現役法医解剖医が「女性の死」について言及したノンフィクション書籍をコミカライズ化!

株式会社双葉社のプレスリリース

私は日々、「死」から「生」を見ている。どのような死を迎えるかは、その人がどのように生きたかと密接につながっている。
――そう語るのは、現役法医解剖医であり、20 年にわたりおよそ3,000体の遺体を解剖してきた西尾元氏。

 

あまり知られていないが、法医解剖には「司法解剖」「調査法解剖」「監察医解剖」「承諾解剖」の4つがあり、よく耳にする司法解剖は、‶事件性がある″と疑われた場合に行う犯罪捜査目的の解剖だが、その数はさほど多くはない。
西尾氏の法医学教室で行わているのは、‶事件性がない″と判断された異状死体に対する調査法解剖(主に身元不明者を対象に犯罪の見逃し防止のために行う)と、死因究明のため遺族の承諾のもとに行う承諾解剖がほとんどで、遺体の男女比はおよそ7対3と、圧倒的に男性のほうが多い。
だが近年、西尾氏は「どのような死を迎えるか」という問いは、今後、女性にとって避けられない重要なテーマになると考えるようになったという。
それは、女性の生き方が多様化し、生涯にわたり仕事を続ける人や、結婚という選択をしない人も増え、そうした生き方の変化が、死に方にも大きな変化をもたらす予兆を感じているからだという 。
 

<書籍概要>
【タイトル】:女性の死に方
【著者名】:(原作)西尾 元 兵庫医科大学法医学講座主任主任教授 / (漫画)あらいぴろよ
【価格】:900円(本体818 円)
【判型】:A 5 判
【発売日】2021 年 4 月 27 日 
【内容】:解剖経験にもとづいた女性の死の背景にある問題
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https://taishu.jp/articles/-/93799
 

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