株式会社ポニーキャニオンのプレスリリース
重要文化財の公衆浴場としては全国で初めて営業しながら保存修理工事を行っている道後温泉本館。「道後REBORNプロジェクト」として今しかないプレミアムなコンテンツを次々に展開。そんな道後温泉の展示会が、3月27日(水)から31日(日)まで銀座三越 9階 銀座テラスで開催され、道後温泉の先代の看板や鬼瓦、大型ジオラマの展示や、蛇口からみかんジュースの出るサービスなどが人気を呼んだ。初日となる3月27日には野志克仁松山市長、声優の水樹奈々、手塚プロダクションより手塚るみ子取締役が記者会見を行い、プロジェクトの今後の展開が発表され、手塚プロダクションが制作するアニメーション「火の鳥”道後温泉編”」の予告編が公開された。
■重要文化財の公衆浴場「道後温泉本館」は営業しながらの保存修理工事に
愛媛県松山市の観光のシンボル「道後温泉本館」は築125年を迎え、その歴史ある雄姿を次代に残すために、営業しながらの保存修理工事を行っている。松山市では日本最古の湯とも言われる道後温泉の魅力をより広くPRするため、手塚治虫がライフワークとして描き続けた「火の鳥」とコラボレーションした「道後REBORNプロジェクト」を昨年スタートした。2019年2月1日からは、本館北面に夏目漱石も訪れた明治時代の改築当時の「二の湯」の入口が復活。風情ある唐破風の上に、道後REBORNプロジェクトの火の鳥のオブジェを設置し、「火の鳥、到来」をキーワードに日本文化の「再生」をテーマにしたネイキッドによるライトアップが開催中。連日訪れる人々の注目の的となっている。
■道後REBORNプロジェクトのPRイベントを銀座三越で開催し大盛況
そして、この3月には日本を代表する繁華街、銀座の中心にある「銀座三越」に「道後REBORN」が「到来」。3月27日(水曜日)から3月31日(日曜日)までの5日間にわたり、9階銀座テラスにて、道後温泉本館の展示会が開催された。誰もが一度は目にしたことのある道後温泉本館に掲げられている初代看板や鬼瓦、大型ジオラマ、「火の鳥」解説コーナー、道後温泉の新たな温泉施設「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」で使用されている伝統工芸品などを展示。また、現在制作中の手塚プロダクション制作のオリジナルアニメーション「火の鳥”道後温泉編”」の予告編がいち早く会場限定で公開された他、道後温泉本館を高精細の4Kカメラで撮影、記録映像として制作した4KVR映像をドームで楽しめるエアドームや、道後温泉宿泊券等があたるお楽しみ抽選会、「みかん蛇口」でのみかんジュースの提供など、様々なイベントが行われた。会期中5日間で約12,000人が来場。巨大な道後温泉本館に掲げられていた先代の看板や鬼瓦、大型ジオラマを写真に収める人々や、飛鳥乃湯泉のコーナーでは愛媛の伝統工芸品の数々を眺めたり、愛媛の都市伝説を体現した、蛇口から出るみかんジュースの提供に列をなしたりと、連日、多くの来場者で賑わいを見せていた。
■オリジナルアニメーション「火の鳥”道後温泉編”」予告編公開
初日にとなる3月27日(水曜日)のオープニングには、野志克仁松山市長、手塚プロダクション・手塚るみ子取締役、そして現在制作中のオリジナルアニメーション「火の鳥”道後温泉編”」で声の出演を果たした愛媛県出身の声優、水樹奈々が制作発表記者会見に出席。道後温泉と手塚治虫原作「火の鳥」のコラボ−レションによる新作アニメ『火の鳥“道後温泉編”』の制作発表の会見が行われ、水樹奈々が「火の鳥」役を務めることが発表された。
「火の鳥」役を務めることについて、アフレコを終えた感想について水樹奈々は、「火の鳥は人智を超えた存在、そして何度も転生を行い、いろいろな方々や歴史に触れてきた存在。すべてを包み込むような、愛に満ちた存在。でも時に厳しさがあり、すべてを見守っていく包容力を持った声の表現ができるのかというところで、すごく緊張して収録に臨みました。特別な難しさがある役でした。」と述べた。
野志克仁松山市長からは、松山市営の道後温泉本館は、国の重要文化財の公衆浴場であり、世界から人が訪れる、日本の宝、世界の宝であること、将来の世代にこの宝を受け継いでいくため、営業しながら保存修理工事を行っていることが述べられ、今後のプロジェクトの推進への固い決意を語った。
また、道後温泉のファンの一人であると自負する手塚プロダクションの手塚るみ子氏からは、保存修理工事中しか見られないアニメーションやライトアップをはじめとする事業展開について、「本館が再生するまでの限られた期間のみとなりますので、ぜひ開催期間に足を運んでいただいて、二度と見ることがないであろう『火の鳥』と『道後温泉』のコラボレーションの妙を味わっていただければ」との熱い応援コメントが述べられた。
アニメーションはプロローグ『大国主と少彦名』(オオヌニヌシとスクナヒコナ)」と第1話「聖徳太子、来浴」が5月24日にYouTube等で公開予定。また、声優陣は火の鳥役に水樹奈々の他、大国主役に俳優、つるの剛士、少彦名役に声優の三森すずこ、など豪華な布陣であることが発表された。そして、会場限定で公開されていた予告編が、本日4月3日(水曜日)にポニーキャニオンYouTube公式チャンネルや、プロジェクトのオフィシャルサイト道後REBORN公式サイトで公開された。
■今しか見られないプレミアムなイベントが続々。道後REBORNプロジェクトの今後とは。
重要文化財の公衆浴場としては全国で初めて、営業しながらの保存修理工事を行っている松山市の道後温泉本館。工事中なので入浴出来ない、などの風評を払拭し、「日本文化の再生」をテーマに、永遠の生命の象徴である「火の鳥」をシンボルマークに、道後REBORNプロジェクトを展開していく。2019年4月27日(土曜日)からは現在道後温泉本館前で開催中の、ネイキッドによるライトアップ、「火の鳥・ネイキッドRe:LIGHT -再生への灯り-」に代わり、道後温泉本館プロジェクションマッピング「道後温泉×ネイキッド MESSAGE -火の鳥、到来-」がスタートすることも発表された。今回のゴールデンウイーク期間からスタートする新たな展開を見に、愛媛・松山の道後温泉を訪れてみてはいかがだろう。
<オリジナルアニメーション>
「火の鳥”道後温泉編”」予告編(77秒)公開中
YouTube https://youtu.be/E9nfh9OGDHQ
道後REBORN公式サイト https://dogoreborn.info
本編 2019年5月24日(金)公開予定
「火の鳥”道後温泉編”」
プロローグ「大国主と少彦名」
第1話「聖徳太子、来浴」
【キャスト・スタッフ】
大国主(オオクニヌシ):つるの剛士 少彦名(スクナヒコナ):三森すずこ
聖徳太子:田所陽向 猿田彦:小村哲生 ・ 火の鳥:水樹奈々
監督・絵コンテ:吉村文宏 脚本:増本庄一郎
キャラクターデザイン・作画監督:瀬谷新二 音楽:野見祐二
音響制作:ポニーキャニオンエンタープライズ アニメーション制作:手塚プロダクション
制作:ポニーキャニオン
© 2019松山市 © 手塚プロダクション
<道後温泉本館デジタルアートコンテンツ>
道後温泉本館プロジェクションマッピング「道後温泉×ネイキッド MESSAGE -火の鳥、到来-」
2019年4月27日(土曜日)~ 道後温泉本館北側
毎日 19時~21時30分 観覧無料
企画演出/NAKED Inc. 制作/ポニーキャニオン 音楽/野見祐二
(現在は道後温泉本館ライトアップ「火の鳥・ネイキッドRe:LIGHT -再生への灯り-」開催中
毎日18時~21時30分まで15分毎 観覧無料)
□ニュース配信 株式会社ポニーキャニオン