海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース
2023年11月29日 【場所】城島高原パーク内・休憩室(アークハウス)
一般社団法人うみらいふは、城島高原パークおよびコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社と連携し、TVアニメ『進撃の巨人』に登場する巨人を模った空容器回収リサイクルボックス(以下、リサイクルBOX)を、 2023年11月29日朝10時頃、城島高原パーク内の休憩室(アークハウス)に設置いたしました。設置期間は2024年1月28日までの約2ヶ月間です。このリサイクルBOXは昨年・一昨年と日田市内に設置されていたもので、今年は日田市を飛び出し、期間中城島高原パークでリサイクルBOXの適切な利用を呼びかけます。本取り組みは、日頃リサイクルBOXの存在を意識しない方々にも目を向けてもらい、正しい利用を通してリサイクルBOXへの異物混入状況の改善を図ることを目的としております。本施策は、一昨年度より推進しているTVアニメ『進撃の巨人 The Final Season』とのタイアッププロジェクト「進撃の海拾人(かいしゅうにん)」の今期第4弾として実施されています。
このプロジェクトは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
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プロジェクト概要
設置期間 |
2023年11月29日朝10時頃から2024年1月28日まで |
設置場所 |
城島高原パーク・休憩室(アークハウス) (〒874-8666 大分県別府市城島高原123番地) |
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九州随一のテーマパークに”巨人”が登場!
今年で3年目を迎える「進撃の巨人」とのタイアップですが、この巨人型リサイクルBOXは原作者の諫山創さんの出身地である日田市に2年連続で設置されていました。今回、城島高原パーク様およびコカ·コーラボトラーズジャパン株式会社様のご協力を頂き、九州随一のテーマパークである城島高原パーク様での設置となりました。ファミリー層を中心に幅広い客層の皆様にご注目頂き、リサイクルBOXの存在意義の周知と海洋ごみ問題への関心を図られれば幸いです。
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事前調査での異物混入率は12.8%と良好
巨人型リサイクルBOX設置後の改善度を測る指標として、「異物混入率」(BOX内の総量に対し、ごみ等異物がどの程度入っているかを示すパーセンテージ)を設定しており、今回は下記の通り12.8%という結果となっております。当団体の昨年度調査したリサイクルBOXの平均の異物混入率30.9%と比較するとかなり低いデータとなっております。異物混入率ゼロを目指して啓発していきたいと考えております。
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関係者の声
「巨人のリサイクルボックスが設置されてうれしい。ふとしたところに面白味のあるものがあるとお客さんのテンションもより上がって城島高原パークを楽しんでもらえる」(城島高原パーク・佐藤啓一副支配人)
<団体概要>
団体名称:一般社団法人うみらいふ
URL:https://obs-oita.co.jp/cp/change_for_the_blue
活動内容:次世代に綺麗な海を見せるため、本事業の実施によって県民に海洋ごみについての関心を持ってもらい、海洋問題に対しての意識を高めてもらう。自発的なごみ拾い、周囲への啓発を行い、さらに個人として排出するごみの量を減らしていく動きをしてもらいたい。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。