xrs mediaのプレスリリース
2019年は中華人民共和国建国70周年、中日平和友好条約締結41周年でもあります。また、6月にG20サミットが日本・大阪で開催されるにあたり、中日アニメ・漫画文化の交流を推進するため、中日アニメ・漫画名家座談会や中国風アニメ映画・TVアニメ上映会などシリーズイベントを実施いたします。
中国のアニメ・漫画が「中国代表」の名義で日本で大規模な展覧会を行うのは、今回初めてです。優秀なアニメシリーズやアニメ映画、実験短編アニメ、漫画、絵本、イラストを展示することで、中国文化及び現代流行文化の美と価値に対する追求も見せていきます。本展覧会は、水墨、切り絵、白描など中国風の要素を通じて優秀な中国アニメ、漫画を展示する予定です。
元気溢れるアニメ・漫画作品を架け橋とした本展覧会は、必ずや中日国民の友好交流の場となり、中日国民間の相互理解、特に日本国民の中国文化に対する理解を促進できるでしょう。
このような形で日本の方々に興味を持たせ、中国のアニメ・漫画を更に知ってもらい、中日間の文化交流や協力をより一層推進することを期待しております。
■佳作数々 注目を浴びる現代アニメ・漫画
中国のアニメ・漫画は数々の佳作や「ヒット作」が現れ、中国だけでなく世界で注目されるようになりました。漫画の分野でも、インターネット漫画の代表作である林帝浣氏の「小林漫画」はシンプルな画面にユーモアな文字を加え、面白く思わせながら人々の心を「癒し」、中国文化の美しさで優しい世界を見せてくれました。中国宋代古画の題材を取った短編アニメ映画「美しい森林」は、数十万枚の工筆画から作られ、アカデミー賞候補となった初の中国アニメです。8年間もかけて制作された「西遊記 ヒーロー・イズ・バック」は中国の古典名作を独特な視角で再現し、好評と高興収を博した大ヒットとなりました。本展覧会では現代中国の優秀作品も数多く展示する予定です。展覧会現場では必ずや一抹の新鮮さを感じさせるでしょう。
■相互交流・鑑賞 アニメ・漫画が友情の架け橋に
それを背景に、本展覧会は中日アニメ・漫画の芸術家や業界の交流・協力のチャンスも創出できましょう。
この度、「中国アニメ・漫画の日本ツアー」展覧会開会式当日は、主催事務局によると、中日アニメ・漫画文化の交流や協力をめぐって業界の現状と未来などを議論する「中日アニメ・漫画名家座談会」も開催される予定です。
同座談会の出席者は、中国側からはアニメ「宝蓮灯」の監督 常光希氏、「大耳朶図図」の監督・上海美術映画製作所 所長 速達氏、本展覧会企画顧問・クリエーターの金城氏、林帝浣氏、国際アニメーションフィルム協会(ASIFA) 副会長 李中秋氏、YOUKU動漫中心総経理 廖懐南氏、テンセントプラットフォーム・コンテンツ事業群動漫業務部総経理 鄒正宇氏など、日本側からは映像産業振興機構 理事長・株式会社手塚プロダクション 代表取締役社長 松谷 孝征氏、国際アニメーションフィルム協会(ASIFA) 会長 木下 小夜子氏、一般社団法人日本動画協会 理事長 石川 和子氏、日本アニメーション協会 会長 古川 タク氏、日本動漫協会 理事長 月岡 貞夫氏、日本アニメ漫画学者・持永 只仁氏ご息女 持永 伯子氏など名高い方々の集まりです。出場のゲストの方々による焦点のある、建設的な発言も期待できるに違いありません。
文明は多様性があるからこそ相互交流するようになり、そして交流の中で相互鑑賞によって更に発展していきます。「中国アニメ・漫画の日本ツアー」シリーズイベントを通じて、中日両国友好交流の基礎をより堅固にすることができるでしょう。また、アニメ・漫画を通じて、両国国民の友情をより一層推進し、世世代代にわたって続けていくことも期待しております。