100刷突破の不朽の名作、ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』が新版で刊行! 創元SF創刊60周年を記念した目玉企画!

株式会社 東京創元社のプレスリリース

1980年の刊行以来、長く愛され続け104刷を突破した、J・P・ホーガン『星を継ぐもの』を新版で刊行!
SF読者だけでなくミステリ好きからも絶賛される不朽の名作。
さらに、8月よりシリーズ続編『ガニメデの優しい巨人』『巨人たちの星』『内なる宇宙(上下)』も新版で連続刊行いたします。

ハードSFの巨匠・ジェイムズ・P・ホーガンのデビュー作にしてSF文学の金字塔『星を継ぐもの』が、装いも新たに新版として登場です。

第12回星雲賞海外長編部門受賞作でもある本作は、1980年5月の創元SF文庫での刊行以来、日本の読者に長く愛され続けて驚異の刷数104版に到達創元SF文庫読者投票でも堂々の第1位を獲得するなど、創元SF文庫を代表する名作です。また星野之宣氏によって漫画化されるなど、今なお新たなファンを獲得し続けています。

時空を超えた壮大な謎を描いている本作の人気は、SFというジャンルにとどまらず幅広いジャンルの作家・読者から厚い支持を集めています。

■シリーズ前作を4か月連続刊行。そして最新作も。

7月の『星を継ぐもの』を皮切りに、シリーズ続編にあたる『ガニメデの優しい巨人』『巨人たちの星』『内なる宇宙(上下)』を毎月一作ずつ、加藤直之氏による描き下ろしの新カバーと、文字を大きく、読みやすくした新版として4か月連続刊行いたします。『ガニメデの優しい巨人』以降の作品には新たな解説も収録されます。

さらに、未訳のシリーズ第5部にして最終巻『ミネルヴァ計画(仮題)』をこの冬、ついに刊行決定!『内なる宇宙』から14年後の2005年に書かれた作品で、シリーズ主人公のハント博士とダンチェッカー教授がマルチバースの謎に挑みます。

どうぞご期待ください!

■キャンペーンも実施

今シリーズの連続刊行を記念して読者プレゼントキャンペーンを実施しています。

刊行前の読者参加型キャンペーンとして「【新版刊行記念企画】あなたの『星を継ぐもの』は何版? みんなで104版コンプリートできるかな」を実施いたしました。これは『星を継ぐもの』をお持ちの読者の皆様にご協力いただき、初版から104版まですべての版の奥付画像を集めようという企画です。2018年に版数100版を突破した際、同じ企画をおこなったときは、惜しくも揃えられなかったため、5年越しのリベンジでもありました。

最終的には、思わぬ事実の判明もありましたが、コンプリート達成という結果となりました。

詳細はこちら

【新版刊行記念企画】あなたの『星を継ぐもの』は何版? みんなで104版コンプリートできるかな――エピローグ【祝!コンプリート達成……!?】(WEB東京創元社マガジン)

http://www.webmysteries.jp/archives/32675285.html

さらに、刊行後にもプレゼントキャンペーンを開催いたします︕

7⽉刊『星を継ぐもの』、8⽉刊『ガニメデの優しい巨⼈』、9⽉刊『巨⼈たちの星』、10⽉刊『内なる宇宙』上下と、4作品すべてのカバーを飾る加藤直之⽒の新作イラストを使⽤した特製図書カードを抽選でプレゼントする企画です。

詳細はこちら

『星を継ぐもの』刊行記念 シリーズ特製図書カードプレゼントキャンペーン(WEB東京創元社マガジン)

http://www.webmysteries.jp/archives/32721017.html

『星を継ぐもの』特製図書カード

東京創元社のSFを代表する名作『星を継ぐもの』とそれに続くシリーズの新たな歴史の始まりです。

ぜひご注目ください!

■書誌情報

星を継ぐもの

ジェイムズ・P・ホーガン

池央耿 訳

レーベル創元SF文庫

ページ数:326ページ

初版:1980年5月23日

改版:2023年7月7日

ISBN:978-4-488-66331-5

Cコード:C0197

定価:880円(税込)

装画:加藤直之

装幀:岩郷重力+W.I

内容紹介:

月面で発見された、真紅の宇宙服をまとった死体。綿密な調査の結果、驚くべき事実が判明する。死体はどの月面基地の所属でもないだけでなく、この世界の住人でさえなかった。彼は5万年前に死亡していたのだ! いったい彼の正体は? 調査チームに招集されたハント博士は壮大なる謎に挑む。現代ハードSFの巨匠ジェイムズ・P・ホーガンのデビュー長編にして、不朽の名作! 第12回星雲賞海外長編部門受賞作。解説=鏡明

■著者プロフィール

ジェイムズ・P・ホーガン

1941年、英国ロンドン生まれ。コンピュータ・セールスマンだったが、1977年に一気に書き上げた長編『星を継ぐもの』でデビュー。同書は日本に翻訳紹介されると同時に爆発的な人気を博し、翌年の星雲賞を受賞。さらに『創世記機械』『内なる宇宙』でも同賞を受賞した。『造物主(ライフメーカー)の掟』『時間泥棒』など、最新科学技術に挑戦する作品を矢つぎばやに発表し、現代ハードSFの旗手として幅広い読者を獲得した。また『未来の二つの顔』『未来からのホットライン』『星を継ぐもの』は星野之宣によって漫画化されている。2010年没。

■訳者プロフィール

池央耿(イケヒロアキ )

1940年生まれ。国際基督教大学卒。アイザック・アシモフ《黒後家蜘蛛の会》シリーズ、ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』、ジェイムズ・ヒルトン『失われた地平線』、チャールズ・ディケンズ『二都物語』など訳書多数。著書に『翻訳万華鏡』がある。

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