ブルーピリオド展製作委員会のプレスリリース
ブルーピリオド展製作委員会は、2022年6月18日(土)~9月27日(火)の間、東京 天王洲 寺田倉庫G1ビルにて講談社「月刊アフタヌーン」にて大好評連載中『ブルーピリオド』初の展覧会「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」(以下ブルーピリオド展)を開催します。また、開催に伴い、全国の美大受験予備校生と共創した展覧会キービジュアル・一部展示内容・チケットの販売形態を公開します。
■全国の美大受験予備校生と共創した展覧会のキービジュアル
『ブルーピリオド』作中にて大きな役割を果たす、美大受験予備校。同展の開催に際して、全国の美大受験予備校の生徒34名に自由な感性で単行本1〜6巻の表紙を描き下ろしていただきました。キャラクターごとに木炭や鉛筆で描かれた素描(デッサン)や色彩あふれる油彩画などの個性豊かな作品を再構成(コラージュ)することで、アートの多様性を感じさせる6種のキービジュアルが生み出されました。コラージュされたキービジュアルからは各作品の全体像がわかりません。展覧会では、これら全34点のオリジナル作品も展示いたします。未来の巨匠たちの“ブルーピリオド”を、ぜひ会場でもお楽しみください。
■名場面がよみがえる作中絵画の数々
美術を題材とした『ブルーピリオド』では、作中にて多くの美術作品が登場しますが、その全ては『ブルーピリオド』のため、アーティストや学生によって実際に描かれた作品です。ブルーピリオド展では、その中でも物語のキーとなった作品や主人公矢口八虎のターニングポイントとなった作品を中心に、実物の絵画を約50点展示します。あの名場面や印象的なシーンがよみがえる作中絵画をぜひ会場でご覧になっていただき、矢口八虎の物語を追体験してください。
■展示予定作中絵画(一部抜粋)
作:灯まりも
美術部の森先輩が描いた天使の絵。八虎が美術を志すきっかけとなった。第一巻登場。
作:山道翔太
八虎が描いた「縁」をテーマにした絵。F100号に初めて挑戦し、自分の絵に飲み込まれそうに感じた。第三巻登場。
作:山崎裕子
八虎の一次試験の絵。課題は「自画像」。手鏡が割れてしまうアクシデントを逆手にとって描きあげた。第四巻登場。
作:茂木たまな
八虎の二次試験の絵。課題は「ヌード」。
体調がギリギリの中、”努力と戦略”で作品を完成させた。 第六巻登場。
■チケット情報
〈会場で楽しみたい方〉
・ブルーピリオド展入場券
寺田倉庫G1ビルで開催される「ブルーピリオド展」の入場チケットです。
一般 2,000円/高校生・大学生 1,400円/小学生・中学生 900円
・音声ガイド付き入場券
一般 2,700円/高校生・大学生 2,100円/小学生・中学生 1,600円
※音声ガイド単品での追加購入 800円
〈オンラインで楽しみたい方〉
・ブルーピリオド展デジタル
会場へ行けなくても、バーチャルエキシビションやスペシャル動画など、複数のデジタルコンテンツが楽しめます。共通 1,500円
※音声ガイドを含みます。
〈通常展とオンライン両方で楽しみたい方〉
・特別チケット
「ブルーピリオド展」と「デジタルコンテンツ」の両方がセットで楽しめる、お得なチケットです。
一般 3,300円/高校生・大学生 2,700円/小学生・中学生 2,200円
※音声ガイドを含みます。
※表記はすべて税込です。
■開催概要
展示会名:「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」
期間 :2022年6月18日(土)~9月27日(火)
会場 :東京 天王洲 寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川2丁目6−4)
主催 :ブルーピリオド展製作委員会
オフィシャルホームページ:https://blueperiod-ten.jp/
コピーライト:本展示における関連画像を使用する際は必ず下記のクレジットをご記載ください。
©山口つばさ/講談社/ブルーピリオド展製作委員会
■ブルーピリオドとは
山口つばさによる漫画。「月刊アフタヌーン」(講談社)にて連載中(コミックスは最新12巻が5月23日発売予定)。2020年にはマンガ大賞を受賞し、2021年にはMBS・TBS系列にてTVアニメ化。2022年3月に天王洲 銀河劇場にて舞台化を果たした。
■物語のあらすじ
成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎は、ある日一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す。
■ステートメント
ブルーピリオド展 〜アートって、才能か?〜
絵が上手いことは、才能か。
藝大に行くひとは、天才か。
いや、毎日必死で、手と頭を動かし続けた結果だ。
評価される絵には、法則がある。
受かる絵にも、基準がある。
でも、法則だけが、基準だけが、美術の全てではない。
漫画『ブルーピリオド』は、
そんな答えのない美術の世界にのめり込んだ
高校生の八虎とその仲間たちの物語。
作中絵画や没入型シアターなど、
藝大を目指す道のりを追体験する展示から、
名画解説などのアートを
身近に感じることができる展示まで、
さまざまな企画を通して
ブルーピリオドの世界に迫っていく。
新しいブルーピリオドとの出会い、
そして、新しいアートとの出会いが、今はじまる。