泣くのが下手になったすべての人へ贈る、ハーブの香り漂う優しい再起の物語。「ことのは文庫」最新作『まどろみハーブティー 吉祥寺シェアハウスの優しい魔法』本日発売

株式会社マイクロマガジン社のプレスリリース

・TikTokで話題沸騰『青春ゲシュタルト崩壊』著者、丸井とまと先生最新作
・装画イラストはX(Twitter)17.6万・Instagram6.6万フォロワーの、まかろんK先生
・心に傷を負った四人の他人同士が、ハーブ香る吉祥寺のシェアハウスで生きる力を取り戻すストーリー
・書店関係者さまから「心がポカポカする」「前向きな気持ちをもらえる」と感想が続々!

マイクロマガジン社(東京都中央区)は「ことのは文庫」新刊『まどろみハーブティー 吉祥寺シェアハウスの優しい魔法』を2023年8月19日に発売いたしました。

まどろみハーブティー 吉祥寺シェアハウスの優しい魔法
https://micromagazine.co.jp/book/?book_no=1547
小説:丸井とまと/装画:まかろんK
ISBN:9784867164587
定価 :792円(本体720円+税10%)
発売日:2023年8月19日

  • 「大丈夫。うちにいらっしゃい」ここは、疲れた人たちが休む場所。

職場のストレスで倒れ、休職してしまった社会人四年目のちよこ。
行き場のない彼女はある日、吉祥寺にあるシェアハウスを紹介される。

そこには管理人の春枝をはじめ、歳の近い女性が苦手な史人、
不登校中の中学二年生・柚紀など、世代や性別を問わず、さまざまな「疲れた人たち」がいた。

泣くのが下手になったすべての人へ贈る、ハーブの香り漂う、優しい再起の物語。

担当編集が語るまどろみハーブティー 吉祥寺シェアハウスの優しい魔法』おすすめポイント

その1:様々な世代・性別のキャラが同じ家で暮らし、心を癒していく「理想の疑似家族」小説。 

「こんな場所があったらいいのに」「こんな家族がいたらいいのに」と、

誰もが共感できる「疑似家族キャラと住居空間の設定」が非常に心地よく、極上の読後感が味わえます。

その2:仕事もプライベートも行き場のない人間が再び立ち上がる、共感必至のヒューマンドラマ。

誰でも一度は経験のある「仕事でのトラブル」と「プライベートでのトラブル」のエピソード。

それらをひとつずつ乗り越えていくキャラたちの姿に、勇気づけられます。

その3:香りと癒しの効能にあふれた「ハーブティー」が魅力的。

定番のカモミールティー、ミントティーなどの身近なハーブティーをはじめ、

おしゃれで可愛いハーブティーが、エピソードの中の重要アイテムとして登場。

ハーブの知識もさりげなくちりばめられ、ちょっとした知識欲も満たしてくれます。

  • 一足先に作品のゲラを読んでいただいた、書店関係者さまの感想を公開

何らかの傷を抱える人たちが集まって、そんな人たちがどうにか乗り越えていくシェアハウスの話だけれども、特別で完璧な聖人のような人が全て解決していくわけではない所が素敵でした。

日常的にあるのにちょっとしたことで立ち直れないほど折れてしまう悩みも、うまくできないことへの焦燥も、読んでいて身につまされる思いでした。

でもそれを乗り越えていこうとするきっかけをくれるのは、

後悔を抱えた隣人たちの次はもっと良くしたいという気持ちからくる思いやりで、

それに応え奮いたつ勇気をもてた当人たちに胸が熱くなりました。

その人の全てを知った上での尊敬でなく、たとえ一面しか知らなくても

優しくありたいと想ってくれている真実だけで、こんなにも美しくささえあっていけるのだなと思いました。

(書店関係者さま)

みんな思うように生きられなくて、思うような自分でいられない。

全てが上手くいかなくても心休まる場所があれば笑顔でいられると、元気と前向きな気持ちをもらえました。

春枝さんの温かさや空気感に、読んでいる私も心解されていきました。

完璧にこなす必要なんてない――。

忙しない日常を窮屈に思っている人にぜひ読んでいただきたいです。

(書店関係者さま)

普通であるとか、要領良く振る舞うとか、

そんな周りが決めたことに心からが疲れて、ぽろぽろと泣いているような彼女たちが暮らすシェアハウス。

そこのご主人・春枝さんはとにかくどんなことも肯定してくれて、温かくて癒やしの存在。

そんな春枝さんの淹れてくれる真心のこもったハーブティーは、傷んだ心をお手当てしてくれる力がある。

住人たちのかけあう言葉も優しさが溢れていて、じわじわっと心に効いていきます。

ちよこちゃんがごはんを美味しいと感じられたとき、

黄色いスカートをはいて勇気をだして自分の気持ちを伝えられたときは嬉しかったです。

「おかえり」と「ただいま」が愛しく温かく心に響くお話でした。

(書店関係者さま)

ハーブティーの香りに包まれたシェアハウスで、優しさを分け合って元気になっていく登場人物達。

なんて素敵な居場所だろう!と、読んでいて心がポカポカしました。

様々な場所でがんばりすぎて疲れてしまった、シェアハウスの住人達。

みんなの心と身体が解れていく様子がとても良いです。

周囲の人達に求められる「普通」に悩まされたり、自分に完璧を求めてしまったり。

息苦しさでいっぱいになることって、たぶんいろんな人が経験していると思います。

そんな息苦しさをそっと解放してくれるような、優しい作品でした。

そしてハーブティーが大好きな私にぴったりの作品でした!

良い香りが漂ってきて、元気ももらえました。優しい優しい作品を、ありがとうございました!

(書店関係者さま)

  • 著者情報

小説:丸井とまと(まるい・とまと)

東京都出身。2016年『素直になれない7センチ』(スターツ出版)にてデビュー。

他に『青春ゲシュタルト崩壊』『世界が私を消していく』『青春リセット』(以上スターツ出版)『青くて、溺れる』(KADOKAWA)等著書多数。コミカライズ原作も多く手掛ける。

ことのは文庫では、本作が『赤でもなく青でもなく 夕焼け檸檬の文化祭』に続く2作目となる。

https://twitter.com/maruitomato

装画:まかろんK(まかろんけー)

イラストレーター。「ダンデライオン」(中田永一著・小学館)など書籍装画多数。

イラスト集『Moment』(KADOKAWA)発売中。

ことのは文庫では『赤でもなく青でもなく 夕焼け檸檬の文化祭』(丸井とまと著)装画を担当。

https://twitter.com/macaronk1120

  • ことのは文庫

「心に響く物語に、きっと出逢える」
2019年6月にマイクロマガジン社が創刊した文芸レーベルです。
累計7万部を突破した『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズや、『陰陽師と天狗眼』シリーズ、
『妖しいご縁がありまして』シリーズなど、様々な作品を出版しております。
中島愛さんがナレーションを務めるテレビCMはYouTubeにて公開中!

ことのは文庫公式サイト https://kotonohabunko.jp/
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