日清食品カップヌードルCM「アオハル」シリーズなど人気コンテンツを手掛けるクリエイター窪之内英策展「絵空ゴト」〜ぜんぶ、鉛筆とラクガキからはじまった〜 大阪芸術大学スカイキャンパスあべのハルカス24階

大阪芸術大学のプレスリリース

 大阪芸術大学(大阪府南河内郡、学長:塚本邦彦)が企画する、『窪之内英策展「絵空ゴト」〜ぜんぶ、鉛筆とラクガキからはじまった〜』が、前期4/20(土)~5/16(木)、後期5/18(土)~6/16(日)まで、大阪芸術大学スカイキャンパス あべのハルカス24階(大阪市阿倍野区)にて開催中です。

 窪之内英策は、青春期の「ゆらぎ」や、子どもたちの「ときめき」を描きとることにおいて他の追随を許さない作家。『ツルモク独身寮』や『ショコラ』などの傑作青春漫画の作者として、また、人気キャラクターたちの青春=アオハルを描いた日清食品カップヌードルCMシリーズや、著名アーティストのCD ジャケットなど、多様な才能を持つクリエイターとして知られています。

こころが動く瞬間を大胆な構図と鉛筆画の繊細なタッチで描写し、その人気は年齢・性別を超え、世界へと広がりを見せています。

 本展は、3,000枚を超える膨大な原画と、作者が所蔵するCM やTV アニメのキャラクター設計時の貴重な資料などから、厳選した約800点もの原画・資料を展示。 作者によるライブペインティングやワークショップも開催されるほか、展覧会オリジナルグッズも販売。
 「全ての想像は、子どもの頃のちょっとした絵空ゴトや、ラクガキからはじまっていく」という作者の気持ちに触れてください。
 

【大阪芸術大学学生による企画展示、運営サポート実施】
 芸術計画学科では、芸術・文化を多角的に理解し、作り手、受け手が共に生きる力を増進する創造的な場を構想・実現する総合的プロデュース力を備えた人材の育成をめざしています。
 今回の展覧会では、壁面イメージ展示を、展示方法や配置まで学生がプロデュ-ス。また、会期中にも入場対応や物販業務、巡回監視までサポートをおこないます。このように、大阪芸術大学では在学中から実践的に現場での総合的プロデュースを学ぶことができます。

【展示紹介】

◎ときめきへ TOKIMEKI
窪之内英策は、少女や少女の気持ちがグッとくる瞬間、子どもたちの、大人への憧れや生意気な輝きを、鉛筆を動かしながら写し撮ります。窪之内は、例えば子供の絵を描くときは、「まず、子供の頃何をしていたかな? と考え、その時のドキドキやワクワクといった感情を思い出し、追体験する」、さらに粘土をいじったり彫刻をしたりするように、頭の中で確信が持てるまでこねくり回して描く、とインタビューで答えています。ここでは、様々なメディアや自身のTwitterを通じて発表された窪之内の想像力の振動を感じていただきます。唯一無二の鉛筆一本から生まれた世界をお楽しみください。

◎クロニクル EISAKU KUBONOUCHI CHRONICLE
窪之内英策は時代を経ていくつもの顔を持つに至ったクリエイターです。1986年に小学館 新人コミック大賞を受賞して以来、2010年までは『ツルモク独身寮』『ショコラ』など漫画史に残る青春漫画の作家として活躍。漫画家を休止した後、2011年に始めたTwitter(26万人のフォロワー)では、漫画とイラストの間ともいえる、見るものにストーリーを感じさせる一枚画の表現世界を確立し、その表現世界を大きく飛躍させます。現在ではCMやアニメのキャラクター設計にも携わるなど、イラストレーター、漫画家、演出家として、その表現の可能性がまだ広がりを続ける稀有な存在となった窪之内の表現世界の潮流を、貴重な漫画原画を交えて紹介します。

◎体験するEXPERIENCE
鉛筆一本から生まれる窪之内英策の活躍の舞台は、様々なメディアの中に広がり、多くの人々の目に触れ、社会における話題をさらってきました。TVアニメの世界観を決めるキャラクターデザイン、日清食品カップヌードルTVCMシリーズ「HUNGRY DAYS」で描かれた名作アニメのその後を描くパラレルワールドの世界。それらでは、映像作品の世界を想像し尽くし、登場するキャラクターたちが着る服の質感までも思い描く窪之内の意図と構想が生きています。ここでは、映像の裏側である、貴重なアニメーターたちに向けて鉛筆で描かれたキャラクターたちの設計や動きのト書きも見える原画を紹介します。

 

◎ひらめきINSIGHT
「すべての人に鉛筆を持って欲しい。」窪之内英策は鉛筆の魅力について、「ペンと違う鉛筆の持つ中間色があり、筆圧の違いで淡くも濃くもなり、角度を変えれば細くも太くもなる。表現の幅が広く、繊細なニュアンスを再現できる最も洗練されたツール」だといいます。さらに、鉛筆には “描く”というアクションに対して、“振動”というリアクションがある。表現には、その指先から感じとる感覚がとても重要だと語っています。
だから、子どもたちに、絵を鉛筆で描いて欲しいとも語るのです。ここでは、窪之内がTwitterや個展などを通じて伝えたかったことを、窪之内に身近な絵を通して覗いてみます。それぞれの絵の向こうに、窪之内の思考が見えてきます。

◎ラクガキ RAKUGAKI 
窪之内英策が鉛筆で絵を描く理由のもう一つは、見る人に共鳴してもらいたいということ。「絵は、子どもも大人も、みんなが気軽にできる表現です。小学校のときに、教科書やノートにちょっとした落書きをする感じ。あれでいい。あ、描きたい、と思ったら、その衝動をそのまま手を動かしてみて欲しい。自分の絵も、その延長であり、絵に親しんでもらいたいということを大切にしている。」と窪之内は語っています。
だから、窪之内英策は自分の絵を“ラクガキ”と呼びます。

【会場の様子】

 

窪之内英策が手掛けた過去の映像作品を上映。
日清食品カップヌードルCMシリーズも。

 

時代を経ていくつもの顔を持つ窪之内英策の、
貴重な漫画原画も展示。

 

5点の窪之内英策イラストの中から、
コピックを使用し好きな色を自由に塗り絵できるコーナーも。

 

本展覧会限定のグッズも多数用意。

<窪之内英策展「絵空ゴト」〜ぜんぶ、鉛筆とラクガキからはじまった〜 概要>
 会期:4/20(土)~6/16(日)
 【前期】4/20(土)~5/16(木) 【後期】5/18(土)~6/16(日)
 休館日:5/17(金)※展示入れ替えにより休館
 開館時間:11:00~19:00(入館は閉館の30分前まで)
 会場:大阪芸術大学 スカイキャンパス(あべのハルカス 24F)
 料金(税込):
 【入場券】一般:¥1,000 大学生:¥800 中高生:¥500

【窪之内英策 ライブドローイングイベント】
 5月5日(日)、6月1日(土)には、窪之内英策によるライブドローイングを実施。
イベントは約90分。その作画の裏側をリアルに体感できる希有な機会であり、作家との邂逅を期待できる場でもあります。チケットはローチケでの独占販売となります。

 5/5(日)開演 13:00(開場 12:30)
       開演 16:00(開場 15:30)
 6/1(土)開演 13:00(開場 12:30)
       開演 16:00(開場 15:30)
 イベントセット券(数量限定) 入場料 + 800円 
 [一般:1800円/大学生:1600円/中高生:1300円] 
 ローソンチケットにて独占販売 ※数量限定での販売となります。

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。