高知信用金庫のプレスリリース
高知アニメクリエイター聖地プロジェクトは、高知から新しい才能を発掘・育成する「高知アニメクリエイターアワード」を実施いたします。賞金総額は最大3,000万円。アニメを愛するクリエイターを応援し、アニメ制作・発表まで強力にバックアップするアワードです。「荒削りでもいい、完璧じゃなくてもいい」。あなたの伝えたい熱い想いを作品に込めて送ってください。募集期間は2023年10月1日〜2024年1月10日です。
7月31日、ウェブサイトのリリースに合わせ、高知市内で記者発表会を開催いたしました。
■記者発表会で公開したイメージ動画
アニメの未来 高知のミライ
本アワードは、高知から新しい才能を発掘・育成することを目指す新たなプロジェクトです。アニメ産業が大きく成長する中、業界の人手不足が叫ばれ続けています。一方、高知のような地方では制作会社がなく、アニメーターを夢見る若者たちが多くいるにもかかわらず、自分の得意なこと、好きなことを仕事にする環境が整ってきませんでした。
私たちは、こうした地域の課題とアニメ業界の課題を掛け合わせることで、双方にとっての未来が開かれると考え、高知をアニメクリエイターにとっての聖地にしようと「高知アニメクリエイター聖地プロジェクト」と名付けて取り組んで参りました。
このプロジェクトの一環が、本アワードです。賞金総額は最大3000万円。賞金はアニメ制作費として支援し、受賞者の新たなアニメ作品制作を強力にバックアップいたします。
記者発表会
記者発表会では、プロジェクト実行委員長を務める高知信用金庫の理事長、山﨑久留美氏が「本プロジェクトは高知とアニメクリエイターとの縁をつくり、新たな産業基盤を生み出し、アニメの未来課題と高知のミライ課題の双方を解決したいという思いでスタートいたしました。本アワードは新しいクリエイターとの出会い、才能の発掘のために実施いたします」とあいさつした後、事務局を務めるMyAnimeListの代表取締役、溝口敦氏がアワード概要を説明いたしました。
実行委員長としてあいさつする高知信用金庫の理事長、山﨑久留美氏。同金庫は創業100周年事業に位置付け、公益財団法人地域みらい財団とともに本プロジェクトを支援している
募集するのは90秒から10分のショートアニメーション。年齢や国籍は問わず、個性豊かな作品を募集します。応募作品の中から30作品をノミネートし、2024年4月開催予定の高知アニメクリエイター祭でグランプリを発表する授賞式を実施、ノミネート作品の放映などを予定しております。
募集要項については、高知アニメクリエイターアワードのウェブサイト(https://www.anikuri.jp/)をご覧ください。
アワードについて説明するMyAnimeList代表取締役、溝口敦氏(右)。同社は世界最大級のアニメ・マンガのコミュニティ&データベースMyAnimeListを運営している
応援メッセージ
アワード情報リリースにあたり、日本のエンターテインメント業界でご活躍されている本プロジェクト特別顧問のみなさまより応援のビデオメッセージをいただきました。
「大胆にしてアットホームなすばらしいプロジェクト。たくさんのご応募をお待ちしております」と語る集英社代表取締役社長、廣野眞一氏
廣野眞一氏 応援メッセージ動画
https://www.anikuri.jp/movie/movie04.mp4
「熱い思いを持つクリエイターを応援し、その輪を高知から世界へ広げていきます」と語る小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント代表取締役社長、久保雅一氏
久保雅一氏 応援メッセージ動画
https://www.anikuri.jp/movie/movie03.mp4
「新しい才能と出会えることを楽しみにしています。ぜひ会場でお会いしましょう」と語るKADOKAWA上級顧問エグゼクティブ・フェロー、井上伸一郎氏
井上伸一郎氏 応援メッセージ動画
https://www.anikuri.jp/movie/movie02.mp4
「高知はまんが甲子園で若い才能を応援し続けてきた。未来のクリエイターとの出会いを求めています」と語るアルファコード取締役会長、武市智行氏。武市氏は高知県出身。株式会社スクウェア(現スクウェア・エニックス)の代表取締役などを歴任してきた
武市智行氏 応援メッセージ動画
https://www.anikuri.jp/movie/movie01.mp4
プロジェクト関係者から
最後に、2021年7月、高知初の手描きアニメーションスタジオとして設立されたスタジオエイトカラーズ代表、宇田英男氏をはじめ、記者会見に出席した方々からもメッセージをいただきました。
高知から発信していけるように全力で取り組んでいきたい」と話すスタジオエイトカラーズ代表、宇田英男氏。同社は2021年7月、高知初の手描きアニメーションスタジオとして設立された。現在約30人のクリエイターが働いている
「プロジェクトに参加させていただくことになりました。新しい作品を世に出すことに協力させていただきたい」と話す小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント取締役、木元準久氏
「アワードをきっかけに国内外の目が高知に向けられ、アニメといえば高知となるように共に盛り上げていきたい」と話す高知県産業振興推進部産学官民連携課長の片岡千保氏。高知県は高知アニメプロジェクトを産業振興計画にも位置付けて推進している
「高知アニメクリエイター聖地プロジェクト」はアニメ魂を抱く、未だ見ぬ多くの才能との出会いの場をつくるプロジェクトです。何かを表現したい熱い気持ちがあるクリエイターを応援し、その輪をつなげて、高知から世界へ広げていきたいと思います。「荒削りでもいい、完璧じゃなくてもいい」あなたの伝えたい熱い想いを作品に込めて送ってください。個性豊かな作品をお待ちしております。作品の募集期間は2023年10月1日〜2024年1月10日です。
■高知アニメクリエイターアワード開催への想い
https://www.anikuri.jp/news/kochi30/
高知アニメクリエイター聖地プロジェクトについて
アニメの未来、高知のミライをつなぐ「高知アニメクリエイター聖地プロジェクト」は、高知県の産業振興計画の連携事業として、アニメ産業化に取り組んでいます。2022年11月には、「高知アニメクリエイター祭・プロジェクトゼロ」ならびに、大手出版社を含む約40社のアニメ関連企業が集まる「アニ魂サミット」を開催いたしました。
■開催レポート
https://www.combank.co.jp/KochiAnikuri/