第26回手塚治虫文化賞、小学館作品がマンガ大賞&短編賞を受賞!

株式会社小学館のプレスリリース

小学館より刊行中の漫画『チ。―地球の運動について―』(著:魚豊)と『白木蓮はきれいに散らない』(著:オカヤイヅミ)が、第26回手塚治虫文化賞を受賞しました。

マンガ大賞:
『チ。―地球の運動について―』

短編賞:
『白木蓮はきれいに散らない』
(同時受賞『いいとしを』[KADOKAWA刊]) 
 

 

■「手塚治虫文化賞」とは

手塚治虫文化賞は、日本のマンガ文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫氏の業績を記念し、手塚氏の志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に、朝日新聞社により1997年に創設された賞。

〈マンガ大賞〉〈新生賞〉〈短編賞〉〈特別賞〉の4賞がある。

 

  • 『チ。―地球の運動について―』

これは、自らの信念に命を懸けた者たちの物語。
15世紀のヨーロッパ。異端思想が過激に弾圧されていた時代。神童・ラファウは飛び級で入学する予定の大学において、当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。合理性を最も重んじるラファウにとってもそれは当然の選択であり、合理性に従っている限り世界は“チョロい”はずだった。しかし、ある日ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、異端思想ド真ン中の「ある真理」だった――。
命を捨てても曲げられない信念があるか? 世界を敵に回しても貫きたい美学はあるか? 歴史上最もアツい人々の物語!

○第1~7集発売中 定価:(各)650~715円(税込)
最終第8集 6月30日ごろ発売
https://www.shogakukan.co.jp/books/volume/49854?sort=old

〈著者プロフィール〉
魚豊(うおと) 
漫画家
東京都出身。2018年、マガポケにて『ひゃくえむ。』でデビュー。2020年に「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて「チ。―地球の運動について―」の連載を開始。同作で「マンガ大賞2021」第2位、「次にくるマンガ大賞2021」コミックス部門第10位、「このマンガがすごい! 2022 オトコ編」第2位、「マンガ大賞2022」第5位など受賞歴多数。シリーズ累計発行部数200万部。先週4月18日発売の「スピリッツ」にて完結、最終第8集が6月30日頃発売予定。

 

  • 『白木蓮はきれいに散らない』

しんどい現実を生きる女性たちに贈る物語。
1963年生まれのサヨ、マリ、サトエは高校時代の友達。同級生のヒロミが孤独死したのをきっかけに久しぶりに再会する。ヒロミの遺書にはなぜか3人へのお願いが記されていて……。変わらない関係、変わりゆく状況の中で、それぞれの人生を見つめていく先に灯る仄かな希望を描く。

○全1巻発売中 定価:1,320円(税込)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09179348
 
〈著者プロフィール〉
オカヤ イヅミ
漫画家・イラストレーター
1978年東京都出身。独自の感性で日常を切り取った『いろちがい』で2011年デビュー。著書に、受賞作のほか『すきまめし』『続・すきまめし』『いのまま』『ものするひと』『みつば通り商店街にて』『おあとがよろしいようで』、加藤千恵との共著『ごはんの時間割』などがある。2021年、デビュー10周年を迎え、記念作品として『白木蓮はきれいに散らない』『いいとしを』を刊行した。

※手塚プロダクション/手塚治虫の「塚」は正式には旧字体です。

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