薄山館株式会社のプレスリリース
合わせて、カバンの実地運用結果等も報告致します。
makuake(マクアケ)販売ページ:https://www.makuake.com/project/mitara_kai_bag/
■クラファン1000%達成報告
夏コミ冬コミ等各種即売会対応ビジネスリュック『八咫烏』とは、大量の同人誌を入れても傷つけない「頑丈で型崩れせず」「拡縮可能」そして「幅広い肩幅にフィットする」高機能ビジネスリュックです。
インナーバッグ「石火」と合わせることで、B5サイズからA4サイズ同人誌、更にはクリアファイルバッグまで収めることができ、このセットで即売会で頒布されるあらゆる頒布物に対応します。
クラウドファンディングサイト”CAMPFIRE”において、2022年4月23日よりクラウドファンディングをスタートして、
◆開始24時間で目標達成
◆開始48時間で支援金額100万円
と順調なスタートを切りました。
2023年8月22日時点で、支援総額は300万円以上・1000%超えを達成いたしました。
これも、ノーブランドのカバンにも関わらず、皆様が興味を持って頂いたお陰です。
心よりお礼申し上げます。
お手元に届くまで今しばらくお待ちいただきたく思います。
■特許取得報告
7月25日に同人誌を守るための金属製フレームと、大量の同人誌を運ぶために幅広い肩幅に対応できるショルダーベルトの旋回接続金具の特許を取得し、特許公報に掲載されたので合わせてお伝え致します。
同人誌を守り運ぶために生み出した発明が特許を取得できたことは感無量です。
発明の名称「肩ベルト連結具及び背負いバッグ」:特許7316013
発明の名称「背負いバッグ」:特許7316005
特許の機能の詳細は下記クラウドファンディングサイトでも確認できます。
https://www.makuake.com/project/mitara_kai_bag/
■ファイルボックスの新規イラスト
以上を記念して、ファイルボックスをもう一個増やし、新規キャラクターをこぼ先生(https://twitter.com/cobo_0609)に描いて頂きました。
これで付属となるファイルボックスは4個になりますが、高さとしては下の画像のようにギリギリカバンに全て収まる形となり丁度よい数になったのではないかと思います。
気になった方はファイルボックスのみのプランもありますのでご検討頂けたら幸甚です。
https://www.makuake.com/project/mitara_kai_bag/
■実地運用報告
即売会で真価を発揮することを主目的としたカバン「八咫鴉」が果たして本当に即売会、特にコミックマーケットの負荷に耐えられるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
ということで先日開催されたC102で実際に使ったのでその報告をしたいと思います。
上の写真は初日・二日目それぞれのサークルチェックの一部です。
写真に写っている範囲でチェックしている数はそれぞれ130前後で、二日間の合計は413サークルでした。
尚、色に意味はありません。視認性を上げるために3色で色分けているだけで、チェックしたサークルは全て訪れるようにしています。
また、カバンにどれくらい入るのか気になる方もいらっしゃるでしょうから、その動画も撮影いたしました。
内容量としては上述の通りファイルボックス4個分です。
3個でしたら肩がけのままでも使えますが4個で満杯になったら背負いに移ると良いでしょう。
ただし、背負いは基本会場内だと迷惑なので、出来る限り肩がけでいるようにしましょう。
カバンが満杯になってもまだ買う必要がある場合は、別な肩がけカバンやトートバッグで対応して下さい。
少なくとも、床に置いたりして通行の妨げにならないように心掛けていきましょう。
同様に、小規模即売会対応インナーバッグ「石火」についても、本当にA4クリアファイルバッグが入るのか気になった方もいると思います。
そこでB5サイズ同人誌・A4サイズスケッチブック・クリアファイルバッグ・14インチノートPC・マックブックProと様々なサイズが入る様子を撮影したので掲載します。
クラウドファンディングでは「石火」のみのプランも有りますし、興味を持たれましたら是非ともご確認下さい。
https://www.makuake.com/project/mitara_kai_bag/
■究極の同人用本棚
せっかくなので個人制作した同人用本棚についてもここで述べさせて下さい。
413サークル回るということは、完売や欠席があるとしても最低でも400冊位は買っていることになります。
ではその本をどこにしまっているのかというと、こちらになります。
市販では同人誌がきれいに収まる本棚がなく、また自分の想定する壁の横幅にピッタリと収まるサイズもなかったため、どうしようかと調べていたところ、2×4材の幅が89mmで、2枚合わせると178mmと壁面と本棚の間に僅かな空間を作れば同人誌がきれいに収まることに気づき、ホームセンターで買える2×4材・1×4材・1×1材を使って自作しました。
ホームセンターでカットしてもらえば横幅も自由に調整できますし、棚の高さも同人誌がぴったり収まるサイズに決められるので、カバン同様これに勝る同人誌用の本棚はないと自負しています。
一先ず下の画像を印刷して、木材の本数と棚板の長さを測って書けば、ホームセンターで切ってくれる形になっています。
尚、私の場合はこのような形です。
完成イメージは次の通り。
棚板はビスで留めています。
高さは一般的な家庭であれば2350mmで十分なはずです。
また、棚受けの長さは1×4材2枚分の178mmで固定しており、長さの調整が必要なのは棚板の横幅だけでしょう。
柱の固定はジャッキアップ式を使っています。
そして棚板が長くなるようでしたら、たわむことを考慮して2つに分けると良いでしょう。
ただし中央の柱部分は棚受けを両側に取り付けなければならないため、ビスが干渉しないように注意して下さい。
図でも片方は両端寄り、もう片方は中央寄りとずらしています。
組み立てる際は同人誌を実際に置くと良いでしょう。
但し、下の画像のように、棚受けの上に棚板の厚みがあることは意識して下さい。
ここを間違うと両端に本が入らなくなるので、棚板と棚受けの厚さは等しいので、余った棚受けを同人誌の下に置きながら高さを確認すると良いでしょう。
棚板については私はこのような形で取り付けています。
棚板は動かなければ良いので高い位置は下から、低ければ上からビスでとめています。
この本棚は、棚の幅は80cmが2つで2×4材の厚さも合わせて本棚の横幅は172cm程。
24pの同人誌の厚さを1.5mmとすると、80cmの棚には533冊入るため、一つの棚につき1コミケといったサイズ感になっています。
本棚全体だと8000冊は確実に入るため、8年は耐えられると予測していたのですが、コミティアやISFだとついつい本を買ってしまうので、気づけば残り3~4回のコミケに耐えられるかどうかという程に埋まってしまいました。
新たな収納場所を探して作らなければならない点が悩ましいところです。
ただDIYで作れば市販の本棚よりも、同人誌をきれいに収納できる理想の本棚が完成するため、同人誌の収納でお悩みの方は是非ともホームセンターで材料を買って試していただきたいです。
個人的にはこれに勝る本棚は存在しません。
正しく究極の同人用本棚です。
片側8段だけでも十分真価を発揮すると思うので、クラファンとは全く関係ありませんが、この本棚はおすすめです。