株式会社小学館のプレスリリース
日本漫画界を長年にわたって牽引した巨匠・松本零士のデビュー70周年にあたる今年、代表作にして、SF漫画の金字塔『銀河鉄道999』を雑誌連載時のカラーページを収録した新装版全10巻で刊行する。
以前に刊行された愛蔵版から豪華著名人のエッセイを再録。さらに第1巻には、ちばてつや氏の描き下ろしエッセイ&イラストを収録している。8月25日に1・2巻を同時発売、以降毎月2巻ずつ発売予定。
また、1996年から小学館ビッグゴールドで連載開始した「エターナル編」も単行本化が決定。10月から毎月1巻ずつ全5巻で発売予定。こちらも雑誌連載時のカラーページを復刻し、更に単行本未収録作品も網羅した完全版となる(発行・小学館)。
『新装版 銀河鉄道999 アンドロメダ編』1巻カラーページ
【作品内容紹介】
『新装版 銀河鉄道999 アンドロメダ編』1巻
著・松本 零士
定価:1,980円(税込)
2023年8月25日 1・2巻同時発売
四六判・並製
ISBNコード:978-4-7780-3338-5
発行:小学館クリエイティブ 発売:小学館
https://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b10031893.html
西暦2221年、銀河系の各惑星は「銀河鉄道」と呼ばれる宇宙空間列車によって結ばれるようになっていた。しかし、貧富の差が広がり、裕福な人々は機械の体を手に入れ、永遠の命を謳歌している。一方で、貧しい人びとは迫害され、機械化人による人間狩りの標的にされ、隠れるように暮らすのだった。人々が願うのはただひとつ、宇宙のどこかにある機械の体をただでくれる星へ行き、そこで永遠の命を手に入れることなのだ。
第1巻収録16エピソード
「出発のバラード」「火星の赤い風」「透明の女 ガラスのクレア」「タイタンの眠れる戦士」「大盗賊アンタレス」「迷いの星の影」「彗星図書館」「暗黒星メフィストの黒騎士」「水の国のベートーベン」「大四畳半惑星の幻想」「エルアラメインの歌声」「17億6500万人のルンペン星」「空中牧場の大きな牛」「枯葉の墓標」「かげろう星の文豪」「不定形惑星ヌルーバ」
『新装版 銀河鉄道999 アンドロメダ編』2巻
著・松本 零士
定価:1,980円(税込)
2023年8月25日 1・2巻同時発売
四六判・並製
ISBNコード:978-4-7780-3339-2
発行:小学館クリエイティブ 発売:小学館
https://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b10031894.html
暗闇の街に無数の光が明滅する美しい星。しかし、金粉のように光りながら動き回る発光体の正体は、その星の人間の身体だった。全身が「螢」のように美しく輝く人間を頂点とし、体の光り方で人間の値打ちが決まる超格差社会。そこで鉄郎は、貧民窟に住む一人の少女に出会う。ブチのような発光しかできない最下層の暮らしにあって、少女は美しい夢を鉄郎に語る……。
第2巻収録10エピソード
「化石の戦士」「好奇心という名の星」「プロフェッショナル魂」「原始惑星の女王」「ヤミヤミの姉妹」「重力の底の墓場」「装甲惑星」「泥のメーテル」「蛍の街」「海賊船クイーン・エメラルダス」
3・4巻 2023年9月下旬発売
*毎月下旬2冊同時発売 12月に全10巻完結予定