株式会社文藝春秋のプレスリリース
株式会社文藝春秋(本社:千代田区紀尾井町 社長:中部嘉人)は、阿部智里「八咫烏シリーズ」ファンBOOK(文春ムック)の発売が、4月19日に決定したことをお知らせいたします。
阿部智里「八咫烏シリーズ」ファンBOOK(文春ムック)
本ムックは、阿部智里さんが2012年に史上最年少の20歳で松本清張賞を『烏に単は似合わない』で受賞してから、最新刊『烏の緑羽』にいたるまで、累計180万部突破の大人気異世界ファンタジー「八咫烏シリーズ」全11冊(本編9冊、外伝2冊)の軌跡をまとめたものです。
著者・阿部さんのインタビューや交流の深い作家たちとの対談、作品世界の創作過程、登場人物や設定に関するQ&Aなど、オリジナル要素も豊富に盛り込んだ内容で、装画を手がける名司生(なつき)さんのオリジナルステッカーも付録として付いてきます。
■阿部智里さんコメント
この度、大変ありがたいことに「八咫烏シリーズ」のファンブックを作って頂けることになりました。個人的にはデビューから今日まで一瞬のような気がしていましたが、改めて約10年に及ぶ軌跡を見ると、「こんなに長かったのか!」と驚いてしまいました。ここまでシリーズを育てて下さった読者の皆さんと周囲の方々に、改めて心からの感謝を捧げます。
こちらのファンブック、ただの再録ではありません。ここが初出しの新要素もありますので、少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。
■「八咫烏シリーズ」ファンBOOK 目次概要
◆八咫烏シリーズの軌跡
阿部智里最新ロングインタビュー
松本清張賞選評&受賞エッセイ
作品解説
人物相関図&作者による登場人物インタビュー 画◎松崎夏未
山内地図/山内瓦版
◆豪華対談
夢枕獏/荻原規子/中島京子/武田綾乃/額賀澪/松崎夏未/名司生 ほか
◆創作過程秘話
文庫全巻&第2部の装丁制作工程初公開(カラー版)
文藝春秋〈チーム八咫烏〉の軌跡
◆「八咫烏シリーズ」作品Q&A
◆阿部智里コラム&エッセイ集&写真館
◆短編小説
「烏の山」「山を下りて」
■著者プロフィール
阿部智里(あべちさと)
©文藝春秋
1991年群馬県前橋市生まれ。2010年早稲田大学文化構想学部に入学。12年『烏に単は似合わない』が史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞。17年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。デビュー作から続く壮大な異世界ファンタジー「八咫烏シリーズ」は現在は第2部へと突入。22年刊行の『烏の緑羽』までに累計180万部を超える大ヒット作となっている。19年『発現』(NHK出版)刊行。松崎夏未氏が『烏に単は似合わない』をWEB&アプリ「コミックDAYS」(講談社)にて漫画連載、2020年6月全4巻が完結。8月下旬より「コミックDAYS」にて『烏は主を選ばない』が同氏によって連載開始。現在、中台露ほかでシリーズの翻訳進行中。
■文春ムック 阿部智里「八咫烏シリーズ」ファンBOOK商品情報
出版社:株式会社文藝春秋
判 型:A5判 248ページ
発売日:2023年4月19日(水)
定 価:1430円(税込)
ISBN:978-4-16-007062-2
https://www.bunshun.co.jp/business/extra/backnumber.html?itemid=861&dispmid=592