カンヌ映画祭2023、公式次世代映画事業ピッチでNOMAが受賞

株式会社EDLEAD-japan-のプレスリリース

NOMA(ノマ)は今年も世界三大映画祭のひとつカンヌ国際映画祭に参加、公式ピッチイベントの「CANNES NEXT」に参戦しました。毎年5月にフランスで開催されるカンヌ映画祭は、映画界の頂点として知られています。優れた芸術性と高い革新性を求められる審査基準は、難易度に比例した世界最高峰の名誉として映画人の目標になっています。会期中には世界中から、厳しい入場審査をクリアした3.6万人の一流国際映画人たちがカンヌに集まります。巨匠アーティストやスター俳優のみならず経済界の大御所の方々、そして各国政府関連の方々がこの小さなリゾート地に滞在します。彼らの目的は様々ですが、カンヌ映画祭は時代を牽引するリーダーたちに相応しい機能を果たします。

カンヌ映画祭には、大きく“3つ”の仕組みがあります。
秀でた傑作を競い合う「スクリーニング」、新作を売買する「マーケット」、そして次世代の映画界を働きかける「フォーラム」です。

このたびNOMAが参加した「CANNES NEXT」は、会期中に開催される数百のフォーラムのなかにあり唯一の国際コンテストです。フィルムテックから事業まで、“次の映画界”を率いる各国の精鋭企業が競い合います。

■国際ピッチコンテスト『CANNES NEXT』にて「革新的なMANGA事業」を発表:

次世代の国際映画事業が競い合い、新たなビジョンを世界最高峰の映画人たちに提案するピッチイベントが『CANNES NEXT』です。カンヌ映画祭の中枢、その中のメインステージでNOMAは、国際アニメーター清水洋(しみずひろし)率いる「アニメーション スタジオ」のローンチと「革新的なMANGA事業」を発表、ファイナルピッチにて第3位の名誉を受賞しました。

会場の審査員は世界最大のテクノロジーカンファレンスCESの代表Gary Shapiro氏を筆頭に、グローバル経済誌Forbesにてランキングに選出されている各国を代表する起業家や映画業界の重鎮約15名により審査が行われました。世界各国から集った候補者たちにより、AI.、NFT、Web3、AR.など次世代テックの多様なアイデアがシェアされました。そんな中、NOMAの「MANGA」はコンテンツにとどまらない映画業界が抱える問題への新しいソリューションとして、評価をいただきました。

NOMAの新設アニメーション スタジオが製作する「MANGA」は、既存の製作プロセスの総てを刷新した革新的な事業です。新設スタジオは、「アニメーション界」「国際映画界」「テック界」によって構成されており、MANGA作品の製作時には実写映画さながらに女優と俳優を起用します。SCRIPT(映画脚本)に基づいて監督が映画スタジオで指揮を執り、日本アニメーション界の巨匠たちがカメラマンと共にレイアウトを設計します。さらに作品完成までの過程はWeb3を照準にテック界が引き受けて、プロセス エコノミーを実現します。実写場面も作画プロセスもコミュニティの交流までもが多角的に影響し合い、「MANGA」になります。

「MANGA」を各国各業界とつなぐのは、この三人です。アニメ界より巨匠の清水洋、国際映画界より太一監督、テック界より中辻諒、彼らはそれぞれの強大な業界ネットワークを駆使してシナジーを創出します。すでにアーティストたちが集う仕組みのみならず、資金調達から製作、公開、メディア展開に至るまでの全域が網羅されています。国際映画スタジオNOMAの創設者でありこの新たなユニットを実現した太一監督は、日本が果たすべき役割を強く意識しています。

太一監督:
「国際映画チームが最新テック界とともに、アニメの技法でMANGAを創ります。斬新ではありますが、変化を求めているわけではありません。企業が業界を牽引する時代は過ぎ、人々が国をこえてつながりはじめた今だからこそマナーを大切にしています。わたしたちが創るのは、ちいさなひとつの“選択肢”です。このスタジオとMANGAはやがて、「次のあたり前」として目立たなくなります。その時わたしたちは、世界第3位市場としての日本が果たすべき活動に備えて動き出します。同業が競い合う時代では、ありません。」

最後に:
NOMAはこのカンヌの地での発表を機に次世代MANGA事業をスタートします。それは企業がプロダクトプレイスメントという形で「MANGA」に参加できるのみならず、俳優や女優がマンガのキャラクターを演じるまったく新しいジャンルの誕生です。NOMAは「MANGA」を、日本から世界へ発信していきます。

アーティストたちが描く近未来へ皆様をご案内すべく、これからも邁進して参ります。

今後とも、NOMAをどうぞよろしくお願いいたします。

■清水 洋:アニメーター

1984年、『風の谷のナウシカ』でアニメーターとしてのキャリアをスタート。スタジオジブリで活躍し、『もののけ姫』を経て独立。以来、日本国内では『ルパン三世』『ドラえもん』といった数々のアニメ作品を支え続け、2022年日本国内興業収入第1位を記録した『ONE PIECE FILM RED』ではメイン アニメーターとして作品を支えた。これに留まらずフランスのアニメーション スタジオの作品まで含め、数多くのアニメ作品を手がけ続け、世界のファンを魅了し、国際アニメーターとしての評価を確固たるものにしている。

■ 太一監督:映画監督

Film director / Producer / CEO: 参加映画60作/CM500作:NOMA創設者

1971年生/東京都出身。1984年、 SFXアーティストとして映画業界デビュー。VFXスタジオA.T-ILLUSION株式会社、映画プロダクションEDLEAD inc.(Los Angeles, HOLLYWOOD)のCEOを努め、60本の劇場映画、500作品の地上波メジャーCMに参画。2016年4月、実写VR.映画等の国際映像スタジオ「NOMA」を創設。映画、CM、MV.、PVに監督作多数。近作ではニコラス ケイジ主演映画のプロデュースのほか、ファッション誌「VOGUE」で上戸彩主演のホログラム映像を、「GQ」ではVR.に進出。宇宙航空研究開発機構JAXAのブランディング監督作品やNFTからメタバースまで、各国活動ジャンルは自在。世界初のVR.連載にて産経新聞より。最新監督作のNOMA製作国際映画『レトリックスター:THE RHETORIC STAR』について、プリ プロダクションを推進中。

■中辻 諒(CoinPost /映画プロデューサー)

ロンドン キングストン大学卒業後、暗号資産、ブロックチェーンメディアCoinPostに2017年8月入社。メディア立ち上げを経験し、営業、新規事業を兼任。 2020年12月幻冬舎、CoinPost2社で運営する暗号資産教育YouTube番組#CONNECTVを立ち上げ。 現在はグローバルカンファレンス「WebX」の企画運営を行うとともにCoinPost そして国際映画スタジオNOMAが制作する映画「THE RHETORIC STAR」のプロデューサーを担当。個人としてもNOMAチーム率いる次世代マンガ事業への参画をする。

■ NOMA

国と企業を越えた専門家約200名が所属している国際映画スタジオ

映画監督、プロデューサー、アニメーター、アクター、シネマトグラファー、作曲家などが多数所属し、企画開発から運営管理まで映像製作の全てをチーム内で完結。また、最新鋭の映像表現を追求するために、技術者、研究者、クリエイター、アーティスト、ジャーナリストそしてメディアや事業家までもがサポートを行う分散型コミュニティのパイオニア。

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・Twitter:https://twitter.com/noma_film

・YouTube:https://www.youtube.com/@nomaofficial2296/

・取材連絡先:taichi@edlead-j.com

・動画①:CANNES NEXT登壇前:https://youtu.be/zClrz-sDPdc

・動画②:CANNES NEXT本番:https://youtu.be/YZQuuMoIfBM

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