水木しげる『総員玉砕せよ! 新装完全版』が講談社文庫から発売!未発表構想ノートを20ページ収録!!

株式会社講談社のプレスリリース

昨年、水木しげるさん生誕100周年企画の準備中に、水木プロダクション内で『総員玉砕せよ!』の構想ノートが発見されました。
7月15日に講談社文庫より刊行となった傑作戦記漫画『総員玉砕せよ! 新装完全版』では、歴史的遺品と言えるノートを20ページにわたり特別収録。

国同士の戦いで全世界に激震が走る今、「戦争とは何か」を深く考えることができる一冊となっています。

【これが、新装完全版の見どころ】
①昨年発見された未公開の構想ノートを20ページにわたり特別収録!
②水木しげるさんの漫画に込められた決意が読める!
③カバーイラスト・デザインを一新!
④旧版になかった登場人物表を追加!
⑤水木さんと親交が深かったノンフィクション作家・足立倫行さんの新解説!

 

【水木しげる氏のご長女、原口尚子さんよりコメントをいただきました】

 

【あらすじ】
太平洋戦争末期の南方戦線ニューブリテン島バイエン。

米軍の猛攻で圧倒的劣勢の中、日本軍将校は玉砕を決断する。兵士500人の運命は?
著者自らの実体験を元に戦争の恐ろしさ、無意味さ、悲惨さを描いた傑作戦記漫画。
没後に発見された構想ノートを特別収録。
作品に込められた魂の決意が心に響く新装完全版!

【書誌情報】
作品名:総員玉砕せよ! 新装完全版
著:水木しげる
発売日:2022年7月15日
定価:858円(税込)
ISBN:978-4-06-528600-5
シリーズ:講談社文庫

【著者紹介】
水木しげる(みずき しげる)
1922年生まれ。鳥取県境港市で育つ。
太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征。爆撃を受け左腕を失う。
復員後紙芝居作家となり、その後、漫画家に転向。
1965年、別冊少年マガジンに発表した『テレビくん』で第6回講談社児童まんが賞を受賞。
代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』などがある。
1989年『コミック昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章、2003年旭日小綬章を受章。同年、境港市に水木しげる記念館が開館。
2007年、仏版「のんのんばあとオレ」が仏アングレーム国際漫画祭最優秀賞を受賞。2009年、仏版「総員玉砕せよ!」が同漫画祭遺産賞を受賞。2012年、「総員玉砕せよ!」がウィル・アイズナー賞最優秀アジア作品賞を受賞。
2010年、文化功労者顕彰。2015年11月、逝去。

【イベント情報】
水木しげる生誕100周年記念「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~」
7月8日(金)から9月4日(日)まで、六本木ヒルズ東京シティビューにて開催!
https://mizuki-yokai-ex.roppongihills.com/

2022年夏、『ゲゲゲの鬼太郎』が舞台化!
https://gegege-stage.jp/

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