株式会社 学研ホールディングスのプレスリリース
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ノーベル平和賞は10月6日(金)発表!
今年のノーベル賞が10月2日(月)から順次発表されています。
平和賞の受賞者は日本時間の10月6日(金)18:00以降にノルウェーの首都・オスロで発表される予定です。
まんがサイト「ガッコミ」では過去のノーベル平和賞の受賞者に関するまんがを掲載中!
この機会に平和に尽くした偉人の生涯に触れてみてはいかがでしょうか。この記事では、受賞者の偉業を、名言とあわせて紹介します。
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黒人解放運動の指導者 キング牧師
マーティン=ルーサー=キング=ジュニア(1929年-1968年)はアメリカ合衆国の黒人運動指導者・牧師です。非暴力主義を掲げ、黒人の公民権獲得のために活動しました。
「私には夢がある……」
1963年、ワシントン大行進と呼ばれる人種差別撤廃を求める大規模デモが実施され、20万人をこえる人々が集まりました。行進の最後ではキング牧師の演説が行われます。「私には夢がある……」というフレーズで知られるこの演説は多くの人々の心を動かし、翌年差別撤廃をはかる法律「公民権法」が定められました。
1964年にノーベル平和賞を受賞。彼の誕生日をたたえて、1月の第3月曜日はアメリカ合衆国の祝日になっています。
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貧しい人々の救済に献身した マザー=テレサ
マザー=テレサ(1910年-1997年)はカトリックの修道女で、修道会「神の愛の宣教者会」の創立者です。貧しい人々のために献身的に活動し、1979年にノーベル平和賞を受賞しました。
「一切れのパンではなく、多くの人は愛に、小さなほほえみに飢えているのです」
修道女としてインドのコルカタに派遣されたマザー=テレサは、神の愛の宣教者会を立ち上げ、貧しい人々のために活動を始めました。ヒンドゥー教徒の多いインドでは、カトリック修道女である彼女の活動が反発されることも少なくないなか、強い意志を貫き活動を続けました。人種や病気、宗教も関係なく多くの人々を受け入れた彼女の活動は、次第に多くの人に支持されていきました。
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人種差別と戦った南アフリカ共和国大統領 マンデラ
ネルソン・マンデラ(1918年-2013年)は南アフリカ共和国の元大統領。黒人へのアパルトヘイト(人種隔離政策)に反対する運動を指導したことから20年以上にわたって収監されたのち、大統領に就任。南アフリカ共和国の国際社会復帰を実現させました。その貢献から、1993年にノーベル平和賞を受賞しています。
「真の和解はただ単に過去を忘れ去ることではない」
1995年、ラグビーのワールドカップが南アフリカで開催されました。
当時ラグビーは「白人のスポーツ」と呼ばれ、南アフリカ国内では非白人から忌み嫌われるスポーツで、代表のジャージはアパルトヘイトを象徴するほどのものでした。マンデラは「ワンチーム・ワンカントリー」をスローガンに、白人を恨むことなく人種に関わらず手を取り合うことを国民に説きます。
大会では、激励会で受け取った緑のキャップと代表のジャージを着てマンデラが登場。激闘の末、南アフリカ共和国代表は初優勝を遂げました。
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