株式会社KADOKAWAのプレスリリース
昭和40年の日本初の砕氷艦である南極観測船「ふじ」の旅をカラー漫画化。200名以上の乗員や観測隊のそれぞれの仕事、昭和基地での出来事、南極でのペンギンとのほほえましい交流などが描かれる本作は、資料や関係者への取材など実話を元にしたエピソードも数多い。砕氷艦の仕組みなどの図も多く、図鑑としての要素も特徴の1つ。コラム形式のミニ知識掲載もあり、漫画部分では南極までの旅の様子や基地での活動が知れ、まるっと楽しめる。
冒険物語として、ドキュメントとして、図鑑としても十分すぎる読みごたえだ。
時は昭和40年。
東京から日本初の砕氷艦である南極観測船「ふじ」が出港しました。
200名以上の乗員や観測隊のお仕事は様々。
航海、通信、調理、医療、研究……たくさんのプロフェッショナルが協力して南極に挑みます。
そんな1万4千キロ彼方、南極への旅路は驚きの連続!
上巻では、行きの様子を描いています。
エピソードとしては、地獄の船酔い、ペット(?)の犬ブルとホセ。
南極を勉強する「ふじ大学」開講、乗船中に盲腸に!?、密航者あらわる!? etc.
下巻では、ついに南極に到着。
ペンギン皇帝閣下から南極入国パスポート発行(?)、昭和基地の再建で大忙し!、
助っ人はペンギン!?、貴重な水と生野菜、ブリザード襲来! etc.
▼物語の途中に豊富な図や解説(上から船上観測のお仕事、南極観測船のコラム、難所の暴風圏で船が傾いたほんとのすごい記録)
▼帯には高校生4人が南極に行ったTVアニメ『宇宙より遠い場所』より共感の声が寄せられている。
『宇宙よりも遠い場所 』 作画:吉松孝博、仕上げ:大野春恵(MADBOX)、背景:山根左帆(KUSANAGI)、特効:イノイエシン
作者・ふくのうみの原稿展が、本作のモデルとなった南極観測船ふじ(名古屋ガーデンふ頭/〒455-0033 名古屋市港区港町1番9号)にて2022年6月17日より開催!
- 【書誌情報】
ふじと南極のなかまたち 上
ふじと南極のなかまたち 下
著:ふくの うみ各定価:1,320円(本体1,200円+税)
発売日:2022年6月17日
発行:KADOKAWA
判型:A5判
上巻ISBN:9784047370661
下巻ISBN:9784047370678