HashPort:NFT子会社Hashpaletteが国内初となるIEOをコインチェックにて実施へ

株式会社HashPort株式会社HashPortのプレスリリース

ブロックチェーン分野のコンサルティングとシステム開発を行う株式会社HashPort(東京都文京区、代表取締役:吉田 世博、以下当社)のNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)分野の子会社である株式会社Hashpalette(東京都港区、代表取締役:吉田 世博・松原 裕樹、以下 Hashpalette)は、国内で初めてとなるIEO(Initial Exchange Offering)を実施することをお知らせ致します。Hashpaletteが2021年3月にテストネットをローンチした、NFT特化ブロックチェーン「パレット(Palette)」のユーティリティトークンである「PLT」を今年夏に販売する予定です。

■IEO(Initial Exchange Offering)について
「IEO」は、トークン発行によるコミュニティの形成・強化や資金調達を、暗号資産取引所が支援するものです。企業やプロジェクト等の発行体が、ユーティリティトークンを電子的に発行することで資金調達を行う仕組みであるICO(Initial Coin Offering)の中でも、暗号資産取引所が主体となって発行体のトークン販売を行うモデルを指します。IEOは近年注目を集めており、海外で多くの事例があります。国内でも改正資金決済法施行以降、ガイドライン策定等の制度整備がなされてきており、本件が本邦初の事例となります。

■NFT特化ブロックチェーン「Palette」について
「パレット(Palette)」はマンガ・アニメ・スポーツ・音楽といったエンターテイメントコンテンツのNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)形式での流通に最適化されたブロックチェーンネットワークです。

Paletteはエンターテイメント領域におけるデジタルコンテンツの発行・管理・流通に特化しています。2021年3月に、世界時価総額ランキング上位のブロックチェーンプロジェクト4社、業界トップクラスの暗号資産取引所3社、東証一部上場企業2社を含む計12社をコンセンサスノードに迎え、共同でテストネットを運用しております。
また、クロスチェーン技術を実装していることも大きな特徴であり、発行したNFTはPalette以外のブロックチェーンネットワークでも利用することが可能です。現在、イーサリアム(Ethereum)をはじめとする3つのブロックチェーンネットワークとのクロスチェーンに対応しており、NFTの発行及び流通のハブとして対応先を今後順次拡大していく予定です。
 

■ユーティリティトークン「PLT」について
「パレットトークン(ティッカー:PLT)」は、イーサリアムブロックチェーン上で発行されますが、パレットエコシステムにおけるコンセンサスノード運営報酬の支払い、スマートコントラクトの発行手数料(GAS)の支払い、NFT売買の決済などの用途で使用されます。
NFTの決済に「PLT」を用いることで、NFTの送付と金銭の受け渡しを同時に実施することが可能となり、安全な2次流通市場を構築できます。また、「PLT」は、パレットの維持・運営におけるインセンティブ設計においても重要な役割を占めます。パレットは、独自のエコシステムを展開する事でNFTの移転や発行にかかる手数料を抑えることができます。同時に、クロスチェーン機能により発行されたNFTは特定のブロックチェーンに依存しない永続性も担保しております。ネットワークは、コンセンサスノードの投票によって民主的に運営されており、著作権の保護等にも配慮した形でのNFT発行を可能にしています。

■株式会社HashPort代表取締役・株式会社Hashpalette代表取締役 吉田 世博のコメント
HashPortは、創業以来「すべての資産をデジタル化する」というミッションの下、デジタルアセットの地平を広げる事業を行って参りました。その中でも、最もマスアダプトが進んでいるデジタルアセットである暗号資産は弊社が注力する領域であり、多くの海外発暗号資産の日本へのマーケットエントリーに取り組んで参りました。それ故に、日本発で世界的に注目される暗号資産の創出は、長らく弊社の悲願でした。今回、コインチェック様、Link-U様をはじめ、多くのパートナーと共に本邦初のIEOを実施できることを大変嬉しく思っております。

今回のプロジェクトは、2020年8月の発表から取り組んで参りましたが、様々な困難をクリアしていく中で日本の暗号資産業界の力強い成長を改めて感じました。今回の暗号資産「PLT」のIEOでの販売は、Paletteにとって小さな一歩ではありますが、暗号資産業界にとって新しい市場の扉を開く、大きな一歩になることを願っております。

今後、今回の知見を活かして暗号資産業界の更なる成長に貢献して参りたいと考えております。引き続き皆様のご指導ご鞭撻を賜れますと幸いです。

■株式会社Hashpaletteについて
株式会社Hashpaletteは、当社と合計1,000万MAUのマンガアプリ群を運営する株式会社Link-U(東京都千代田区、代表取締役 松原 裕樹、東証一部)によって2020年3月に共同設立されました。同社は、NFT特化ブロックチェーンネットワーク「Palette」の開発をはじめ、NFTによるマンガ・アニメ・スポーツ・音楽といったエンターテイメントコンテンツのグローバル流通のための技術基盤の研究・開発を行っております。

■株式会社HashPortについて
HashPortは、「ブロックチェーンテクノロジーで日本を革新する」をミッションに、ブロックチェーンの社会応用を支えるソリューションプロバイダーとして事業を展開しております。暗号資産交換業者様を含む多くの国内企業様に、暗号資産関連のコンサルティングやシステム開発サービスを提供しております。また、海外の有力なブロックチェーンプロジェクトの日本における成功を支援するプログラムを提供しており、多くのプロジェクトの日本展開を成功させております。

会社名  :株式会社HashPort(ハッシュポート)
代表取締役:吉田 世博
本社所在地:〒113-8485 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟 360号
設立   :2018年7月13日
資本金  :204,353,528円
URL   :https://hashport.io/

事業内容 :
・ブロックチェーンに関するコンサルティング事業
・暗号資産交換業向けウォレットシステム開発事業
・NFTシステム開発事業

■採用情報
HashPortでは、「すべての資産をデジタル化する」というミッションの実現に向け、ソフトウェアエンジニア、事業開発責任者を積極的に採用しています。特にNFTに関心のある方を積極的に採用しております。ブロックチェーン技術や暗号資産に興味をお持ちの方、また、金融の「デジタル化」による社会変革に携わりたい方、コンタクトフォームよりエントリーをお待ちしています。

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■本件のお問い合わせ
pr@hashport.io(担当:高山)

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