初出しの展示物も満載! “特撮”の貴重な資料が目白押しの展覧会

株式会社JTBコミュニケーションデザインのプレスリリース

JTBグループで様々なコミュニケーションサービスを提供する、株式会社JTBコミュニケーションデザイン(東京都港区、代表取締役社長:細野 顕宏、以下JTBコミュニケーションデザイン)は、2018年12月19日(水)から2019年1月27日(日)まで、東京・蒲田で展覧会「特撮のDNA-『ゴジラ』から『シン・ゴジラ』まで-」を開催する。

同展開催に先駆け、12月18日(火)に同所でメディア内覧会が行われ、特技監督、造形師、俳優など“特撮”を手掛けたレジェンドたちがゲストとして来場。レッド・カーペット・セレモニーでは、特技監督・中野昭義氏を皮切りに造形師・村瀬継蔵氏、若狭新一氏、俳優・赤星昇一郎らが登場した。

同展は、ゴジラシリーズの60年以上の歴史をさまざまな展示物でひも解くほか、「平成モスラシリーズ」「流星人間ゾーン」「電脳警察サイバーコップ」などの特撮作品の貴重な資料を展示。映画「シン・ゴジラ」のゴジラ雛型や撮影用造形物といったファン垂涎のものから、最古のゴジラ頭部(撮影用オリジナル)、キングギドラ首ギニョール(撮影用オリジナル)、3代目メカゴジラのMFS-3 3式機龍(撮影用オリジナル)といった東京展が初出しとなるものが多数展示される。
 

 

内覧を終えた中野監督は「いやぁ、懐かしいっていうか、思い出せない物もけっこうあるね。『こんな物を使ってたっけな』って(笑)」と感慨深げにユーモアあふれる感想を明かし、「かつては、こういった物は撮影が終わったら粗大ごみなんですよ。それをよくもこれだけとっておいたなと感心しました」と告白。さらに、自身が手掛けた「メカゴジラの逆襲」に登場するメカゴジラ2スーツ(撮影用オリジナル)について「これはメカゴジラの一作目のやつがまだ使えたので、腕のところに『MG2』と入れて使ったんです」と監督ならではの撮影秘話を披露した。
 

一方、赤星は「9歳の頃、1964年の『モスラ対ゴジラ』から見ているので、何かしらの影響は受けていると思います。その(特撮から受けた)影響が、(俳優として)自分が表現していくことに関係しているんじゃないかと今日改めて感じました」と感想を語り、「自分は役者なので作り手側の気持ちがあまり分かっていなかったかもしれないです。展示されている物から作り手の熱量を感じて、出る側として『負けてられないな』と思いました。彼らの純粋にお客さんを楽しませたいという思いがひしひしと伝わってきます。その熱量を味わってみてください!」とアピールした。

また、若狭氏は「この『特撮のDNA』は福島、佐賀、兵庫・明石でやってきて、今回東京が初めてなのでうれしいですね。これまでの3ケ所でとても好評だったので、東京でやるとどうなるのだろうと楽しみです」と語り、「これまでこういった展覧会があればいいなという思いを抱えながら(造形師として)頑張ってきた部分もありましたし、作った物から出る迫力や生物感を目指して作ってきたので、それを直接目で見ていただけるというのは、すごく意味があることですね」と造形師ならではの思いを明かした。
 

内覧会では、若狭氏によるギャラリートークも実施。若狭氏は自身の経験を語りながら、生み出したキャラクターへの愛情や制作秘話、作り手の苦悩などを告白。さらに、実際に手掛けた作品の前で、作品のこだわりや知られざるエピソードなどを披露し、来場客を驚かせていた。

【データ】
イベント名:「特撮のDNA-『ゴジラ』から『シン・ゴジラ』まで-」
開催期間:2018年12月19(水)~2019年1月27日(日)※休館日は1月12日(土)
開催時間:10:00~19:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
開催会場:日本工学院専門学校「ギャラリー鴻」(東京都大田区西蒲田5丁目23‐22)
入場料:入場券A(大人)1,600円
    入場券B(学生)1,000円 ※中学生、高校生、高専生、専門性、大学生対象
    入場券C(子供) 500円 ※小学生対象(未就学児は無料)

 

    大田区民割引券 1,000円 ※在住者、在学者、在勤者(会場販売のみ証明提示要)
    シニア割引券  1,000円 ※60歳以上の方対象(会場販売のみ、証明提示要)
    プレミアムチケット 8,000円 ※ローソンチケットのみにて発売中
    ※特典は高精細印刷デザインチケットとオリジナルTシャツ付(限定500セット)
公式サイト:http://tokusatsu-dna-tokyo.com/

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