日本国内のDTS:X®︎スクリーンが 相互運用可能な音声規格IAB (Immersive Audio Bitstream) に対応

dts Japan 株式会社のプレスリリース

Xperi Inc. (NYSE: XPER) の完全子会社であるDTS Inc. (以下、DTS) は、IABフォーマットにて提供される映画作品のDCP (digital cinema package) をDTS:Xスクリーンにて上映することが可能になったことを発表します。これは、日本国内の対象となるDTS:Xスクリーンが、GDC社製 DTS:Xシネマサーバー SX-4000のソフトウエアアップデートによりSMPTEの規格であるIABに対応したことにより実現しました。

 

今回のDTS:XサーバーのソフトウェアアップデートによりIAB DCPのDTS:X上映が可能となったのは、イオンシネマ徳島、TOHOシネマズ熊本サクラマチ、シネマサンシャインららぽーと沼津の3劇場です。

IAB DCPによる最初のDTS:X上映は、7月14日から公開されるスタジオジブリ宮﨑駿監督最新作『君たちはどう生きるか』に決定していて、邦画作品初のIAB DCP対応作品として、これらの3劇場にてDTS:Xで上映される予定です。(上映スケジュールに関しましては各劇場にお問合せください。)

 

IAB(イマーシブ・オーディオ・ビットストリーム)は、DTS:Xやドルビーアトモスなど、映画館の異なるイマーシブサウンドシステムで相互運用が可能となる、SMPTEの音声規格です。

 

Xperiのバイスプレジデント、コンテンツ&ストラテジー、ローレン・ニールセンのコメント

「平面のサラウンドに加え、壁や天井などの高い位置に設置されたスピーカーへも音を配置したり、音を空間で自由に動かしたりすることで、より自然で立体的な音響効果を作り出すことができるイマーシブオーディオが開発されてから何年もの月日が経ちました。今回のIAB対応で上映できる劇場や作品が増え、映画の世界に浸って楽しめる、より多くの機会を日本の映画ファンの皆様に提供できるようになると考えており、今回のIAB対応はその重要な足掛かりとなります。1993年に映画に画期的なデジタルサウンドをもたらしてからちょうど30周年の節目を迎えた私たちは、これからも更に、「かつてない驚きの体験」を提供するべく邁進いたします。 」

DTSについて

1993 年設立以来、DTS は世界中の音をより良くしようと力を注いできました。 DTS は、モバイル デバイス、ホーム シアター システム、映画などの最先端のオーディオ ソリューションを通じて、どんな場所でもより高品質かつ、イマーシブで魅力的なオーディオ体験をリスナーにご提供します。 現在DTS は、イメージングおよびセンシング技術にも力を入れています。 詳細については、www.dts.com をご覧ください。 

Xperi Inc. について  
Xperiは、かつてない体験を可能にする技術を発明・開発し、提供しています。Xperiの技術は、自社ブランドやパートナーシップ(DTS®、HD Radio™、IMAX Enhanced、TiVo®)、スタートアップ企業のPerceiveを通じて提供され、これまで世界中の何十億というコンシューマー機器やメディアプラットフォームに搭載されて、スマートデバイスやコネクテッドカー、エンターテイメントを力強く支えています。Xperiは、パートナーや顧客、消費者に、より大きな価値をもたらすよう、関心の高い消費者に届く一貫したエコシステムを構築しています。 
 

©2023 Xperi Inc. All Rights Reserved.  Xperi®、TiVo®、DTS®、HD Radio™、Perceive® およびそれぞれのロゴは、Xperi Inc.関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。その他全ての会社名、ブランド名、製品名についても、各社の商標または登録商標である場合があります。
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