史上最高齢でミステリランキング3冠を獲得した大傑作!レジェンド・辻真先が贈る本格ミステリ『たかが殺人じゃないか』が待望の文庫化!

株式会社 東京創元社のプレスリリース

前人未到の快挙!最年長88歳にして年末ベストを席捲した傑作ミステリが遂に文庫化!

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史上最高齢の当時88歳で年末ミステリランキング3冠を獲得するなど、ミステリ界を席捲した傑作『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』が遂に文庫化されました。著者は90歳を迎えたミステリ界のレジェンド・辻真先。今なお傑作を発表し続ける著者ですが、2020年に四六判で刊行されたこの『たかが殺人じゃないか』は、新聞・雑誌をはじめ各種メディアで絶賛を博し、年末ミステリランキングを席捲する超話題作となりました。

今作は『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』(創元推理文庫)、『馬鹿みたいな話! 昭和36年のミステリ』(四六判上製)とで構成される“昭和ミステリ”シリーズ三部作の第2弾にあたる作品です。(※もちろん単独読んでもお楽しみいただけるストーリーになっています)
著者自らの体験を存分に盛り込み、戦後の混乱期とその時代を生きる少年少女の青春をみずみずしく描いた本格ミステリ作品です。

『深夜の博覧会』(創元推理文庫)『深夜の博覧会』(創元推理文庫)

『馬鹿みたいな話!』(四六判上製)『馬鹿みたいな話!』(四六判上製)

あらすじ
昭和24年、ミステリ作家志望の風早勝利は名古屋市内の新制高校3年生になった。学制改革による、1年だけの男女共学の高校生活。そんな夏休みに、勝利は湯谷温泉での密室殺人と、嵐の夜に廃墟で起きた首切り殺人に巻き込まれる! 自ら体験した戦後の混乱期と青春の日々を、著者がみずみずしく描き出す。『深夜の博覧会』に続く、“昭和ミステリ”シリーズ第2弾。

ミステリランキング3冠を獲得した作品の文庫化とあって、大型書店を中心に全国の書店で大きく展開されています。特に著者の出身地で作品舞台とつながりが深い愛知県の書店では、地元作家、作品舞台をアピールした拡材とともに展開されています。

そして4月下旬には、辻真先のミステリ作家としてのデビュー作にあたる『仮題・中学殺人事件』が新装版として創元推理文庫から刊行されます。「この本の犯人は読者(きみ)だ」という驚愕のトリックが炸裂する伝説的作品の復活です。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488405199

傑作『たかが殺人じゃないか』と、今後の辻真先のさらなる活躍にどうぞご注目ください。

■書誌情報
たかが殺人じゃないか
昭和24年の推理小説

辻真先
レーベル創元推理文庫
ページ数:442ページ
ISBN:978-4-488-40518-2
Cコード:C0193
装画:南波タケ
装幀:石松経章(Keisyo事務所)

■著者プロフィール
辻真先

(ツジマサキ )
1932年愛知県生まれ。名古屋大学卒。NHK勤務後、『鉄腕アトム』『サザエさん』『サイボーグ009』『デビルマン』『Dr.スランプ アラレちゃん』など、アニメや特撮の脚本家として幅広く活躍。72年『仮題・中学殺人事件』でミステリ作家としてデビュー。現在でもTVアニメ『名探偵コナン』の脚本を手掛けるほか、大学教授として後進の指導にあたっている。82年『アリスの国の殺人』が第35回日本推理作家協会賞を、2009年に牧薩次名義で刊行した『完全恋愛』が第9回本格ミステリ大賞を受賞。19年に第23回日本ミステリー文学大賞を受賞。20年刊行の『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』は、年末ミステリランキング3冠を達成する。

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