創立50周年記念サイトおよび記念冊子 「世界との絆を紡いで50年、そして未来へ」

国際交流基金のプレスリリース

~戦後日本の文化交流のあゆみを振り返り、これからの道筋を考える~

国際交流基金(JF)は、本年10月2日に設立50周年を迎えました。これを記念し、特別ウェブサイト「世界との絆を紡いで50年、そして未来へ」を開設しました。また、同名の50周年記念冊子を刊行しました。それぞれのURLは下記の通りです。

・創立50周年記念サイト: https://jf50.jpf.go.jp (日本語)
             https://jf50.jpf.go.jp/en/ (英語)
・創立50周年記念冊子 : https://jf50.jpf.go.jp/wp-content/uploads/2022/10/JF50_jp.pdf (日本語)
             https://jf50.jpf.go.jp/wp-content/uploads/2022/10/JF50_en.pdf (英語)

国際交流基金50周年記念サイトトップ画面

この記念サイトでは、国際文化交流を総合的に推進する日本で唯一の専門機関として、JFが半世紀にわたって取り組んできた活動のハイライトを紹介しています。ともに世界各地の現場でご尽力いただいた関係者へのインタビューを交えた物語の形で、その内容は、高度経済成長期以降の日本と世界の文化関係を反映するものとなっています。

●「文化芸術交流」
日本文化が世界中で人々の関心を集め、共感を生み出すに至った軌跡を、海外での日本フェスティバル、展覧会、舞台公演などから振り返ります。
トップストーリー:響きあう魂――「ジャポニスム2018」が残したもの

●「日本語教育」
過去40年間で世界の日本語学習者は約30倍に増加。この背景として、各国における日本語教師の奮闘や「日本語パートナーズ」としてアジアに派遣された日本人ボランティアの活躍などを紹介しています。
トップストーリー:カイロ大学から花開いた中東の日本語教育、国際交流基金と共に歩んだ50年の軌跡

●「日本研究・国際対話」
日本研究者や知日派の育成、市民・草の根レベルの交流、スポーツを通じた交流などが生み出した成果の他、東日本大震災後の文化交流を通じた復興支援の取組などを紹介しています。
トップストーリー:アメリカは『源氏物語』をどう見たのか?米国人研究者が引き出した日本の魅力

国際交流基金理事長の梅本和義は、「国際文化交流の意義や今後のあり方を皆様とともに考えるきっかけとなればとの願いで制作しました。今のような激動の時代においてこそ、文化交流の真価が問われています。多極化し、不透明な要素が増している国際社会にあって、日本が世界の人々と絆を深めていくことは、以前にも増して重要となっています」と述べています。

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