株式会社講談社のプレスリリース
第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で大賞を受賞したことなどで知られるBoichi氏による人気SFコミック 『ORIGIN＜オリジン＞』 のハリウッド実写化が決定しました。
『ORIGIN＜オリジン＞』 は、西暦2048年の東京を舞台に、夜な夜な人間を襲い虐殺する 「人間ではないもの」と、それらを狩る謎の存在・オリジン との戦いを描いた、SFバイオレンスアクション作品です。講談社・ヤングマガジンにて、2016年から2019年まで連載されていました（全10巻）。
著者のBoichi氏は、SF、アクション、グルメなど、幅広い分野のストーリーを緻密な絵で描く “稀代の絵師” として知られ、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどにも多くのファンを持つ大人気漫画家です。代表作には『サンケンロック』（秋田書店）、『ORIGIN』（講談社）、『Boichi作品集 HOTEL』（講談社）、『ラキア』（講談社）、『Dr. STONE』（集英社）、『wallman』（集英社）、『テラフォーマーズ外伝 アシモフ』（集英社）などがあります。
『きっと星のせいじゃない』（2014）や 『ハッピーエンドが書けるまで』（2012）などで監督を務めるジョシュ・ブーン氏、『バーバリアン』（2022）、『フリーランス（原題）』（2023）などでエグゼクティブ・プロデューサーを務めるダニー・チャン氏、『ミッドナイト・スペシャル』（2016）、『The Big Five（原題）』（製作中）などでプロデューサー、脚本を務めるダリウス・シャミール氏らが立ち上げた制作会社、Majestic LTDが製作を手掛けます。原作コミックの出版元である講談社は、共同プロデューサーとして加わることになります。
今後、監督や配役といった新しい情報が決まりましたら、その都度お伝えしていく予定です。是非ご期待ください！
Majestic LTDの代表ダリウス・シャミール氏のコメント：「原作者であるBoichi先生、そしてパートナーである講談社と共に 『ORIGIN』の実写化に取り組めることを誇りに思います。このプロジェクトは、世界中のファンにとって忘れられない体験になるだけではなく、日本のマンガとハリウッドの関係を再定義するようなもの素晴らしいものになると確信しています」
講談社ライツ・メディアビジネス局長・高見洋平のコメント：「“Inspire Impossible Stories”= 「おもしろくて、ためになる」 という理念が表すように、私たちは常に、これまで語られたことがない新たな物語を世界中の人々に届けることを目指しています。Boichi先生が創り出した『ORIGIN』という物語を、実写映像という新たな形で世界中の観客に届けられる日を待ち遠しく思っています」
Majestic LTDについて
Majestic LTDは、ユニークで革新的な作品づくりを目指す新たな制作会社です。創業メンバーのジョシュ・ブーンは、『きっと星のせいじゃない』のようなインディペンデント映画から、スティーヴン・キングによるベストセラー小説の実写化 『The Stand』のような大作まで、幅広い作品で成功を収めてきました。また、同じく創業メンバーのダニー・チャンは、2022年公開のホラー映画 『バーバリアン』 で大成功を収め、2023年にはジョン・シナ主演の大作映画『フリーランス（原題）』 を公開するなど、勢いに乗っています。
講談社について
株式会社講談社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:野間省伸)は、1909 年の創業以来「おもしろくて、ためになる」を社の方針として、雑誌、コミック、書籍シリーズなどあらゆるジャンルの出版物を展開してきました。さらに世界中の人々に向けて”Inspire Impossible Stories”をブランドパーパスとして掲げ、作り手と読者・ユーザーの両者に新たな発見や創造性を提供し(=Inspire)、あり得ない、みたこともないような(=Impossible)物語(=Stories)を生み出し続けることで、さまざまなコンテンツを発信しています。
詳細については、 https://www.kodansha.com/jp/ をご覧ください。