仮想空間上でアバターが会話できる「XD SPACE for Event」で、初のバーチャル同人誌即売会が実現

スペースラボ株式会社のプレスリリース

国内最大規模のバーチャルデザイナーを有するスペースラボ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:柴原誉幸、以下、スペラボ)が提供する、バーチャル展示会プラットフォーム「XD SPACE for Event」が、2021年7月16日〜18日に開催される、大規模同人誌即売会「Vマ(ぶいま)+ベータ版」( https://vma.virtual-space-market.com/ )に導入されることを発表いたします。

スペラボが提供する「XD SPACE for Event」は、アプリのダウンロードを必要とせず、Webブラウザから仮想空間上にVR展示会を開設できるサービスです。これまでのオンラインイベントにありがちな「周りの反応がわからない」「孤独感を感じる」「反応にタイムラグがある」といったコミュニケーションの課題を、「見る」「話す」「聞く」という行為に双方向性を持たせることで解決します。

来場者は、自身の分身であるアバターで入場し、まるで対面しているかのように他の来場者や出展者と接することができます。また、自由に歩き回るかのように空間を楽しめるほか、さまざまな方向から、展示物を見たり体験することができます。さらに、他の来場者の存在や動きもリアルタイムで見えるため、会場全体の賑わいが視覚と聴覚から、リアルに近い体験として感じ取ることができます。

今回のオンライン開催によって、これまで同人誌を販売する場所を失っていた多くのファンの方々や、関連企業に新たな機会を届けます。

スペラボは、今後も3DCGを使い、オンラインの顧客体験に革新をもたらすサービスの実現に取り組んでまいります。

■ 「XD SPACE for Event」を活用した「Vマ(ぶいま)+ベータ版」のみどころ
   体験動画

 

  • 参加サークル約500組、のべ1万人の来場者に対応
  • 会場全体の賑わいや各ブースの出展者と参加者同志の自由なコミュニケーションを再現
  • 会場内を自由に散策でき、その場で仲良くなった参加者同士によるグルーピング(少人数単位での)会話も可能
  • 来場アバターが持つ紙袋は12色から好きな色を選択可能。推しのキャラクターカラーを表現することができます

  • ​各サークルブースでは1on1の商品説明や、商品展示、購入も可能

■ 「Vマ(ぶいま)+ベータ版」について
「Vマ(ぶいま)+ベータ版」とは、コロナ禍でイベント中止が続く昨今、「せめてネット上で開催できたらいいのにね」のひとことから始まった、同人を愛する有志による同人誌即売会です。パソコンのブラウザ上でゲームのように楽しむことができる「バーチャルスペースマーケット powered by XD SPACE」というシステムを利用しています。尚、本ベータ版による試験開催後、ユーザビリティの向上のためのサービスのアップデートを行い、9月に本開催を予定しています。

■ 「Vマ(ぶいま)+ベータ版」開催概要
開催期間:2021年7月16日(金)〜18日(日)10:00~17:00
主催:【 Vマ+運営委員会 】
・Vマ+運営委員長 妖華 
・銀狼亭 三蛙 
・発酵の美少女会(有志)
公式HP:https://vma.virtual-space-market.com/

■大規模同人誌即売会について
大規模同人誌即売会は、1975年開催以来40年近い歴史をもち、多くの愛好家に親しまれる日本の伝統的なイベントです。通常、年2回東京国際展示場(東京ビックサイト)を使用し、開催されています。
コミケ当日に会場に来られない方が、Twitterを中心としたSNS上で2020年より開催し始めた、オンラインイベント「エアコミケ」が、2021年の「コミックマーケット99」開催延期に伴い感染症対策として開催されるなど、オフラインでの会場の収容人数を抑える取り組みがなされています。

■ 「XD SPACE for Event」について

<特徴>
1.プッシュ型の営業ができる
来場者同士での相談や出展者への質問など、双方向で豊かなコミュニケーションができます。対面で会話できるので、プッシュ型の営業も可能です。また、来場を業種ごとで色分けするなど、見込み客を選別した効率的な営業が期待できます。

2.自由に歩き回るかのように空間を楽しめる
キーボードのカーソルを操作して現実空間のように会場を歩くことができます。マウスで視点を動かしたり、製品をクリックして詳細を見ることもできます。また、話している人に近づくと徐々に声が聴こえてくるなど、「人の存在感」や「臨場感」を味わえます。

3.​目の前にあるかのように立体感を感じる

製品サンプルは3Dモデルで展示ができます。現実空間では展示が難しい巨大な船や極小のチップが、まるで目の前にあるように実現できます。また、工業製品の内部構造をモーショングラフィックで説明すれば、見る人はよりわかりやすくイメージすることができます。

<機能>
●オンタイムコミュニケーション
音声やテキストによるチャットで、自己紹介や質問が可能です。実際の展示会のように名刺交換を行い、見込み客のリード獲得に繋がります。

●オンライン商談

出展者が契約しているWeb会議システムを使用し、オンラインでの面談が可能です。デジタル上の資料や映像を見てもらいながら商談ができます。

●リアルタイム配信
オンラインのビデオ配信により大通信に対応したウェビナーやライブ等を開催できます。展示会での情報発信により集客効果が得られます。

●資料ダウンロード
ビジュアルパネルで会社や製品を訴求し、自社HRやECサイトへリンクさせることで、来場者にアピールできます。カタログや新製品の資料の閲覧及びダウンロードが可能です。 

●EC決済・CMS機能
出展者は販売商品や自分のブースを装飾するためのロゴや看板・ポスター画像などをCMS機能によって独自にカスタマイズが出来ます。また、展示した商品を販売することもできます。

■ スペースラボ株式会社について https://spc-lab.jp/
スペラボ社は、東京、名古屋、大阪を拠点に50名以上のバーチャルデザイナーが所属する国内最大規模の3DCG制作会社です。「価値に奥行きを、世界に感動(ワクワク)を」をビジョンに、バーチャルプラットフォーム「360 SPACE」「XD SPACE」を独自開発するなど、バーチャル空間における新たなコミュニケーションの可能性を模索しています。

代表取締役 柴原誉幸 コメント

一番のポイントは、これまでのバーチャル展示会サービスでは、システム構築上実装が難しかった、ECとCMS機能を導入できたことです。
出展者が自分で販売商品画像や、ブースを飾るためのロゴや看板、ポスター画像などをカスタマイズできるようになったことで、出展者の自由度も広がり、主催者側の労力も大幅にカットする事ができました。
これにより多くの大規模イベント主催者の皆様がバーチャルイベントを気軽に開催できるようになるでしょう。

大規模同人誌即売会は、ブースに居る作家に気軽に話しかけ、ファン同士の交流を楽しめることができる事が、最大の楽しみだと思います。バーチャル上でも、そのような交流や楽しみが生み出されると嬉しいと考えています。

会社概要
商号:スペースラボ株式会社
代表者:代表取締役 柴原誉幸
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビル1号館6F
事業内容:バーチャル空間設計、建築パース制作、VR/ARコンテンツ制作、ウォークスルー動画制作、CG制作における人材育成・組織コンサルティングなど

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