春アニメは【推しの子】、夏アニメは『呪術廻戦』が圧倒的!2023年 春・夏アニメ主題歌カラオケランキングを発表!配信コンテンツ視聴者数との比較でヒットを紐解く!

株式会社エクシングのプレスリリース

株式会社エクシングは、業務用通信カラオケJOYSOUNDにおける2023年4月クールの春アニメ作品、および8月クールの夏アニメ作品の関連楽曲を対象としたカラオケランキングを発表します。あわせて、エンタテイメント業界に向けたデジタルマーケティングサービスを提供するGEM Partners株式会社が調査・集計した定額制動画配信サービスにおけるアニメ作品の視聴者数ランキングをカラオケランキングと照らし合わることで、アニメ作品とアニメソングのヒットについて紐解きます。

▽2023年 春アニメ主題歌ランキング:https://www.joysound.com/web/s/karaoke/contents/anime/ranking/2304

マンガを原作に、全く新しい切り口で”芸能界”を描いた衝撃作『【推しの子】』の関連曲が上位を独占!オープニング主題歌の「アイドル」は、上半期ランキングにおいても2023年発売曲の首位に輝きました。

これまでも数々のカラオケヒット曲を輩出してきた『鬼滅の刃』シリーズから、『刀鍛冶の里編』のオープニング主題歌「絆ノ奇跡」が3位、エンディング主題歌 「コイコガレ」が5位にランクイン。

TVシリーズ初となる女性を主人公とした作品として話題となった『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Season2や、第2期が制作も決定した『地獄楽』の関連曲も上位に!

配信コンテンツ視聴者数・カラオケランキングが概ね似通った結果となったことから、視聴者数が多い作品ほど、カラオケにおいて主題歌が歌われやすい傾向が読み取れます。ただし、最新作『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』を含む『鬼滅の刃』シリーズは、2位の『【推しの子】』に対して、総計で1.6倍の視聴者数ptを獲得しているにもかかわらず、カラオケランキングでは順位が逆転。『【推しの子】』の主題歌「アイドル」は、10月時点でストリーミング総再生回数1.1億回を突破と社会現象クラスの勢いを見せており、視聴者数以外の要素がカラオケヒット曲の誕生に作用していることが伺い知れます。このほか、視聴者数ランキングでは32位と中位に位置する『勇者が死んだ!』は、カラオケランキングでは12位を獲得するなど、コアなファンによる高い熱量が推察されます。

▽2023年 夏アニメ主題歌ランキング:https://www.joysound.com/web/s/karaoke/contents/anime/ranking/2307

「週刊少年ジャンプ」で連載中のマンガを原作に、初の映画化となる『劇場版 呪術廻戦 0』は全世界興行収入265億円を記録、7月からTVシリーズ第2期をMBS/TBS系列全国28局にて放送中の『呪術廻戦』の関連曲がTOP3独占!首位の「青のすみか」を筆頭に、カラオケにおいても圧倒的な人気を示しました。

近年、歌唱難易度の高いアニメソングが目立つなか、5位の『わたしの幸せな結婚』の主題歌「貴方の側に。」は、比較的歌いやすい曲調と、美しいメロディーと歌詞が魅力的な1曲。『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』のOPテーマ「ソングオブザデッド」は、荒廃した世界を舞台としながらも、ポップで前向きなテンポの良い楽曲が評価され、6位にランクイン!

首位の『呪術廻戦』をはじめ、配信コンテンツ視聴者数とカラオケランキングの順位が連動しており、視聴者の注目度と、カラオケにおける主題歌の人気の関連性が強く感じられる結果となりました。一方、『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』は、視聴者数ランキングでは24位にとどまるも、月詠みが手掛けた主題歌「救世主」がカラオケランキングで8位にランクイン!これは、アーティストとしての人気に加え、原作に寄り添った曲として原作のファンからも高く評価された結果であると推察されます。

【特別対談】 

さらに、本ランキング発表に伴い、新作アニメを紹介する番組「つづきみ」のMCを務める吉田尚記さんと結さんのお二人に夏アニメのランキングの結果をご覧いただき、アニメソングの人気や近年の傾向について語って頂きました!

▽「つづきみ」公式HP:http://tudukimi.com/

結さん:やっぱりアニメ作品として注目されていた楽曲が、カラオケでも人気ですね!

吉田アナ: そうだね、結構話題になってた『ダークギャザリング』も9位に入ってる。

あと、パッと見て思ったのは、「声優ソング」が減りましたね。

結さん:本当だ―!

吉田アナ:一般アーティストの曲が上位を占めるようになりましたね。これがどうしてかというと、昔と比較すると、最近のメジャーアーティストは、アニメの世界観をしっかり理解した上でアニソンを作りあげているんですよね。アニソンって、アニメ作品に合ってるかどうかを視聴者側がめちゃくちゃ厳しく見ているんだという事がすごくよく分かります。

結さん:それはすごい思いますね。ちゃんと作品を意識している曲が強いし、そういう曲しかもはやない。

吉田アナ:どのアーティストにも、アニメに対するリスペクトがしっかり感じられますよね。どんな大物アーティストでも、ちゃんと原作を読んで作ってくるのが当然になってる感じがします。

結さん:それがもはや前提と言える時代になりましたよね。

吉田アナ:ランク外にも魅力的な曲は多くて、なかでもクオリティーが高いと感じるのは夏アニメで『あやかしトライアングル』オープニングテーマを手掛けたフィロソフィーのダンスですね。第一線のアイドルグループでありながら、ちゃんとアニソンとして作品にもアーティスト性にもフィットしている。今後期待していますし、個人的にも推してます!

結さん:私の推しは、クジラ夜の街かな。最初に曲を聴いた時に、めちゃくちゃアニメに合いそうだなと思ったので、今回の『闇芝居 十一期』エンディングテーマ「マスカレードパレード」を観て、コレコレ!っていう感じがめっちゃありました。これからVTuberの参入も少しずつ増えそうですし、時代の流れともに、アニソンもどんどん進化していきそうですね。

■GEM Partnersについて

GEM Partners株式会社は、「物語(エンタテイメント)の価値を最大化する」ことを目的に、エンタテイメントビジネスの意思決定を支える情報インフラの提供をサービスサイト「GEM Standard」を通じて行っています。

▽コーポレートサイト:https://www.gempartners.com/

▽「GEM Standard」:https://gem-standard.com/

・GEM Partners定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート

【調査対象】日本在住の15~69歳の男女

【回答者数】各回 約7,000人

【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ

【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。

※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります

▽GEM Standard 「定額制動画配信サービス コンテンツ別 週間ランキング」:

https://gem-standard.com/p/sc/w_ranking

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