マンガ特化型AI翻訳システム『Mantra Engine』が縦スクロール作品に対応

Mantra株式会社のプレスリリース

マンガに特化した機械翻訳技術の研究開発を行うMantra株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:石渡 祥之佑、URL:https://mantra.co.jp/ 、以下「当社」)は、多言語対応・柔軟な編集機能を備えるマンガ翻訳システム『Mantra Engine』の新バージョンをリリースした事をお知らせいたします。

『Mantra Engine』を用いた縦スクロールコミックの翻訳作業 ©︎table桌子『Mantra Engine』を用いた縦スクロールコミックの翻訳作業 ©︎table桌子

「Webtoon」「SMARTOON」等と呼ばれる縦読み・フルカラーのデジタルコミック普及に伴い、日本マンガの海外展開・および海外コミックの国内展開が急速に進んでいます。この流れの中で、「世界の言葉で、マンガを届ける。」をスローガンに掲げる当社は、より多くの作品の多言語展開を支援するため、以下の大規模アップデートを含む『Mantra Engine』の新バージョンを公開いたしました。

■柔軟な編集機能
・ルビ、縦中横、禁則処理などCJK言語特有のレイアウト処理​
・合成フォントや自動カーニング、ベースラインシフトなどの柔軟な組版処理

『Mantra Engine』を用いた日本語組版 ©︎朽鷹みつき『Mantra Engine』を用いた日本語組版 ©︎朽鷹みつき

■14か国語への多言語翻訳対応
・入稿対応言語:日本語、英語、中国語(簡・繁)、韓国語
・翻訳対象言語:日本語、英語、中国語(簡・繁)、韓国語、ベトナム語、インドネシア語、タイ語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ポーランド語、ロシア語

『Mantra Engine』での英語組版 ©︎table桌子『Mantra Engine』での英語組版 ©︎table桌子

■『Mantra Engine』について
『Mantra Engine』はマンガの高速な多言語展開を可能にする、出版社およびマンガの制作・配信事業者を対象にした法人向けクラウドサービスです。当社が独自に開発したマンガ専用の機械翻訳技術と、プロの翻訳者による修正・校閲を組み合わせることで、従来のワークフローと比較して約半分の時間で翻訳版の制作が可能になりました。また、マンガの翻訳版制作に関わるほぼすべての作業をブラウザ上で簡単に行うことができ、その進捗を関係者全員がリアルタイムに把握することができます。
『Mantra Engine』は既に国内外10社以上のマンガ配信事業者や翻訳事業者、出版社に導入されており、月間約20,000ページ(単行本換算で約100冊分)のマンガ多言語化に活用されています。1ヶ月間の無償試用期間もございますので、マンガの海外展開に興味のある事業者様はお気軽にお問い合わせください。

■Mantra株式会社について
Mantra株式会社は「世界の言葉で、マンガを届ける。」ことを目指し、マンガに特化した機械翻訳技術の研究開発を行っています。また、高速なマンガ翻訳を実現する翻訳ツール『Mantra Engine』やマンガを用いた外国語学習アプリ『Langaku』など、言語の壁を越えたマンガ展開を助けるサービスを提供しています。これらの成果により、MantraはHONGO AI Award (2019) 、週刊東洋経済『すごいベンチャー100』(2020)、AAMT長尾賞 (2021)等を受賞しています。

会社概要
● 社名 :Mantra株式会社
● 代表者 :代表取締役 石渡 祥之佑
● 所在地 :東京都港区南青山7-3-6 南青山HYビル 7F 荒井倶楽部内
● 設立 :2020年1月28日
● 資本金 :1,000,000円
● 事業内容:マンガに特化した機械翻訳技術の研究開発
● URL:https://mantra.co.jp

本件に関するお問合せ先
Mantra株式会社 担当:関野
info@mantra.co.jp

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