【展覧会】フランスのセラミックアーチスト、クレモンティーヌ・ドゥ・シャバネクスの日本初個展が開催。

株式会社トンカチのプレスリリース

株式会社トンカチ(東京都渋谷区、代表:勝木悠香理)は、2022年9月9日(金)よりギャラリー「のこぎり」(東京都渋谷区猿楽町)にて、フランスのセラミックアーチスト、クレモンティーヌ・ドゥ・シャバネクスの日本初個展を開催する。

Young girl with crows, 66x24x29cm, glazed ceramic

  • 個展「全28話。」

日本初個展となる本展覧会では、27体のセラミック、1体のブロンズの作品を公開する。ほとんどがこの作品展のために作られた初公開作品となる。彼女が好んで制作する対象は、動物と少女である。それらのモチーフは、ある時には人間と動物や植物との複雑に絡み合った関係性をあらわし、またある時には人と人でないものとの精神的つながりを表現する。そしてそれらは、純粋で、我慢強く、静かで、そして賢い。

Frog under a towel, 15×8x10cm , glazed ceramic

 

 

Sitting cat, 13x14x15cm, glazed ceramic,copper

  • Clémentine de Chabaneix

クレモンティーヌ・ドゥ・シャバネクスは1972年、パリ郊外のヌイイ=シュル=セーヌに生まれる。両親は俳優で、祖父母は世界的な彫刻家のクロード・ラランヌとフランソワ・グザヴィエ・ラランヌである。クレモンティーヌの芸術的キャリアは演劇から始まり、デッサン、絵画、彫刻を学んだ後、陶芸に転向。祖母のクロード・ラランヌから受け継いだ技法を継承しながら、独自の表現方法にたどり着いている。
 

Night bird, 20.5×15.5x7cm, glazed ceramic

  • 本展覧会について

クレモンティーヌは世界的な彫刻家として知られるラランヌの孫娘である。彼女は、その手強い先入観に抵抗しつつ、ついには手懐け、表現者としての自由を手にしている。日本のアニメーションにも通じる表層の奥に、土着的な恐さと麻酔的な心地よさが共存する。演劇的なのに、物語を語ることは拒絶され、夢遊的なのに、意識は研ぎ澄まされていく。反抗的なのに、どこまでも優しく、心理学的なのに、理由が見つからないのだ。同じ企みの下、同じ不安を共有することで、現実を乗り越えようとする彼女のキャストたち。クレモンティーヌが創り上げるオペラの一幕には、拍手も楽団もセリフもなく、客席に座った私の、胸騒ぎと気配だけにスポットライトがあたる。
​(のこぎり公式サイトより)

本展覧会フライヤーデザイン

505×265mm (二つ折り変形サイズ)

  • 開催情報

展覧会名: 全28話。
作家名: Clémentine de Chabaneix (クレモンティーヌ・ドゥ・シャバネクス)
会期: 2022年9月9日(金)-2022年11月6日(日)
開廊時間: 12時-19時(予約制)
休廊日: 月・火
会場: のこぎり
〒150-0033東京都渋谷区猿楽町5-17第一西尾ビル2階
Tel 03-6712-7878
nokogiri@tonkachi.co.jp

当ギャラリーは現在のところ完全予約制です。

こちらからご予約ください。

 

 

ギャラリー「のこぎり」
2022年4月にマリアンヌ・ハルバーグの日本初個展「私はだれ?」により開廊。2022年7月にはイェン・トゥオミンネンの日本初個展「渋谷区猿楽町、フィンランドの森。」を開催。コンテンポラリーで個性的なセラミック・アーチストの作品を紹介する。
 

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