もしもの時に命を守る野外アート「シブヤ・アロープロジェクト」人気アニメとのコラボ作品が完成!子ども食堂の子供たちが製作に参加!東急百貨店東横店解体地区 西面地上部仮囲いに掲出

シブヤ・アロープロジェクト実行委員会のプレスリリース

シブヤ・アロープロジェクト実行委員会が実施している「シブヤ・アロープロジェクト」にて東急百貨店東横店解体地区西面地上部仮囲いにNHKで放送中の人気アニメ 「おじゃる丸」「もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ」「忍たま乱太郎」「わしも」「ラブライブ!スーパースター!!」「かいじゅうステップ ワンダバダ」とコラボした新作アート作品を掲出いたします。

 今回の作品はNHKエンタープライズとNHKアートの、SDGs活動の一環として、NHKで放送しているアニメのキャラクターを使ったアートを子ども食堂のこどもたちと一緒に制作いたしました。

NHKエンタープライズとNHKアートはシブヤ・アロープロジェクトの想いに共感し、エンターテイメントの視点から本プロジェクトを支援したいと考え、コラボが実現いたしました。

「シブヤ・アロープロジェクト」とは渋谷区の一時避難場所(青山学院大学、代々木公園)の位置を外国人を含めた多くの来街者に認知してもらうために、発災時だけでなく日頃から人々の注目を集めるようなアート性あふれるデザインの「矢印サイン」を区内の必要な場所に設置し、一時避難 場所への誘導を支援するものです。
HP:http://shibuya-arrow.jp/

矢印は一時避難場所である青山学院大学もしくは代々木公園の方向を指しており、今回新たに 登場するアートは代々木公園の方向を指しています。日夜外国人を含む多くの方が訪れる街「渋谷」において、言葉の壁を超え、多くの人が一目見て、理解できる記号として矢印を盛り込んだアートにしています。

©犬丸りん・NHK・NEP ©原ゆたか/ポプラ社・BNP・NEP 
©尼子騒兵衛/NHK・NEP ©宮藤官九郎・安齋肇・小学館/NHK・NEP
©2022 プロジェクトラブライブ!スーパースター!!  ©円谷プロ ©かいじゅうステップ ワンダバダ製作委員会

■背景
渋谷区では2020年を機に、さらに増えることが予想される外国人を含めた多くの来街者(在勤・在学者を含む区民以外の渋谷区を訪れる方々)の方への帰宅困難者対策が、喫緊の課題となっています。 区内の小学校や公園等は「一時(いっとき)集合場所」であり、一時的に様子を見る場所となっていますが、区民と来街者が利用するには十分なスペースではありません。特に渋谷駅周辺では発災時に来街者の方が一時的に退避する安全な場所として、避難場所などを「一時(いちじ)退避場所」と渋谷駅周辺地域都市再生安全確保計画にて定めました。一時退避場所とは災害時に、いったん被災時に居た場所を離れ、その場所の安全が確保されるまでの間、一時的に退避する安全な場所のことです。これは「一時退避」という新しい考え方で、特に来街者の方には、帰宅困難者支援(受入)施設が開設されるまでの間、安全に留まれる「一時退避場所」を知っていただく必要があります。
今回の「シブヤ・アロープロジェクト」では一時退避場所を知っていただくきっかけになり、また有事の際には避難誘導の一助となるようにと考えています。

■場所
東急百貨店東横店解体地区 西面地上部仮囲い
※今回のアートの矢印が指し示す方向は代々木公園になります

 

 

■渋谷区長コメント
今回のNHKの人気TVアニメ作品とのコラボにより、「シブヤ・アロープロジェクト」の認知もさらに上がると確信しています。これまでも、多様性を尊重する渋谷区らしいアート作品を掲出してきましたが、今回、子どもたちに人気のあるキャラクターのアート作品を掲出することで、地域の子どもたちにも広く知ってもらえる機会となると思っています。より多くの来街者の方々や就業者、区民の方々に楽しんでいただき、もしもの時に命を守るものとして活用していただけるよう、今後も多様性あふれるアート作品を増やしていきたいと考えております。
これからも本プロジェクトの活動にご理解、ご協力賜れますと幸いです。
渋谷区長 長谷部 健

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