株式会社ポプラ社のプレスリリース
自身も不登校の経験があるマンガ家・棚園正一さんによる『マンガで読む 学校に行きたくない君へ』を2022年8月10日にポプラ社より刊行します。本書はロングセラー『学校に行きたくない君へ』(4万部)の姉妹編です。
全国の小中学校における不登校の子どもの数は、8年連続で増加し、過去最多の19万6127人となっています(2020年度)。中学生の24人に1人、小学生の100人に1人です。2021年度の数字は、まだ出ていませんが、さらに増えるのではないかと予想されています。
子どもとその家族にとっての「正解」を探す手がかり、ヒントになればと願い、このたび、16名の方たちの経験がマンガになりました。
宮本亞門、サヘル・ローズ、山田ルイ53世、田口トモロヲ、内田樹、町田そのこ、キンタロー。らは、不登校・いじめを経て、どう「自分の生き方」を見つけたのか。16名の人生のターニングポイントが描かれています。
Amazon>>https://https://www.amazon.co.jp/dp/4591174603/
書誌ページ>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008397.html
著者の棚園正一さんも、不登校を経験し、『学校へ行けない僕と9人の先生』などで自身の経験をマンガで描き、各地で講演もしています。そのなかで、不登校の原因・理由はさまざまで、こうしたらいいという、すべての人にあてはまる「正解」はない、ということに気づいたそうです。
いま、まさに悩んで立ち止まっている、子どもたちに読んでもらえるように、すべての漢字にルビをふっています。学校に行けないと悩み苦しんでいる子どもたちとその家族に本書を通して、
『人生に「正解」なんてない』
というメッセージを届けたい!と思っています。
- マンガに登場する方たちからのメッセージ
悔みすぎず、まっすぐ前を見て歩いていく。キンタロー。
自分にウソをつかなくてもいい。宮本亞門
どんな境遇だろうが、人間は可能性に溢れている。サヘル・ローズ
なりたい自分よりなれた自分。そうやって一歩ずつ進んでいく。山田ルイ53世
没頭できるものがひとつでも見つかったら、それにすがって生きてみる。田口トモロヲ
目の前のことを受け入れ取り組むことが、人生にとって最善の道になる。内田樹
あなたの事を認めて好きでいてくれる人は必ずいる。町田そのこ
- 著者・棚園正一さんからのメッセージ
自分の不登校の経験をマンガで描いて、それをきっかけに講演会などでたくさんの人と出会い、あらためて気づいたことがあります。それは、不登校の原因・理由は様々で、どうしたらいいかという正解や特効薬なんてないということ。だからこそ『マンガで読む 学校に行きたくない君へ』が少しでもみなさんのヒントになれば嬉しいです。
- 著者プロフィール:棚園正一 Syoichi Tanazono
1982年、愛知県生まれ。13歳の時にマンガ家・鳥山明氏に出会い、マンガ家を志す。著書に、不登校だった自身の経験を描いた『学校へ行けない僕と9人の先生』『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』などがある。NHK『ウワサの保護者会』をはじめメディア出演も多数。不登校をテーマとした講演も各地で行っている。
- 『マンガで読む 学校に行きたくない君へ』
著者:棚園正一
定価:1540円(税込)
発売:8月10日
書誌ページ>>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008397.html
Amazon>>>https://www.amazon.co.jp/dp/4591174603/