連載1周年を迎えた漫画版『燃えよ剣』が、京都を走る「嵐電・叡電」を彩る。

株式会社新潮社のプレスリリース

土方歳三・新選組のイメージを生み出したと言われる司馬遼太郎の名作『燃えよ剣』(累計500万部)。そのコミカライズが連載1周年を迎え、さらにコミックス第2巻が12月8日発売。それらを記念して11月18日より1ヵ月間、紅葉色づく京都を走る「嵐電」「叡電」に車内広告を掲出いたします!

 月刊コミックバンチ2021年12月号で連載開始以来、沙村広明をはじめとする歴史漫画・新選組漫画を手掛ける漫画家や、俳優の有澤祥太郎・阪本奨悟、さらには声優の三木眞一郎などから熱い応援が寄せられている、漫画『燃えよ剣』。
 先月、連載1周年を迎えた本作のコミックス第2巻が12月8日に新潮社より刊行いたします。

 物語の舞台はまだ府中・多摩でこれから京都へ向けて歩みを進めるのですが、作中の土方歳三たちより一足先に『燃えよ剣』の広告が京都の地を彩ります!
 観光地を走る京福電鉄(嵐電)、叡山鉄道に11月18日より1ヵ月間、車内広告を掲出いたします。
 紅葉の名所である嵐山や比叡山、貴船・鞍馬山などに訪れる、多くの観光客が利用する路線への掲出となります。多くの方の旅行の想い出とともに、『燃えよ剣』が記憶に残ることを願っています。

 

■書籍内容
 土方歳三は八王子を拠点とする甲源一刀流の師範代を斬ったことで、その一門に命を狙われていた。先手を打つべく試衛館の沖田、永倉、原田、藤堂とともに奇襲をかけようと目論むが、不意をつかれ八王子衆の包囲にあってしまう。突如追い込まれた窮地に土方歳三の軍才が開花する。
 後に「新選組・鬼の副長」と呼ばれ、幕末という時代を鮮烈に生きた男の比類なき青春譚!

■著者紹介
司馬遼太郎

(1923-1996)大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。1993(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、1971年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

奏ヨシキ
『首を斬らねば分かるまい』(講談社)の作画として商業連載デビューし、明治時代を舞台に耽美さと残酷さを兼ね備えたドラマを描きあげた。現在は、『経験値貯蓄でのんびり傷心旅行』(KADOKAWA)の作画を担当しており、歴史物だけでなく活躍の幅を広げている。

小松エメル
東京都生れ。國學院大学文学部史学科卒業。母方にトルコ人の祖父を持ち、名はトルコ語で「強い、優しい、美しい」などの意味を持つ。2008(平成20)年、ジャイブ小説大賞を受賞してデビュー。著作には「一鬼夜行」シリーズなど明治人情妖怪譚の他、『総司の夢』をはじめとする新選組を題材にした作品も多数。

■書籍データ
【タイトル】燃えよ剣 第2巻
【著者名】原作:司馬遼太郎 漫画:奏ヨシキ 脚本:小松エメル
【発売日】12月8日
【造本】B6判
【本体定価】726円(税込)
【ISBN】978-4-10-772548-6
【URL】https://kuragebunch.com/episode/316112896948880872

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