海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース
一般社団法人日本昔ばなし協会は、日本中に残された海にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーとその民話に込められた「想い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメーションとして映像化しました。3月3日(金)長崎県松浦市にて松浦市を舞台に制作したアニメ「長者と河太郎」の上映会・フィールドワークを実施いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
<イベント概要>
■上映会
日時 | 2023年3月3日(金)11:30~12:15 |
会場 | 松浦市立青島小中学校 |
プログラム | ・青島小中学生、島民 54名を対象にアニメ上映会と沼田監督の講演 ・松浦高校生徒4名も参加 沼田監督挨拶 |
<参加者コメント>
今日はお忙しい中私たちのためのこのような上映会を計画してくださりありがとうございました。
僕は小学生の頃から青島の歴史に関する話を聞いたり勉強したりしてきました。
今日のアニメーションを見て、短い時間なのに昔の青島の人たちが河太郎とどのように協力をしてきたか詳しく知ることができました。
また、制作の途中で工夫したことや大変だったことを聞けてとても貴重な体験ができました。
今日はありがとうございました。
<イベント概要>
■フィールドワーク
日時 | 2023年3月3日(金)13:20~15:05 |
会場 | 松浦市青島島内 |
プログラム | ・青島小中学生を引率し島に残る「長者と河太郎」にちなんだ場所を実際に見て歩く ・松浦高校生徒4名も参加 13:20 フィールドワーク |
<参加者コメント>
・実際の岩を初めてみた。この下に河太郎がいるのかもと思うと不思議な感覚になる。
・人々と河童が協力し合って工事をしたのかと思われる場所に立てて嬉しい。
・昔の人から現代に生きる人への、「人間と河童が共に手を取り合って協力しながら生きる」という想いを繋げることが未来をまた創っていくんだなと感じました。
・アニメで見た場所がここなんだと思うと不思議な感覚になりました。
・知っていた場所だけど、アニメを見た後だとまた新鮮な気持ちになりました。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人日本昔ばなし協会
URL:https://www.nippon-mukashibanashi.or.jp/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/