第6回妖怪造形大賞、最終審査会を3月13日小豆島の妖怪美術館で開催します。

小豆島ヘルシーランド株式会社のプレスリリース

⾹川県・⼩⾖島の「迷路のまち」(⼟庄本町)で、アート事業や地域事業をおこなう、小豆島・迷路のまちアートプロジェクトMeiPAM(小豆島ヘルシーランド株式会社)は、妖怪アート作品のコンテスト「第6回妖怪造形大賞」の各賞を決定する最終審査会を3月13日(月)13時より妖怪美術館で実施します。北原照久氏(横浜ブリキのおもちゃ博物館館長)をはじめとする豪華審査員の諸先生方にお集まりいただき、白熱した審査をしていただきます。審査会の様子はSNSでライブ配信も行います。

  • 【第6回妖怪造形大賞 最終審査会 概要】

⽇時|2023年3⽉13⽇(月) 13:00〜15:00
会場|妖怪美術館 3号館|香川県小豆郡土庄町甲393-3
主催|小豆島 迷路のまち 妖怪プロジェクト実行委員会
協力|小豆島ヘルシーランド株式会社
後援|文化庁、香川県、小豆島観光協会

●最優秀作品賞 賞金30万円
●優秀作品賞  賞金10万円
●審査員特別賞 賞金3万円
●造形賞    賞金1万円
●ストーリー賞 賞金1万円
●小豆島ヘルシーランド賞 オリーブ関連商品
●MeiPAM賞(小学校6年生までの作品対象) 図書カードNEXT

応募総数は75点。1次選考(書類選考)を通過した作品を
審査員が直に目で確かめて入賞作品を決定。

おもちゃのコレクター、フィギュアメーカー、アニメーター、造形作家など各界をリードする審査員が鋭い感性と優れた審美眼で作品ひとつひとつを丁寧に審査。当日に受賞作品を決定し発表します。芸術性や造形力のみならず、作品が生まれた背景や物語、製作意図も審査の重要なポイントになります。
 

  • 【審査員のご紹介】敬称略

審査員長 北原照久(横浜ブリキのおもちゃ博物館館長)
審査員  宮脇修一(株式会社海洋堂取締役専務)
審査員  羽原信義(アニメーター・演出・監督 / 株式会社SUNRISE BEYOND 取締役)
審査員  米田武志(造形師)
審査員  柳澤大輔(面白法人カヤック 代表取締役CEO)
審査員  武田充生(彫刻家・元東京芸術大学講師)
審査員  清水真理(人形作家)
審査員  柳生忠平(妖怪画家・妖怪美術館館長)
 

  • 【審査員プロフィール】

【審査員長】

北原照久
(株式会社トーイズ代表取締役 横浜ブリキのおもちゃ博物館館長)

1948年東京生まれ。
ブリキのおもちゃコレクターの第一人者として世界的に知られている。大学時代にスキー留学したヨーロッパで、ものを大切にする人たちの文化に触れ、古い時計や生活骨董、ポスター等の収集を始める。その後、知り合いのデザイナーの家で、インテリアとして飾られていたブリキのおもちゃに出会い、興味を持ち収集を始める。地方の玩具店などに眠っていたブリキのおもちゃを精力的に収集し、マスコミにも知られるようになる。そして、イベントがきっかけで、「多くの人にコレクションを見て楽しんでもらいたい」という思いで、1986年4月、横浜山手に「ブリキのおもちゃ博物館」を開館。また、平成15年11月より5年間、フロリダディズニーワールドにて「Tin Toy Stories Made in Japan」のイベントを開催。河口湖北原ミュージアム”Happy Days”(富士河口湖町)、京橋エドグランB1「北原コレクション タウンミュージアム」、北原コレクションエアポートギャラリー(羽田空港第一ターミナルビル3階)、ザ・ミュージアム松島(宮城県松島市)にてコレクションを常設展示中。

・第24回 「2007年ベストジーニスト」受賞
・2007年度 「横浜文化賞」受賞
・2016年 グッドエイジャー賞受賞
・2016年 ジャパンシガーアワード受賞
・2020 東京オリンピック・パラリンピック マスコット審査会委員

【審査員】

宮脇修一
(株式会社海洋堂 取締役専務)

1957年大阪府生まれ。現在のフィギュア文化の立役者。創業者である父・修氏と共に、大阪府の一模型店であった海洋堂を、日本を代表するフィギュアメーカーに育て上げた。同社は美少女、メカから恐竜、仏像に至るまであらゆるフィギュアをリリース。その高い造形力は世界的な評価を受け、「チョコエッグ」の爆発的ヒットで、ユニークな企業として一躍注目を浴びた。著書に『造形集団 海洋堂の発想』(光文社新書)

羽原信義
(アニメーター・演出・監督 / 株式会社SUNRISE BEYOND 取締役)

高校時代にアニメサークルを結成しアニメを自主制作。葦プロダクション出身。1995年5月にプロダクション・アイジーの子会社として下地志直や佐藤徹と共にアニメ制作会社XEBECを設立。演出家以外にも作画監督、キャラクターデザイン、メカニックデザイン、さらには企画やプロデューサーも務めるマルチクリエーター。

・「D・N・ANGEL」(2003年:監督/絵コンテ/演出)
・「蒼穹のファフナー」(2004年:監督/絵コンテ/演出/原画)
・「ゲゲゲの鬼太郎」(2007年:実写映画 絵コンテ)
・「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」(2017年:監督)
・「マシンロボ クロノスの大逆襲」(キャラクターデザイン)
・「ジャンケンマン」(キャラクターデザイン)
 

 

米田武志
(造形師)

1959年生
特殊造形イクストル主宰(特殊造形物、フイギュア原型制作) 

主な作品 
10mウルトラマンショウ・ロボット造形/デイレクション(1990)
ピューローランド・「ゴールの伝説」5mドラゴン・ロボット造形(1991)
映画「東方見聞録」竜神(メカ/着ぐるみ)制作(1992)
ディノアライブ・恐竜ロボット製作(1993)
米ディメンショナル・デザイン社玩具原型(1996)
ユニバーサルスタジオジャパン・各キャラクターロボット/セッティング・造形・改修(1999~2004)
海洋堂・5m大魔神プロップ補修(2002)
大阪万博・日本館・文楽ロボット復元(2008)
ユニバーサルスタジオシンガポール・ジュラシックパーク・恐竜ロボット造形(2009)
米TV「アウターリミッツ」玩具・各種原型(2012)

柳澤 大輔
(面白法人カヤック 代表取締役CEO)

1974年香港生まれ。1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。鎌倉に本社を構え、鎌倉からオリジナリティのあるコンテンツをWebサイト、スマートフォンアプリ、ソーシャルゲーム市場に発信する。100以上のクリエイティブディレクターをつとめる傍ら、2012年カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル、2010年東京インタラクティブ・アド・アワード、2009~2015年Yahoo!インターネットクリエイティブアワードなどWeb広告賞で審査員をつとめ、ユニークな人事制度(サイコロ給、スマイル給)や、ワークスタイル(旅する支社)を発信し、「面白法人」というキャッチコピーの名のもと新しい会社のスタイルに挑戦中。

iU 情報経営イノベーション専門職大学 客員教授、金沢大学 非常勤講師、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特別招聘教授、2021年 内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議構成員就任、まちづくりに興味のある人が集うオンラインサロン「地域資本主義サロン」主宰

著書に「面白法人カヤック会社案内」「鎌倉資本主義」(ともにプレジデント社)、「アイデアは考えるな」(日経BP社)、「リビング・シフト 面白法人カヤックが考える未来」(KADOKAWA)、「面白法人カヤック社長日記 2015年-2020年愛蔵版」など。

武田充生
(彫刻家・元東京芸術大学講師)

山口県下関市出身。東京藝術大学美術学部彫刻科を経て同大学院修士課程彫刻専攻修了、油画壁画研究室研究生。2011年から東京藝術大学石材工房教育研究助手/非常勤講師(2015年3月迄)。第26回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)実制作入選、島根県立石見美術館賞受賞作「跡」を、2017年4月下関市に寄贈しリフレッシュパーク豊浦に恒久設置。今須シャッター浮世絵制作、ときわミュージアム夏の美術室「武田充生のおばけ塾(つくる編・怖がる偏)」、関ヶ原合戦祭りワークショップ、宇部まちなかアート・イン・レジデンス等まちづくりや教育を目的としたワークショップ等の企画・制作・監修多数。2017年「第2回DOJIMA RIVER AWARDS2017」下関市芸術文化振興奨励賞。2019年「ドデカ妖怪造形大賞」グランプリ受賞。2020年門司港アートワーフアートディレクター。2022 第10回あさごアートコンペディション2022 優秀賞受賞 2022 川越市市政施行100周年記念モニュメント入選

清水真理
(人形作家)

熊本県天草出身。多摩美術大学美術学部二部芸術学科映像コース卒業。主に球体関節人形のほか、 実験的な人形オブジェ作品を制作する。2000年、バンド “ムック” のCDジャケットに人形写真が使用され注目される。テレビドラマ 「赤い糸の女」 (東海テレビ) や 「カラマーゾフの兄弟」 (フジテレビ)、 虚飾集団廻天百眼の舞台 「少女椿」 への人形提供、 松岡正剛 プロデュース書店 「松丸本舗」での人形展示など、 従来の創作人形の枠を超えた表現活動を行っている。2019年~2020年「不思議の国のアリス展」にて、人形4体が横浜、福岡、新潟、兵庫等各都市美術館にて巡回展示。

柳生忠平
(妖怪画家 / 妖怪美術館館長)

小豆島出身。宝塚造形芸術大学卒。叶匠寿庵にて和菓子のパッケージデザインなどに携わり、2005年絵描鬼宣言。現在は香川在住。香川県の保育所にて芸術士としても活動中。2006年小豆島と京都での個展を皮切りに、高松・大阪・京都などで作品を発表。2014年個展「百鬼創造」(南青山)、2015年個展「百鬼楽楽」(六本木)、個展「妖宴」(銀座)など、大都市での作品発表のほか、イタリアの展示会にも作品を出品。2016年は台湾での個展も開催。アートブックフェアなど様々なイベントも参加し、人の妖怪的要素を見出し描く「妖怪風似顏絵」も精力的に行っている。現在、魑魅魍魎を生み出す妖怪製造裝置というものを中心に創作活動中。2019年には、フランスの国際アートセンターにて滞在制作を行い約30点の妖怪画作品を収蔵。

プロ・アマを問わず、しのぎを削るオープンな造形コンテスト
技術だけでなく、アイデアや着眼点や創造性を競う

 

第5回妖怪造形大賞審査会の様子

妖怪美術館で展示している立体造形作品は、2013年(第1回)から2018年(第5回)までに応募された全作品で累計828点あります。作者は模型やフィギュア製作が好きな方、美術系の学生、などアマチュアをはじめプロの造形作家など多彩で、年齢は3歳から83歳、地域は北海道から沖縄、そして一部台湾や香港からの応募作品もあります。「妖怪」の立体造形作品であればなんでもOKで、応募作品のほとんどがオリジナル。現代の感覚で生まれた多種多様で個性的な妖怪がアート作品として集積しています。

自分の心に芽生える妖怪を想うままに

応募者それぞれの自由な発想から生まれた妖怪たちは、どれもユニーク。現代の世相を反映したシニカルで問題提起をするような作品も多く、作者の想いや想像力にはいつも驚かされます。身近な問題やペーソス、普遍的な人間界の悲哀もコミカルにユーモラスに表現されている作品など、その創造力に海外からのお客様からも「Amazinng!」と感動の声をいただいています。

 

  • アクセス

大阪→神戸→小豆島(坂手港)
高速バス利用でも約3時間

関西・近畿圏からもお客様が多数来島されています。

ぜひ取材にお越しください。

①JR神戸駅から バス5分~神戸港新港からジャンボフェリー【1日4便】で180分   →小豆島(坂手港)
②JR姫路駅から バス20分~姫路港からフェリー【1日7便】で100分       →小豆島(福田港)
③JR日生駅から 徒歩2分~日生港からフェリー【1日4便】で70分         →小豆島(大部港)
④JR岡山駅から バス40分~新岡山港からフェリー【1日8便】で110分                →小豆島(土庄港)
⑤JR高松駅から 徒歩7分~高松港からフェリー【1日15便】 で60分                    →小豆島(土庄港)
⑥JR高松駅から 徒歩7分~高松港からフェリー【1日11便】  で60分                   →小豆島(池田港)
 

  • 妖怪美術館について

【小豆島・迷路のまちアートプロジェクトMeiPAMとは】

香川県小豆島の「迷路のまち」エリアで古民家を活用したアートプロジェクトを展開。「妖怪美術館」、「小野川直樹美術館」の企画・運営を中心に、観光・イベントなどの企画、フリーペーパーの制作などを手がける。MeiPAM(メイパム)は、Mei:迷路のまち、P:パフォーマンス、A:アート、M:マルシェの略称。
HP:https://meipam.net/

【妖怪美術館とは】

香川県・小豆島の迷路のまちで800体をこえる妖怪造形作品を展示する美術館。まちの中に点在する4つの古民家をスマホガイドアプリを使いながらめぐる。妖怪の起源から現代の妖怪まで「妖怪造形大賞」に応募された800体を超える作品を展示・保管しています。「妖怪を世界へ」私たちは「妖怪(=Yokai)を「もったいない」と同じような世界語にしたいと考えています。館長は小豆島生まれの妖怪画家・柳生忠平が勤めています。

妖怪美術館
香川県小豆郡土庄町甲398
0879-62-0221
mail@meipam.net

【小豆島ヘルシーランド株式会社とは】

瀬戸内・小豆島で”生命の樹”オリーブをまるごと活かし、心と体を健やかにする商品の研究開発・製造・販売を行っています。地域事業では、土庄本町・迷路のまち全体の活性化<心の健康>を目的に文化的事業、アート、食などの様々なプロジェクトを展開しています。

社名:小豆島ヘルシーランド株式会社
所在地:香川県小豆郡土庄町甲2721-1
代表取締役社長:柳生敏宏
設立:1985年
HP:https://shl-olive.co.jp/

 

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