三菱一号館美術館「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル 」『警視庁草紙』(講談社・モーニング)とのコラボレーションが決定!

三菱地所株式会社のプレスリリース

三菱一号館美術館(東京・丸の内)にて開催する「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」(会期:2023年2月25日~4月9日)において、講談社『モーニング』で連載中の「警視庁草紙 ―風太郎明治劇場―」山田風太郎 (原作)、東直輝 (漫画)とのコラボレーションが決定いたしましたのでお知らせいたします。
また、当館は本展覧会を最後に、2023年4月10日から2024年の秋頃まで、修繕工事のため長期休館いたします。

■芳幾・芳年が活躍する物語が、『警視庁草紙』の番外編として誌面に登場!
江戸と東京がまだ共存していた明治最初期を舞台に物語が展開していく、『警視庁草紙』は、本展覧会の主人公である落合芳幾と月岡芳年が活躍した時代と重なります。本コラボレーションを通して、2人が駆け抜けた時代背景を多面的に理解いただくと共に、それぞれの立場で直面した時代の空気感をお楽しみいただけます。

■『警視庁草紙』に掲載される作品が三菱一号館美術館の展示に登場!

『警視庁草紙』に登場する作品を、本展覧会にて展示いたします(作品未定)。漫画の世界とリアルの展示がシンクロする企画です。詳細は順次、展覧会WEBサイト等でお知らせいたします。

■2023年2月発売予定 『警視庁草紙』第7巻は芳年作・武者絵連動カバー!
警視庁草紙』第7巻の表紙デザインが芳年の武者絵と連動することが決定!
その他、『警視庁草紙』と「芳幾・芳年」展のコラボレーション企画を準備中です。続報をお楽しみに!

■しばしのお別れ!三菱一号館美術館が長期休館!

2010年に三菱一号館美術館が開館し、開館記念展の「マネとモダン・パリ」から、数多くの企画展を開催してきた三菱一号館美術館。40展目となる「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」を最後に、施設・設備機器の機能更新のための大規模修繕工事を行うため休館し、2024年度中のリニューアルオープンを目指します。長期休館前最後の展覧会をお見逃しなく!

芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル

■会  期:2023年2月25日(土)〜4月9日(日)
■サ イ ト: https://mimt.jp/ex/yoshiyoshi/
■概  要:本展では、江戸から明治に至る激動の時代を生きた落合芳幾(1833-1904)と月岡芳年(1839-1892)の画業を紹介します。幕末を代表する浮世絵師、歌川国芳(1797-1861)の兄弟弟子として良きライバルだった二人。それぞれの活躍を紹介すると共に、最後の浮世絵師と呼ばれる世代である彼らが、いかに浮世絵の生き残りを図ったのかを探ります。

警視庁草紙 ―風太郎明治劇場―

山田風太郎代表作を漫画化!
江戸と東京がまだ共存していた明治最初期。西郷が西南戦争をおこさんとするその前夜の帝都を舞台に、産声をあげたばかりの「警視庁」ポリス達と、元同心の虚々実々の駆け引きを描く。
■サイト:https://morning.kodansha.co.jp/c/keishichozoushi.html

山田風太郎 (原作)やまだ・ふうたろう
1922年(大正11年)兵庫県生まれ。東京医科大学在学中の’47年、探偵小説誌「宝石」の第1回懸賞募集に「達磨峠の事件」が入選。’49年に「眼中の悪魔」「虚構淫楽」の2編で日本探偵作家クラブ賞短編賞を受賞。’58年から始めた「忍法帖」シリーズでは『甲賀忍法帖』『魔界転生』などの作品があり爆発的ブームに。2001年7月28日、79歳で逝去。

東直輝 (漫画)あずま・なおき
愛知県出身。1998年、第55回手塚賞佳作受賞作の『CHILDRAGON』でデビュー。代表作に『爆音伝説カブラギ』(全19巻)『[R-16]R』(全8巻/共に講談社)など。

 

三菱一号館美術館
2010年、東京・丸の内に開館。JR東京駅徒歩5分。19世紀後半から20世紀前半の近代美術を主題とする
企画展を年3回開催。赤煉瓦の建物は、三菱が1894年に建設した「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元したもの。https://mimt.jp/

  

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