ほぼ日のプレスリリース
伝説の彫刻職人、左甚五郎を主人公にしたコマ撮りアニメ『HIDARI』がすごい! と聞いて5分間のパイロットフィルムを見てみると、びっくりするくらい、かっこよくて新しいアニメーションに出会うことができました。そんな『HIDARI』の魅力をたくさんの方に知っていただくために、劇中で、飛んで、斬って、縦横無尽に動きまわる、あの、本物の人形の展示や、絵コンテなどの直筆の資料、パイロットフィルムの上映など、普段は見られない制作の裏側が覗ける展示をTOBICHI東京(東京都千代田区神田錦町3丁目18−18)で開催します。
この作品は、2028年公開で長編映画を完成させることを目標としています。5分間の映像だけでもかっこいいのに、長編映画が完成したら、きっと、すごい作品になるに違いない!『HIDARI』の続きが見られるように、わたしたちほぼ日は、『HIDARI』の長編映画化を応援します。長編映画化を目指すためにも、まずはたくさんの方に『HIDARI』の魅力を知ってほしい。この展示が、そのきっかけになれば嬉しいです。
イベントの詳細はこちら> https://www.1101.com/tobichi/tokyo/exhibition/detail/?p=10857
- 「HIDARIの続きが見たい!展」
会期:2023年4月13日(木)~4月25日(火) 11:00 – 19:00
会場:TOBICHI(とびち)東京 東京都千代田区神田錦町3-18 ほぼ日神田ビル1F 入場無料
「彫った動物に命を吹き込む。」「実在したか定かでない。」など、数多くの逸話が残る、伝説の彫刻職人、左甚五郎。残した作品のなかでは、とくに、日光東照宮にある「眠り猫」が有名です。その左甚五郎を主人公として、「木彫人形のコマ撮り」という手法で制作した作品が、ストップモーション時代劇『HIDARI』です。今年の3月に完成したパイロットフィルムをご覧ください。
このすばらしい映像は、企画を、川村真司監督率いるWhateverさん、アニメーションを、ドワーフさん、人形・美術制作を、TECARAT(テカラ)さんという、プロフェッショナルのみなさんが結集した『HIDARI』チームが作られました。本格的にスタートした熱いプロジェクト『HIDARI』の魅力を間近で味わっていただけるのが今回の展示です。
- 『HIDARI』に登場する木彫でできた人形たちを展示します。
登場するキャラクターや小道具は、木彫人形・美術制作を担当しているTECARAT(テカラ)のみなさんの手でひとつひとつ、作られています。映像のなかで縦横無尽に動いていた人形たちの本物を、会場では特別に展示いたします。
主人公の左甚五郎はもちろん、おおよそ、横幅80cm、高さ50cmもある敵の「犬丸ロボ」の展示も予定しています。細部まで丁寧につくられた人形たちを、いろんな角度から、じっくりご覧ください。
- 『HIDARI』の制作につかわれた資料を展示します。
直筆の絵コンテ、キャラクターデザイン画、人形の試作品や衣装‥‥など制作の際に使われた貴重な資料をできるだけたくさん展示します。どのように検討を重ねて作られていったのか映像や、本物の人形と見比べながら、いつもは見られない制作の裏側をぜひ、ご覧ください。
- 大きな画面でパイロットフィルムを上映します。
5分間のパイロットフィルムを会場でも上映します。映画館とまでは言えませんが、大きい画面で、より迫力のある『HIDARI』をおたのしみください。ほぼ日では、よみものコンテンツの連載も予定しています。
- 『HIDARI』プロジェクトを応援しましょう。
『HIDARI』チームの最終目標は、2028年公開で長編映画を完成させることです。現時点では、3月に完成した5分間のパイロットフィルムを世界中の人に見てもらいながら、一緒にプロジェクトを支えてくれる、 パートナーを探しています。『HIDARI』プロジェクトのサイトでクラウドファンディングも受付中ですが、会期中の会場で、劇中で「血しぶき」として使用された「おがくず」をご購入いただくと、全額が『HIDARI』チームへの支援として使われます。