株式会社スカイフォールのプレスリリース
今展では『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の基礎開発段階で積み上げられたキャラクター、ファッション、メカニック、世界観、文化、日常生活周辺(小道具や建築)などの設定資料やアイデアを中心に、プロジェクトの重要なキーポイントとなる中間制作物を展示します。
「ANIMUSE」 https://animuse.jp/
チケットについては特設サイトにて https://animuse.jp/collections/all
■『王立宇宙軍 オネアミスの翼』展第2弾 開催概要
開催期間:2023年7月14日(金)~
展示内容:キャラクター、ファッション、メカニック、小道具、建築など約350点を新たに展示
※無料展示エリア/有料展示エリアを予定
料金:有料展示エリアは1,000円
主催:『王立宇宙軍 オネアミスの翼』展 Partners
協力:株式会社バンダイナムコフィルムワークス、株式会社ガイナックス、 ATAC(特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構)
■長編アニメーション映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』
『王立宇宙軍 オネアミスの翼』は1987年3月14日に劇場公開された作品です。のちに『トップをねらえ!』、『ふしぎの海のナディア』、『新世紀エヴァンゲリオン』などを世に送り出す若き制作集団GAINAXと、バンダイ(※1)がタッグを組んだ、両社にとって初となる長編アニメーション映画です。
本作には山賀博之監督をはじめ、庵野秀明、貞本義行、樋口真嗣などのトップクリエイターが多数参加しており、音楽は坂本龍一が担当しています。若きクリエイターたちが心血を注ぎこみ、通貨や言語、文化に至るまで、全てゼロから作り上げられた膨大且つ緻密な世界観は、その世界で息づくキャラクターとともに高い評価を得ています。また、本作の作画技術の高さは当時世界中のアニメファンに熱烈に支持され、今なお高い評価を得ています。特に庵野秀明によるクライマックスのロケット打ち上げシーンはそのリアリティで観る者を圧倒します。1987年の劇場公開以来、今なお「後世に遺したいアニメーション作品」のひとつとして世界中で語り継がれる伝説的な作品です。
※1:バンダイが製作し、現在はバンダイナムコフィルムワークスが映像事業を継承しています。
《「ANIMUSE」とは》
「ANIMUSE」では、リアルな展⽰作品をディスプレイ上に置き換えるだけではなく、デジタルを活用したからこそ見ることができるもの、体験できることへの満足感、納得感の提供を⽬指しています。
【コンセプト】ARCHIVE+DIGITAL/HISTORY+CULTURE
世界的に高い評価を受けているアニメも、作品づくりのためのたくさんの貴重な資料や、ベテランスタッフの知見を継承する場がほとんどなく、貴重な中間素材も散逸しています。「ANIMUSE」ではアニメに関わる様々な資料やコンテンツ、クリエイターの思いに、いつでも、どこでも、誰でも出会うことが出来ます。
【構成】
「ANIME MUSEUM」エリア:
オンライン展覧会場。見慣れたウォークスルー型展示ではなく3000ピースを越える画像からモザイクアートを生成。これを入口としてバーチャル空間上に螺旋状に飛びまわるコンテンツからチョイスし、関連コンテンツへと興味を広げることができます。またリアル展示では難しいテキスト系コンテンツの探求を可能とし、深堀りできるバーチャル空間を目指します。
「ANIME HERITAGE」エリア:
歴史的価値のあるアナログ資料のデジタル化と、アニメのクリエーターたちが生み出してきた知恵と技術に敬意を払い、革新が生まれた背景と知恵や発想、その思いの本質を次代に伝えます。
「オンラインショップ」エリア:
チケット購入、作品関連グッズの販売コーナー。
ANIMUSE スタッフクレジット
館長:植田益朗
バックボーン制作:森田 繁(スタジオぬえ)
外観デザイン:前田真宏(株式会社カラー)
制作:株式会社スカイフォール