VRアニメーション『Thank you for sharing your world』(講談社VRラボ企画・制作)が高雄映画祭2022(KFF)VR部門にノミネート!

株式会社講談社VRラボのプレスリリース

株式会社講談社VRラボ(本社:東京都中央区、代表取締役:石丸健二 以下当社)が企画・制作したVRアニメーション『Thank you for sharing your world』(以下本作)が、2022年10月14日~30日に開催される 2022 KFF Film Festival(高雄映画祭)のVR部門コンペティションにノミネートされました。イベント中、ノミネートだけでなく、本作は展示される予定です。

当社は講談社とポリゴン・ピクチュアズの合弁会社として2017年に設立された制作スタジオで、VRという新しいメディアで最適なストーリーテリングを探求することをミッションにしています。本作で挑んだのは盲目の少年が見ている世界をVRで表現すること。「目の見えない人は実は想像力豊かに色鮮やかな世界に生きている」というインタビューをきっかけにオリジナルストーリーを創作、盲目の少年の想像力によって広がる美しい世界をCGアニメーションとインタラクションで表現しました。

【作品概要】
・作品名:Thank you for sharing your world
・製作年:2022年
・作品尺:約33分
・ジャンル:VRアニメーション
・企画・制作:講談社VRラボ
・製作:講談社
・配信について:2023年中旬頃、オンライン配信を開始する予定です。

【KFF2022(高雄映画祭)について】
台湾南西部の都市、高雄市で開催される国際映画祭です。高雄映画祭は2001年に始まり、毎年10月から11月にかけて、高雄市内の劇場を中心に国内外の約150作品が上映され、審査員投票による賞と賞金の授与が行われます。日本映画の特別上映や回顧展、監督特集が組まれるなど親日の映画祭としても知られています。
https://www.kff.tw/en

【あらすじ】
小学生の頃に病気で視力を失った主人公、タカシ。目の前の世界を想像し、映像として再現することで、日常生活はほとんど不自由なく過ごしている。しかし気持ちは塞ぎがちで世の中に対する興味も日常の楽しみも失っていた。
ある日タカシは、シンジという軽度の自閉症の幼馴染に誘われて、二人きりで蒸気機関車のセレモニーを見に出かける。途中あることで喧嘩してはぐれてしまったが、周囲の人々のサポートから、セレモニーで再会を果せた。お互いのことを大事に思っていることに気づき、二人は仲直りをする。と、二人の目の前を、蒸気機関車が迫力いっぱいに通過していく。タカシの想像力は刺激され、シンジの声を頼りに、周囲の世界を次々と思い描いていく。世界はどこまでも広がりを見せ、タカシは、世界は自分の気持ち次第で変えられることを知るのだった。
 

【メインキャスト(英語/日本語)】
タカシ:ZACH AGUILAR/中川翼
シンジ:NICOLA FRICANO/岡山天音

【メインスタッフ】
監督・脚本:作道雄
アニメーション監督:半崎信朗
プロデューサー:石丸健二
CGディレクター:Gee Yeung
音響監督:太田昌孝
音楽 : haruka nakamura

作道雄監督について】

映画監督・脚本家。1990年 大阪府生まれ、京都大学法学部卒業。2014年に映像制作会社「クリエイティブスタジオゲツクロ」を設立、代表に就任。映画監督として活躍する一方、脚本家としてテレビドラマの脚本などを手掛けている。監督作に、映画「神さまの轍」(2018)。脚本作に映画「光を追いかけて」(2021)「アライブフーン」(2022)、NHKテレビドラマ「ペットにドはまりして、会社辞めました」(2022)など。

【株式会社講談社VRラボについて】
2017 年10 月に総合出版社の講談社と国内最大手のデジタルアニメーションスタジオであるポリゴン・ピクチュアズにより設立されたVRを中心とした新しいエンターテイメントを企画・研究するスタジオです。最新のテクノロジーを最大限生かしたコンテンツとは何か?を探求し、それを形にして世界に向けて発信して参ります。
代表取締役:石丸健二
URL:kodanshavrlab.com
 

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