株式会社小学館のプレスリリース
“ふたりを誰よりも深く結びあわせ、同時に破滅をもたらしたもの。それが、セックスだった───” 思春期の不器用すぎる恋を鮮やかな筆致で描き出す。大人になった主人公・冴の思いが胸に迫る。忘れられない誰かに会いたくなる物語。
4月16日の発売を前に、デジタル少女漫画誌【&フラワー】[https://andflower.shogakukan.co.jp/]でコミカライズ連載中、【CanCam.jp】 [https://cancam.jp/] で大型試し読み連載始動、発売前から話題沸騰の作品! ── うつくしくもなんともないわたしの体を、彼はまるで世界でいちばんこわれやすいもののように、ていねいに扱ってくれていた。
雛倉さりえ『もう二度と食べることのない果実の味を』2019年4月16日頃発売 定価:本体1,500円+税
https://www.shogakukan.co.jp/books/09386539
17歳で「女による女のためのR-18文学賞」で鮮烈なデビューを飾った雛倉さりえ。あれから6年たった今、満を持して刊行する衝撃作。
【STORY】高校受験のために勉強に励む冴は、学年成績2位を誇り、クラスの中で近寄りがたい存在。ある日、クラスの女子に掃除当番を押しつけられた冴は、学年トップの土屋くんと教室で二人きりに。受験のストレス、クラスで浮いた存在、姉へのコンプレックス、様々な鬱屈が絡み合い、好きでもない、ただそこにいただけの土屋くんにキスをしてしまう。二人は、その後、学校や家の人に隠れて逢瀬を重ね、危険な遊びへ身を投じていく。二人に切なすぎる結末が待ち受ける。
デジタル少女漫画誌【&フラワー】[https://andflower.shogakukan.co.jp/]でコミカライズ
『もう二度と食べることのない果実の味を〜甘くて苦い15歳の衝動〜』著:藤峰やまと/原作:雛倉さりえ、月1回連載中!
【CanCam.jp】 [https://cancam.jp/] では原作の大型試し読み連載、毎日更新!
雛倉さりえ(ひなくら・さりえ)
1995年滋賀県生まれ。近畿大学文芸学部卒。早稲田大学大学院文学研究科卒。第11回「女による女のためのR-18文学賞」に16歳の時に応募した「ジェリー・フィッシュ」でデビュー。 のちに映画化。最新作に『ジゼルの叫び』がある。