『第24回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展』日本科学未来館にて2021年9月23日(木)-10月3日(日)開催

文化庁メディア芸術祭事務局 [CG-ARTS]のプレスリリース

文化庁では「第24回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」を2021年9月23日(木)から10月3日(日)まで、東京・お台場の日本科学未来館を中心に開催します。
第24回文化庁メディア芸術祭は、世界103の国と地域から応募された3,693作品の中から、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4つの部門ごとに、大賞、優秀賞、ソーシャル・インパクト賞、新人賞、U-18賞を選出しました。また、世界34の国と地域から応募された114作品の中から、フェスティバル・プラットフォーム賞を選出しました。あわせてメディア芸術分野に貢献のあった方へ功労賞を贈呈します。
受賞作品展では、多様な表現形態を含む受賞作品と、功労賞受賞者の功績を一堂に展示します。
関連イベントは決定次第、公式ウェブサイトで公開します。

 

  • 第24回文化庁メディア芸術祭受賞作品展開催概要

開催期間
2021年9月23日(木)-10月3日(日) ※火曜休館日
会場
日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)
サテライト会場
CINEMA Chupki TABATA、パナソニックセンター東京、スパイラルホール、 池袋HUMAXシネマズ、分身ロボットカフェDAWN ver.β
※会場への当芸術祭へのお問合せはお控えください。お問合せは事務局までご連絡ください。
入場料
無料
主催
第24回文化庁メディア芸術祭実行委員会
会長
都倉 俊一(文化庁長官)
運営委員
建畠 晢(多摩美術大学長)/ 古川 タク(アニメーション作家)
公式ウェブサイト
https://j-mediaarts.jp
Facebook
https://www.facebook.com/JapanMediaArtsFestival
Instagram
https://www.instagram.com/japan_media_arts_festival/
Twitter
https://twitter.com/JMediaArtsFes
 

  • 第24回文化庁メディア芸術祭受賞作品

■アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガ部門

アート部門 大賞​
作品名:縛られたプロメテウス
作品形態:メディアパフォーマンス
作者:小泉 明郎[日本]

真に批評的な内容と構成。「最初の一歩を踏み出せ」 との呼びかけに、どう応えるのか。 
ー アート部門審査委員主査:秋庭 史典

© 2019, Meiro Koizumi

エンターテインメント部門 大賞​
作品名:音楽
作品形態:映像作品
作者:岩井澤 健治[日本]

この作品をメディア芸術祭エンターテインメント部門 大賞に選べたことを、誇りに思う。    
ー エンターテインメント部門審査委員主査:川田 十夢

 

© Sumito Oowara, Shogakukan/Eizouken Committee

アニメーション部門 大賞
作品名:映像研には手を出すな!
作品形態:テレビアニメーション
作者:湯浅 政明[日本]

手を出すな?いえいえ映像作りには手を出そう。 夢想の気高さ、実現することの厳しさ巧みさ。 この作品にはぎっしり詰まってる。
ー アニメーション部門審査委員主査:佐藤 竜雄

 

© Sumito Oowara, Shogakukan/Eizouken Committee

マンガ部門 大賞
作品名:3月のライオン
作者:羽海野 チカ[日本]

動かぬ・見えぬものを描き出す筆力、 豊饒な群像劇をまとめ上げる構成力が冴えわたる!          
ー マンガ部門審査委員主査:表 智之

 

© Chica Umino/Hakusensha

■フェスティバル・プラットフォーム賞
文化庁メディア芸術祭と連携する機関・団体における設備・施設等の特性を活かした新しい企画展示案を公募し、優秀な作品に対して賞を贈呈。第24回は、日本科学未来館の球体展示に関する作品を募集しました。

ジオ・コスモス カテゴリー
作品名:ちぎる
作品形態:映像作品
作者:秋山 智哉[日本]

※完成イメージ © AKIYAMA Tomoya

ドームシアター カテゴリー
作品名:L’alter-Monde
作品形態:オーディオビジュアル作品
作者:Sandrine DEUMIER / Myriam BLEAU[フランス/カナダ]
 

© Sandrine Deumier + Myriam Bleau

■功労賞
審査委員会の推薦により、功労賞としてメディア芸術分野に貢献のあった方へ贈呈します。

草原 真知子(メディアアート・映像文化史研究者 /キュレーター)
日本はもとより世界のメディアアートの発展に多大な貢献をされ、多くの若い才能を世界に送り出しました。
 

Photo:Tomoyuki Sugiyama

坂田 文彦(ガタケット事務局代表)
地方の行政などを巻き込みながら、地方でのマンガ振興に取り組み、日本のマンガ文化の豊かな多様性を支えてきました。

さくま あきら(ゲームクリエイター)
『桃鉄』の愛称で親しまれるゲームの生みの親であり、地道な情報収集から生まれるアイディアは、ほかのクリエイターに多くの影響を与えています。

野沢 雅子(声優)
『ゲゲゲの鬼太郎』や『ドラゴンボール』などで、さまざまなキャラクターの声を演じ、アニメーションの重要な要素である「声優文化」を牽引してきた第一人者。
 

 

  • 文化庁メディア芸術祭とは

平成9年度(1997年度)の開催以来、高い芸術性と創造性をもつ優れ たメディア芸術作品を顕彰するとともに、受賞作品の展示・上映や、シンポジウム等の関連イベントを実施する受賞作品展を開催しています。 多様化する現代の表現を見据える国際的なフェスティバルへと成長を続けています。

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