HAND DRAWN MEDIA INC.のプレスリリース
日本ではアカデミー賞にノミネートされた山村浩二氏、『竜とそばかすの姫』の細田守氏、新作『鹿の王』を手掛けるProduction IGなど、またヨーロッパのカトゥーン・サルーンやディズニーのアニメーター、グレン・キーン氏など才能溢れるアニメーターたちを取材しました。CGアニメが北米で主流になりつつある今、ヨーロッパや日本の手描きアニメの現状を探っています。
「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」 © 1995 Shirow Masamune/KODANSHA・BANDAI VISUAL・MANGA ENTERTAINMENT 原画
カナダ在住の映画監督フェリシティ・モーランドは世界の手描きアニメーターに関するドキュメンタリー映画
『Hand-Drawn』のポストプロダクションのためMotionGalleryにて2月3日よりクラウドファンディングを
開始致しました。集まった資金は、映画を完成させるために使用させていただきます。
また日本や北米での公開は2022年秋を目指しています。
野見祐二氏はジブリ映画の『耳をすませば』や『猫の恩返し』などの音楽を担当された日本の作曲家、編曲家です。野見氏は坂本龍一氏に認められ、坂本氏のプロデュースする『子猫物語』『ラストエンペラー』などで作・編曲に次々と参加し、また宮崎駿氏の短編映画『くじらとり』『コロの大さんぽ』の音楽制作も担当しました。この度、野見氏は、カナダの女性監督フェリシティ・モーランドによる手描きアニメに関するドキュメンタリー映画『Hand-Drawn』の、作曲を含む音楽の担当をすることになりました!
また、『Hand-Drawn』はMotion Galleryで3月31日までクラウドファンディング中です。2月3日に始まったこのクラウドファンディングキャンペーンは半日でゴールに達して、今現在250%以上に達しています!クラウドファンドのリターンには監督サイン付きブルーレイを受け取れたり、名誉エグゼクティブ・プロデューサーのクレジットを貰えるリターンなどがあります。クラウドファンディングキャンペーンではご支援者から下記のようなコメントを頂いています。
「アニメーション制作業界に席を置くものです。 非常に有意義な試みに賛同させていただきます。 楽しみにしております。」「映画の広報などで、ある特定の作品のメイキングとしてのドキュメンタリーはあるものの、幅広く手描きアニメーションのドキュメンタリーは珍しいと思います。それゆえに、完成までのご苦労は多かったと思います。もっと早く知っていればとの思いもあります。是非、商品化の際には手に入れたいので、引き続きの広報もお願いできればと思います。これからも応援しています。がんばってください! 」
ドキュメンタリー映画「Hand-Drawn」より、左から西村義明と稲村武志。
●タイトル
『Hand-Drawn』 (2022) 120 分
●映画製作会社
HAND DRAWN MEDIA INC.
●作品について
手描きアニメーションの新しい方向性を探るために、日本を含め世界中のアニメスタジオやアニメータ ーたちを撮影した長編ドキュメンタリー映画です。日本ではアカデミー賞にノミネートされた山村浩二 氏、『竜とそばかすの姫』の細田守氏、新作『鹿の王』を手掛ける Production IG など、またヨーロッパ のカトゥーン・サルーンやディズニーのアニメーター、グレン・キーン氏など才能溢れるアニメーター たちを取材しました。CG アニメが北米で主流になりつつある今、ヨーロッパや日本の手描きアニメの 現状を探っています。
●監督:フェリシティ・モーランド
●出演者:細田守(『竜とそばかすの姫』『未来のミライ』『サマーウォーズ』監督)、山村浩二(『頭山』 『カフカ 田舎医者』監督)、安藤雅司(『鹿の王』監督)、井上俊之(『AKIRA』『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』原画)、西村義明(スタジオポノック代表)、稲村武志(『ハウルの動く城』『メア リと魔女の花』作画監督)、磯光雄(『地球外少年少女』監督『BLOOD THE LAST VAMPIRE』原画)、グ レン・キーン(『美女と野獣』、『リトル・マーメイド』アニメーター)、フロイド・ノーマン(『眠れる 森の美女』、『ムーラン』アニメーター)他