株式会社クレタのプレスリリース
昭和40年男の少年時代、“アニメ” という言葉はまだ一般的でなく、“テレビまんが” と呼ばれていました。「まんがばかり観ているとバカになる」というママゴンたちの言葉をものともせず、送り手の大人たちは表現の場として本気の熱を込め、子供たちもその熱を感じ取り没頭。今でも世代的な原体験として、数々の名シーンや名エピソードが刷り込まれていることでしょう。日本のテレビまんがは世界を熱狂させ、進化に進化を重ねて今や誇るべき一大カルチャーとなっています。
その源流となった、熱い時代の作品やクリエイターにフォーカスし、今回の特集では誌面「まんがまつり」を開催します!
『昭和40年男』2023年 2月号/vol.77 …1月11日(水) 発売、新定価 880円 (税込) 。全国の書店・コンビニ、ネット書店、クレタ オンラインショップ等でお買い求めください。[表紙:『マジンガーZ』 ©ダイナミック企画・東映アニメーション]
『昭和40年男』は、“昭和40年=1965年生まれの男性向け” に特化した誌面の “年齢限定マガジン” 。定期刊行、奇数月発売の隔月刊誌として、毎号ワンテーマ・大ボリュームの巻頭特集を中心にお届けしています。
この度、最新号となる 2023年 2月号/vol.77 を 1月11日 (水) に発売。
巻頭特集は『俺たちを育んだブラウン管の中の奇跡 テレビまんがまつり』。
まだ “アニメ” という言葉が浸透していなかった頃、昭和40年男が親しんだ “テレビまんが” の大特集です。
昨年放送開始50周年を迎えた『マジンガーZ』が、vol.26の「スーパーロボット」特集以来、二度目の表紙登場。今回はオープニングでも印象的な「パイルダーオン!」のシーンを大胆に起用しました。特集トップには原作者・永井 豪 先生のインタビューも掲載。また惜しくも昨年末に逝去された、「ゼェーット!」のシャウトでお馴染みの主題歌歌手・水木一郎さんへの追悼記事も掲載させていただきました。
『科学忍者隊ガッチャマン』『ルパン三世』『デビルマン』『勇者ライディーン』など、幾度となく再放送され、昭和40年男より後の世代にもお馴染みの作品も多数紹介。『あしたのジョー』主題歌を歌った 尾藤イサオさん、人気声優の 神谷 明さん、『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』の作画監督を務めた 湖川友謙さんなど、注目のインタビューもたっぷりと掲載しています。「アニメーター 大塚康生の職人技」「盟友・丸山正雄が語る 鬼才・出崎 統の素顔」など、レジェンドクリエイターに迫る記事もバッチリで、年季の入ったアニメファンにもきっとご納得いただけるはず… ぜひお手に取ってご覧ください!
また、毎号充実の連載インタビュー企画も、『ウルトラマン』で科学特捜隊の紅一点、フジ・アキコ隊員を演じた初代ウルトラヒロイン・桜井浩子さんの初登場をはじめ、俳優の 小沢仁志さん、音楽プロデューサー・作曲家の 川原伸司さんと、充実のラインナップとなっております。
さらに今号では、本誌のもう一本の柱として創刊初期から続いてきた連載特集『夢、あふれていた俺たちの時代』をリニューアル。新タイトル『俺たちの時間旅行 タイム・トラベル』のもと、装いも新たにお届けします。初回は 昭和50年/1975年 をフィーチャー。誌面から当時への時間旅行をお楽しみください。
- 『昭和40年男』新価格のご案内
前号にてアナウンスいたしました価格改定を今号より実施し、定価を 880円 (税込) とさせていただきます。大変心苦しい次第ですが、より一層の内容充実をはかって参りますので、何卒ご理解いただけましたら幸いです。
なお、クレタ オンラインショップの定期購読限定で 特別価格 780円 (税込/本誌1冊・送料無料) となっておりますので、ぜひご利用ください。
(『昭和40年男』定期購読のご案内: https://colorme-repeat.jp/8/f2df4134/s40-teiki )
今後とも『昭和40年男』はじめ「昭和トリオ」に変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
- 『昭和40年男』2023年 2月号/vol.77 誌面紹介
巻頭特集 / テレビまんがまつり <side A 闘うヒーロー大集合>
新たなヒーロー像を提示したスーパーロボット
『マジンガーZ』
1972年 12月3日、テレビアニメ『マジンガーZ』は始動した。世界で日本をアニメ大国と認知させ、後の『機動戦士ガンダム』や『新世紀エヴァンゲリオン』も踏襲した、乗り込み型巨大ロボットの第1号だ。昭和40年男に馴染みの深いこの人気ロボットを創造した原作者・永井 豪にインタビューした。
巻頭特集 / テレビまんがまつり <side A 闘うヒーロー大集合>
歌手 尾藤イサオ interview
男の熱き情熱を教えてくれた『あしたのジョー』
最近は、熱などは暑苦しいだけと。もうそうだろう、そういう時代だよね。だけど、俺たちはロープに逃げない。ジョーがそう教えてくれた。無謀なまでの熱血と、虚無のなかに光る “あした” を歌ってくれた叔父貴に聞いた。
巻頭特集 / テレビまんがまつり <side A 闘うヒーロー大集合>
声優 神谷 明 interview
叫びの神谷が駆け抜けた 70年代、伝説の名演を振り返る。
「うわぁぁ!」「ゲッタービィィーム!」「ゴッドバードチェーンジ!」70年代の 神谷 明は、とにかく叫びまくっていた。かくして、業界内でついた俗称は “叫びの神谷” 。当時の話を、本人に振り返ってもらった。
巻頭特集 / テレビまんがまつり <side B 心を成長させた物語>
女優 岡まゆみ interview
さまざまな歴史の舞台にひとっ飛び!『まんがはじめて物語』
世の中に存在する、知らず知らずのうちに接している物事の “はじめて” とその後の発展を教えてくれた学習テレビマンガの決定版! 2代目お姉さんの岡まゆみに話を訊いた。
巻頭特集 / テレビまんがまつり <epilogue>
新しいアニメの “作法” を切り開いた
『機動戦士ガンダム』という一大叙事詩
その名を冠したアニメは絶えることなく制作され続け、初放送から実に44年が過ぎた今も、最新作が放送中だ。では、ガンダムはどこが新しかったのか。他のアニメとは何が違ったのか。氷川竜介に話を聞き、この作品に少しだけ乗り遅れてしまった昭和40年男にもわかりやすく説明をしてもらおう。
巻頭特集 / テレビまんがまつり <epilogue>
作曲家 宮川彬良 interview
宇宙戦艦ヤマトの音楽が放つ永遠
『宇宙戦艦ヤマト』によりアニメの歴史は変わった。その登場によって、テレビマンガはテレビアニメになり、アニメファンという言葉も生まれ、アニメは子供だけのものではなくなった。その名作の世界とそれを支えた音楽について、音楽責任者を務めていた 宮川 泰のご子息である作曲家・宮川彬良に聞いた。
新・連載特集 / 昭和50年/1975年 俺たちの時間旅行 タイム・トラベル
岡田奈々が語る ドラマ『俺たちの旅』の思い出
等身大で演じた “真弓ちゃん” “皆の妹” がキラキラと輝いた。
青春ドラマの金字塔として輝く『俺たちの旅』。大人への扉を開けようとするカースケ、オメダ、グズ六の友情、歓びや挫折を描いた物語は今観ても心がざわめく。そして、この名作に華を添えたのがオメダの妹・真弓を演じた岡田奈々だ。今回は当時16歳だった岡田に本作への思いを聞く。
新・連載特集 / 昭和50年/1975年 俺たちの時間旅行 タイム・トラベル
映画『新幹線大爆破』公開
映画人の情熱と底力が生んだ 国産パニック映画の超大作!
「ひかりは今 巨大な棺桶と化した」という予告篇の衝撃的な煽り文句も伝説になっている、国産パニック映画超大作『新幹線大爆破』。その伝説の裏に、撮影所のスタッフたちが自らの映画人としての魂を懸けて挑んだ物語があった。
連載インタビュー企画 / ガツンとひと言。兄貴の説教
“説教されなきゃシャキッとしないのかって言いたいね。”
小沢仁志
昭和40年男が熱く血をたぎらせてきた映画、ドラマには、必ずと言っていいほど、小沢アニキの姿があった。時には不良、時にはヤクザ。その強烈な存在感は脳裏に焼きついた。そして令和になった今、アニキは還暦を迎えたが、当時と変わらない、いや、それ以上の存在感で映像の世界を走り続けていた。
連載インタビュー企画 / 俺たちのアイドル
“飯島監督たちのイズムで ウルトラを未来につなげたい。”
桜井浩子
初めて『ウルトラマン』を観た時、ホシノ少年目線で一喜一憂していたという昭和40年男は多いだろう。そのホシノ少年がいつも仲よくしていたのがフジ・アキコ隊員。ゆえに、生まれて初めて注目した女優が桜井浩子だったという人は少なくないのではないだろうか。初代ウルトラヒロイン本誌初登場です。
- 『昭和40年男』2023年 2月号/vol.77 CONTENTS
https://www.crete.co.jp/s40otoko/vol_077/
※こちらのWebページでも目次・誌面サンプルを公開中です!
巻頭特集:
俺たちを育んだブラウン管の中の奇跡
テレビまんがまつり
俺たちがガキの頃、まだ “アニメ” という呼び方は一般的でなく “まんが” と呼んでいた。鬼婆…、もといお母さまからは「まんがばかり見ているとバカになるわよ」と、失礼極まりないことを言われ続けた。チャンネルの主導権を握るお父さまは、野球が始まれば絶対に譲らない。家庭が封建的だったあの日、俺たちは努力と工夫で “テレビまんが” に没頭した。
テレビサイドもガキどもを気遣い、野球放送が始まる前に多くのまんがを打ち込んでくれたし、何より制作に熱を込めた大人たちの本気があった。その努力によって、進化が進化を呼び込んだテレビまんがは、やがて銀幕までも巻き込んで “まつり” になるほどに発展した。年々、より白熱していくまつりを、俺たちはリアルタイムで目の当たりにしたのだ。
そして昭和から平成を経た令和5年に、ついに誌面で「まんがまつり」が復活だ。今回の特集は、あの日ブラウン管から飛び出してきた元気を再現する。かつての夢追い人に、今こそ戻ろう!!
【prologue】
テレビまんがは昭和の子供たちに何を残したか?
【side A】闘うヒーロー大集合
- 新たなヒーロー像を提示した スーパーロボット『マジンガーZ』 永井 豪
- 大槻ケンヂ 窓から昭和が見える 第6回 テレビマンガは歌うな、でも『一休さん』は別だ
- SFアクションの金字塔 『科学忍者隊ガッチャマン』
- 操縦者一体化ロボットの象徴 『勇者ライディーン』
- SF作品のリアリティが変化した10年
- 俺たちタツノコ育ち
- 湖川友謙 が見た テレビまんがの時代
- 男の熱き情熱を教えてくれた『あしたのジョー』 尾藤イサオ
- ジョーだけじゃない! 梶原作品は男魂の教科書
- 盟友・丸山正雄が語る 鬼才・出崎 統の素顔
- 狙った獲物は必ず奪う神出鬼没の大泥棒 『ルパン三世』
- 悪魔の力を身につけた正義のヒーロー 『デビルマン』
- 伝説の名演を振り返る 神谷 明
【side B】心を成長させた物語
- ちょっと気になる1個違い/特別編 アニメーション監督 谷口悟朗
- ネロとパトラッシュから学んだ大切なこと『フランダースの犬』
- ホームコメディ で笑いを届けてくれた。 雪室俊一
- すばらしき お笑い作品の世界
-『まんがはじめて物語』 岡まゆみ
- 70年代のテレビまんがが描いた歴史と教養
- 女心を教えてくれた あのヒロイン
- 日本が誇る少女文化 魔女っ子の不思議世界
- アニメーター 大塚康生 の職人技
【epilogue】
- 新しいアニメの “作法” を切り開いた『機動戦士ガンダム』
- 宇宙戦艦ヤマトの音楽 が放つ永遠 宮川彬良
- 輝く! 70年代アニソン大賞
- わが実況人生にテレビまんがあり 倉敷保雄
追悼 水木一郎
“生涯現役” を有言実行した 俺たちのアニソンの “アニキ”
新・連載特集:
俺たちの時間旅行 タイム・トラベル
昭和50年/1975年
人間は未来ではなく、過去でできている。そして未来のヒントは過去にある。昭和40年男が歩いてきた “夢、あふれ希望に満ちていた” 昭和をタイム・トラベルしつつ、その出来事を細かく検証しながら、文化の大河を一つひとつひもといていきます。
1975年に始まったテレビ番組といえばなんと言っても『Gメン’75』だろう。TBS系毎週土曜夜9時の時間帯は、『キイハンター』(68年) が5年間放送の後、『アイフル大作戦』(73年)、『バーディー大作戦』(74年) へと続いた丹波哲郎をメインにしたアクションドラマのなかで歴代最長寿を誇る決定版。初回放送当時は翌年には『Gメン’76』に変わると予想したが、一貫して同じタイトル。滑走路を出演者が歩いてくるオープニングとエンディング映像は番組の象徴。その後の『Gメン’82』は別として、終了までの約7年間で22人のGメンが滑走路を歩いた。
– あの頃のTVデイズ
– 岡田奈々が語る ドラマ『俺たちの旅』の思い出
– 伝説のロックンロールバンド、キャロル解散
– 習志野高校 夏の甲子園 優勝
– 唯一の対戦、アントニオ猪木 vs. ビル・ロビンソン 戦
– イギリス女王・エリザベス2世 来日
– 映画『新幹線大爆破』公開
– 終末感漂う世相で パニック映画がブーム
連載インタビュー企画:
– ガツンとひと言。兄貴の説教
小沢仁志
“説教されなきゃシャキッとしないのかって言いたいね。”
– 俺たちのアイドル
桜井浩子
“飯島監督たちのイズムで ウルトラを未来につなげたい。”
– 樋口毅宏の 神のみぞ知る -God Only Knows-
川原伸司
“大瀧詠一とはお互いの情報量の多さがおもしろかった。”
スペシャルインフォメーション:
原田真二マニアック vol.2 開催決定!
昭和40年男のための健康講座:
天気の変化で体調が悪くなる… それって「気象病」かも?
連載:
- 昭和40年の女 (泉 麻人)
- ひと手間加えて、さらに美味しく! お料理寅さん (平野貴之&平川 恵)
- 人情、激情、愛情!! 昭和政治は浪花節 (濱口英樹)
- 気まぐれ福田君新聞 (福田幸広)
- みくに文具のプラモ棚 (上田 大)
- 昭和アイドル・キャッチフレーズ研究所 チェリーのアイドルボム
- 安田謙一の 西の国から吹くコラム Sangari★a
- 時のペン先が綴る物語 少年ニッキ (錦織一清)
- 雑誌 『昭和40年男』『昭和50年男』『昭和45年女・1970年女』(クレタパブリッシング発行) とは
さまざまな体験の積み重ねが人間を形成していくのであれば、それらをひもといていくことは、自らのルーツを探る、すなわち今の自分を知ることと同義のはず。単なる「懐古趣味」ではなく、“故きを温ね新しきを知る” ──「温故知新」を目指して刊行してきた『昭和40年男』は、「ノスタルジックな想い出が呼ぶ共感」を「明日を生きる活力」に変えることをコンセプトとした、昭和40年 (〜41年3月) 生まれの男性のための情報誌です。
そのコンセプトを引き継ぎつつ、2019年には兄弟誌『昭和50年男』を創刊。さらに2021年、新たな女性誌への挑戦として、姉妹誌『昭和45年女・1970年女』も創刊いたしました。内容はそれぞれの年生まれ向けに特化していますが、昭和を振り返りたい、知りたい方でしたら、もちろん世代や性別を問わずにお楽しみいただけます。
–『昭和40年男』
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–『昭和50年男』
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–『昭和45年女・1970年女』
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– クレタ オンラインショップ
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–『昭和40年男』定期購読のご案内
https://colorme-repeat.jp/8/f2df4134/s40-teiki
–「昭和ジェネレーションパラダイス」(プロデュースイベント)
公式サイト: https://www.genepara.com
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- ラジオでも『昭和40年男』コーナーを展開! 編集長・北村が出演中
– コミュニティ放送局・エフエム世田谷
『アフタヌーンパラダイス』(月~金)
木曜日/パーソナリティー 杉 真理さん (13:00~16:55) 内
マンスリーコーナー「ラヂオ昭和パラダイス!」(第3木曜日 15時台)
番組公式ブログ: http://blog.afpara.com/?cid=5