOHOOLABのなかで賑やかな毎日を過ごしている。

【選評】
キャラクターの設定や世界観にオリジナリティがあり、おもしろい。“病院”というテーマは一見キャラクターとは逆の立ち位置にありながら、デザインがポップで、他のキャラクターにはない理念も評価が高い。withコロナ時代にもマッチしており、今後に期待したい。
 
・News:https://brand.sparkamplify.com/weido
 
■Kuroro Space Cat(クロロ)

クロロは、遥か宇宙のキャッツアイ星雲NGC-6543からやってきた宇宙特派員「kuroro-22222」。好奇心が旺盛で、宇宙人仲間のミド、魚星人、ジョリーとともに、面白いこと、楽しいことを集めながら旅をしている。
 
【選評】
日本での知名度もあり、世界観や設定などのクリエイティブやビジネスブランディングのクオリティが高く、完成度の高いキャラクター。より世界観やキャラクター性を伝えていくための戦略やグローバルでヒットさせるための仕掛作りなど、ワンステップ上にいくための成長が期待される。
 
・News:https://brand.sparkamplify.com/kuroro-ku-lao-lao

■majimeow(もちにゃん)

もちにゃんは、白いお餅でできたネコ。餅載せハニートーストをオーブンで焼いたら、一個のお餅がネコの形になった!とても可愛くて「にゃんにゃん」と鳴くから、「もちにゃん」と名付けた。もちにゃんは、食べること、遊ぶこと、寝ることが大好きで、大好物は苺。ちょっと怠け者で、1回座ったらなかなか立ち上がらない、ベッドに入ったらなかなか出たがらない。一日中ボーッとして、寝たりゴロゴロしたりするだけの生活が大好き。その怠け者のもちにゃんでも、シャボン玉やお菓子を持っている人を見かけたらすぐ立ち上がって付いていく。本当によくわからないネコ。それでも、みんなに好かれるもちにゃんだ。
 
【選評】
台湾での実績は素晴らしく、かわいらしいキャラクターのテイストは日本人にも好まれる。日本企業とも協業の実績があり、さらなるファン拡大を望める足掛かりはあるため、今後に期待したい。
 
・News:https://brand.sparkamplify.com/majimeow

■MeiMei X Mr. HH(メイメイ・HHさん)

台湾新世代女子の代表で、何に対してもズバリと言い、ネット上の噂やデマを見抜く。ぽっちゃりなマシュマロ体型のMEIMEIは、通常の美学をブチ破って、自由奔放な魂を持っ。かわいくて万能なルックスと独特の着こなしで、多くの雑誌の表紙を飾ってきた彼女は、誰もが勇気と自信を持って、ファッションで自分らしさを表現してほしいと願っている。
 
【選評】
特出したオリジナリティと時代を見事に捉えたコンセプトが素晴らしいと高い評価を獲得。すでにグローバルな実績もあるが、ファッションやアーティスト、ライフスタイルなど、さまざまな展開への広がりに大きな可能性を感じる。
 
・News:https://brand.sparkamplify.com/meimei-x-mrhh

■MILUEGG(ミルエッグ)

ルササ町のなかで1番親切で人助けが好きで、誰か困ったら必ず助けに行く。しかし、ドジっ子な彼はいつも不器用で失敗してしまう。
 
【選評】
台湾にゆかりのある食材をモチーフにしたコンセプトが斬新でおもしろい。魅力となっている“台湾らしさ”といったローカル性をより押し出し、差別化を図ることで、さらなるヒットが見込めるキャラクターだ。
 
・News:https://brand.sparkamplify.com/miluegg

■OPUS

李思毅(Brian Lee)によって紡がれるSF《OPUS》の世界は、2015年に発表された《OPUS: 地球計画》をスタートとして、続く《OPUS: 魂の架け橋》でも着実にファンを獲得し、そして今年21年にも待望の新作《OPUS:星龍の響(仮題)》をリリースする予定だ。現時点の《OPUS》ダウンロード数は、世界合計で1,000万人を突破し、「東京ゲームショウ」でも栄誉ある「センスオブワンダー」のファイナリストに選出された。さらに台湾ゲーム史上初の「ファミ通:プラチナ殿堂入り」を果たすなど、数々の権威ある賞を受賞している。
 
【選評】
壮大な世界観で、ゲームコンテンツとして素晴らしい。ゲームとしての実績も多数あるが、日本に参入するためにはさらに1歩アイデアが必要で、しっかり作り込まれた世界観はブランドとしても可能性を感じる。
 
・News:https://brand.sparkamplify.com/sigono

■Poncorgi & friends(ポンポン)

ぽっちゃりでやんちゃなコーギー犬で、ハート形のお尻が特徴。少しドジっ子な一面もあるが、誰とも友達になれる明るい性格を持つ。近所の柴犬三兄妹のツァイツァイ、メイメイと黒ちゃんと仲良く、ポンポンの大好きなおもちゃでいつも一緒に遊んでいる。
 
【選評】
正統派で普遍的なテーマを持ったキャラクターで、人気はもちろん、海外での実績も素晴らしい。かわいいキャラクター性を活かしたコンテンツの拡大にも高い期待が寄せられる。

・News:https://brand.sparkamplify.com/characterexpert

■TAIWANIMAL(タイワニマル)

“いっしょに生活する5人の良い友達”体に雫のような斑点とハート形のお尻を持って、よく寒い冗談を言う花立漉(リルデア)は、鉤鉤熊(ゴゴベア)、小虎猫(トラネコちゃん)、雨語蛙(レイニングカエル)、小番犬(トマトドッグ)を連れて、一緒に森林を出て、お互いに真心をこめて助け合い、生活をして、面白い世界を探求している。
 
【選評】
個性的なフォルムや味のあるデザイン、世界観はグラフィカルで美しい。商品もおしゃれで機能的でかわいく実績も素晴らしい。完成度が高いキャラクターなため、今後の展開が期待される。
 
・News:https://brand.sparkamplify.com/taiwanimal

■Takokuma(タコクマ)

海島生まれで、天真爛漫。嫌なことはすぐに忘れてしまう。大好物はリンゴで、一気に12個のリンゴが食べられる。旅で多くの友達と知り合うことになる。隠し技は変身し大きくなることだけど、未だに見た人は誰もいない。
 
【選評】
シンプルで分かりやすく、洗練されたターゲットに対して、深い訴求力を持っている。絵本発のキャラクターなため、世界観とキャラクター設定にブレがなく、1度見たら忘れないグラフィックもセンスが良い。
 
・News:https://brand.sparkamplify.com/takokuma
 
■DOCA

犬や猫の日常の面白いことを描いているDOCAチャンネルには、22種類のキャラクターがおり、まるで人のような動きをするのが特徴。メインキャラクターはTrouble(トラブル)、Rice(ライス)、Bubble(バブル)。作者のCo-Blueは、幼い頃から犬や猫が好きで、犬や猫と一緒に育った。そこからインスピレーションを得て、Trouble&Riceのスタンプを制作した。Trouble、Rice、Bubbleは14年にDOCAチャンネルに登場し、仲良し3人組による日常の面白いストーリーで数多くのファンを惹きつけている。DOCAチャンネルのスタンプは、公式スタンプで3年連続で売上ランキングベスト5にランクインし、台湾のファンの間で人気を博している。
 
【選評】
台湾ですでに高い人気を獲得しており、ファンの多さが武器に。キャラクターのプロファイルもしっかり作り込まれており、ストーリーもあるため、SNSを含めたメディア展開などの可能性を感じる。
 
・News:https://brand.sparkamplify.com/doca
 
■FoodieG(ピヨコ)

丸くてぽっちゃりで愛くるしい食いしん坊のピヨコ。食べるのが好きな友達と一緒に、「食べる・飲む・遊ぶ・楽しむ」場面で登場する。メインキャラクターは食いしん坊のピヨコ、すずめ君、のり君、ぶた君。イラストやマンガを通して、くだらなくも温かみのある面白いストーリーをファンに届けている。充実した生活のさまざまな一コマから、ファンに楽しみと癒しの時間をもたらす。作者が好きなのは動物と美食を描くこと。創作初期の頃はメインキャラクラーが決まっていなかったが、ピヨコが丸くてかわいいというファンの声が特に多かったことから、ピヨコのストーリーを増やし始め、「食いしん坊なピヨコ」が誕生した。
 
【選評】
ふくよかなキャラクターがユーモアと包容力を、また“食“を通してキャラクター性を表現している点に親近感を感じさせる。世界観やストーリーに共感が持て、デザインの完成度も高く、日本でも受け入れられそうだ。
 
・News:https://brand.sparkamplify.com/foodieg
 
■SINKCOMIC(ニャーニャーアルパカ)

作者のハンドルネーム「SINKO」とマンガの「COMIC」の組み合わせで、SINKOが制作したネットマンガ作品のことを指す。作者のSINKOは、13年に猫を飼い始め、その頃から徐々に猫のキャラクターや猫の生活を描いた作品が増え始めた。18年からは飼っている3匹の猫の頭文字を取って、猫シリーズの商品を「MEOW MEOW ARUPACA(ニャーニャーアルパカ)」シリーズと名づけた。大好きな猫の日常をイラストにしてファンと共有し、SINKOの喜び溢れる猫の世界を感じることができる。
 
【選評】
個性的で「びっくりした目」が記憶に残るキャラクター。キャラクターも商品もデザインに統一感があり、台湾での実績も申し分ない。すでに日本向けのサイトもオープンしており、ローカライズ展開している点が素晴らしい。
 
・News:https://brand.sparkamplify.com/xin-ka-mi-ke

■thenothingseal

白くて丸いアザラシ「小海豹」は、19年10月21日に誕生。「やる気の無さ、ヘタレ、萌え」が特徴で、「シンプル、可愛い、無害」をメインテーマにしている。漫画で描いたアザラシちゃんの物語は「日常から発想する漫画」として、多くのファンに愛されている。また、LINEクリエイターマーケットスタンプでは、わずか8カ月で殿堂入りという史上最速の記録を打ち立てた。作者は海洋生物が大好きで、特にアザラシは元々可愛いエフェクトを持っている動物だと思っているところから着想を得て、暇そうなアザラシちゃんのイメージが生まれるまで、ゆっくりアイデアと時間を重ね、誕生した。
 
【選評】
シンプルかつ日本人も好むテイストで、普遍的なかわいいフォルムは時代を超えて愛されている。“ゆるさ”が癒しを与え、シンプルで自由裁量性も高いため、さまざまな展開に可能性がある。
 
・News:https://brand.sparkamplify.com/thenothingseal
 

● 文化内容策進院・TAICCA (https://taiwancharacter.taicca.tw/)
    
Twitter: @TaiwanFriends
    文化コンテンツの産業化、国際化を促進する独立行政法人。2019年に設立され、台湾の文化や科学技術、経済     エネルギーを統合し、それらのコンテンツによって台湾文化ブランドのカタチを作り出すことをミッションと
    している。

● ライセンシング・ジャパン (https://www.licensing-japan.jp/)

● キャラクターについてのお問い合わせ
     
担当: Sogen Lee  success@sparkamplify.com

 

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