P.I.C.S.と北九州市、ものづくり企業がコラボレーションしたリアルブルバスター開発プロジェクト始動!記者会見イベントレポート

株式会社IMAGICA GROUPのプレスリリース

映像の企画から制作、映像編集、配信・流通向けサービスに至るまでを、グローバルにワンストップでお届けする株式会社IMAGICA GROUP(本社:東京都港区、代表取締役社長:布施 信夫)のグループ会社で、株式会社ピクス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平賀大介、以下「P.I.C.S.」)は岡野バルブ製造株式会社(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:岡野 武治)、北九州市とともに、協業、地元教育機関とも連携し、P.I.C.S.企画原作のオリジナルロボットプロジェクト『ブルバスター』をモデルとした、社会課題解決を目指すリアルロボット(リアルブルバスター)を開発する産官学共同プロジェクトをスタートさせます。

11月26日(日)に小倉駅構内JAM広場にて本プロジェクトの発表記者会見が行われ、高田憂希(「ブルバスター」白金みゆき役)、中尾浩之(「ブルバスター」原作)、岡野バルブ製造株式会社 取締役 新事業開発本部長 菊池勇太、北九州市 市民文化スポーツ局長 井上保之が登壇。プロジェクトへの熱い思いを語りました。

今回の会見は11月25日(土)、26日(日)の2日間に渡って開催された九州エリア最大級のアニメ・コスプレなどポップカルチャーの祭典、KPF2023(北九州ポップカルチャーフェスティバル)内で実施。『舞台は北九州!TVアニメ「ブルバスター」波止工業トークショー&新事業発表会』と銘打たれ、小倉駅構内に特設されたサテライトステージには250人以上の観客が詰めかけました。

前半は作中に登場するキャラクター、白金みゆきを演じる高田憂希と原作者の中尾浩之が登壇。北九州が舞台とされている同作の魅力を語りました。

「ブルバスター」は映像監督・中尾浩之とイラストレーター・窪之内英策のタッグから生まれた”経済的に正しい”ロボットヒーロープロジェクト。コンセプトブックの自主出版から始まり、小説が第3巻まで発売され、現在TVアニメが放送中。物語の舞台は北九州市がモデルとなっており、正体不明の危険生物・巨獣と戦う零細企業、波止工業の活躍を描きます。

© P.I.C.S.・KADOKAWA刊/波止工業動画制作部

会場の観客に「ブルバスター」の魅力がしっかりと伝わったところで、いよいよ記者会見がスタート。高田が「新プロジェクトの名前は…リアルブルバスタープロジェクトです!」と発表し、中尾がプロジェクトメインビジュアルのパネルを大きく掲げると会場からは大きな歓声が上がりました。

追加ゲストとして、岡野バルブ製造株式会社で新事業開発本部長を務める菊池勇太と北九州市より市民文化スポーツ局長 井上保之が登壇。

岡野バルブ製造株式会社は1926年創業の日本で初めて発電所向け高温高圧バルブを国産化した企業で、北九州市に本拠地を構えます。菊池は自社が手掛ける事業について「​​皆さんが思っている以上に大きいバルブを作ってまして、火力発電所や原子力発電所に使われているような高圧の非常に大型のバルブを製造する会社になります。そうやって皆さんの電気を下支えしているような企業になるんですが、今回こういった形でロボット開発を一緒にやりましょうということでお声がけさせて頂いた次第です。」と語りました。

また、井上からは北九州市市長 武内和久からのビデオメッセージを紹介。武内市長はメッセージ内で「北九州市といたしましても、このわくわくするようなプロジェクトを強力にサポートいたしまして、市民の皆様とともに全力で応援いたします。」と伝えました。

そして、いよいよリアルブルバスター開発プロジェクトの概要説明へ。同プロジェクトは、害獣駆除のために開発されたブルバスターのような、社会課題を解決するロボットの開発と、そのための人材を育成するプロジェクトということが明らかにされました。

このプロジェクトの発端となった「ブルバスター」のコンセプトについて、中尾は「徹底してリアルなロボットフィルムを作ろうかなと思って。ロボット自体も、最もブルバスターは建設用の重機を土台にして、それを改造して作ったものでして、いわゆるアニメに出てくるロボットとは違う重機に近いものを目指していました。」と話し、もともとがリアル寄りだった作品とプロジェクトの繋がりについて伺えました。


社会課題を解決するロボットとは一体どういったロボットなのか?と問われ、菊池は「リアルブルバスターで今回作りたいなと思ったロボットがですね、結構イメージに近いのは、テムザックの「T-52 援竜(えんりゅう)」っていう重機に両手が付いているロボットがあるんです。災害現場や、人が入れないところで活躍するようなロボットを僕らは作っていきたいなと思っていますし、介護とか福祉の世界でも九州工業大学大学院でロボットの開発をしたりもしています。これから課題になっていくものを解決するためにつくっていきたいなというふうに思っています。」と、ロボットの未来について説明しました。

プロジェクトは第一歩として「未来の沖野をさがせ!リアルブルバスター開発者オーディション!」の開催を予定しています。

沖野鉄郎は「ブルバスター」に登場する、パイロット兼インストラクター。技術者としての面もあり、自身でブルバスターを開発し、出向で波止工業に移籍する、という経歴を持ちます。

社会課題解決のためのロボット研究開発に「我こそは是非参加したい!」という沖野のような、若き才能を募集。オーディションで選ばれた方は岡野バルブ製造株式会社バックアップのもと、恵まれた開発環境でリアルブルバスター開発に打ち込むことができます。

北九州市という環境について、井上局長は「北九州市は官営八幡製鉄所が1901年に創業を始めてそれ以降、機械、化学いろいろな重工業が人達が集結してきて、日本の経済産業化を良くするようなものづくりの町でもあります。今も環境産業やエネルギー産業など色々な形で発展しており、そういった歴史を背景に、技術系の高校、高専、あるいは学術研究都市としていろいろな研究をなさっている大学もいらっしゃいます。そういった意味で豊富な人材を輩出する拠点ではないかなと思っています。」と語り、今後の教育機関との連携にも意欲を見せました。

アニメで白金みゆき役を演じた高田は「アニメで言うと、沖野君がブルバスターを作ってくれて、それを波止工業に持ってきたところからお話がスタートしているので、なんだかすごい、『ブルバスター』エピソード0みたいですね!」と興奮をあらわにしました。

今回のプロジェクトの門出を祝い、テープカットが行なわれ、MCの掛け声とともにテープが切られると、場内にはアニメオープニングテーマ「トライ・ライ・ライ」が流れ大きな歓声に包まれました。

ブルバスター、岡野バルブ製造株式会社、北九州市が一丸となって取り組む本プロジェクト。それぞれの思いを問われ、以下のようにコメントしました。

中尾「とにかくワクワクしますね。物語自体がリアルだったんですけれども、それを飛び越えてリアルになったのがとっても感動というか興奮します。」

菊池「もの作りの会社として、“The Spirit of Manufacturing” 「ものづくりの魂」というのを課題にしていて、自分たちのものづくりの精神で社会を変えていくというのが、うちの会社のコアな考え方になります。

実は原作サイドから提案を貰ったというよりかは、私自身がブルバスターのファンでして、一ファンとしてこういう企画をやりませんか?とお声がけした企画になっております。

僕は子供の頃からやっぱりこういうアニメもそうですし、コンテンツがすごく好きでして。

自分が孤独の時や、元気がない時に勇気をくれたのはだいたいコンテンツでした。こういったコンテンツに恩返しもしたいですし、自分が子供の頃そうやってワクワクした話って、やっぱりアニメや映画、漫画から出てきたものばかりだったんです。

そういった意味でも今回のプロジェクトを通じてですね、実際の社会だって面白いことができるんだと、夢のあるプロジェクトだってやれるんだということをまず僕ら会社一丸となって町をあげて、この町からそういったことを発信していきながら、少しでも社会が明るくなるような、夢のあるプロジェクトにしていきたいなと思っております。本気で一生懸命頑張っていこうと思います。」

井上「まずはアニメ、そしてこのプロジェクトが大成功に終わることを祈っています。我々も一生懸命サポートします。みんなで応援しましょう!」

高田「本当にすごいプロジェクトが動き始めました。すごく素敵な物語と共に、人の温かさだったり、そしてものづくりの楽しさだったりっていうのをリアルにまたお伝えするプロジェクトが始まるのかなと思うと、私自身もワクワクが止まりません。観光大使としても、このプロジェクト、そしてテレビアニメの、そして原作の応援を引き続きやってまいりたいと思いますので、是非ブルバスターの応援を何卒よろしくお願いします。」

最後に岡野バルブオリジナルの挨拶と「ブルバスター」でおなじみの挨拶をかけあわせて「がんバルブ!今日も一日ご安全に!」と会場一斉に唱和し、大きな盛り上がりのうちに会見は終了しました。

オーディションは2024年以降に公募開始予定となります。

公式サイト、公式Xで最新情報を発信していきますので今後の続報に是非ご期待ください!

  • リアルブルバスター開発プロジェクト 概要

「ものづくり」で日本の未来に立ち向かえ、ブルバスター!

北九州市を舞台にした”経済的に正しい”ロボットヒーロープロジェクト・ブルバスター。
技術者・沖野が開発した二足歩行型重機「ブルバスター」で街の脅威に立ち向かいます。

物語に登場するような日本の未来を変えるロボットを本気で作りたい!

その思いで立ち上げたプロジェクトです。

北九州市に拠点を置く製造業を中心とした企業、大学・高専などと共に未来の沖野を見つけ出し、その成長をみんなで助けることで、北九州の、そして日本の製造業に希望を与えます。

公式サイト:https://bullbuster-robot.com/

公式X(旧Twitter):https://twitter.com/RealBullbuster

  • アニメ「ブルバスター」概要

「ブルバスター」は映像監督・中尾浩之と漫画家・窪之内英策のタッグに気鋭クリエイターが結集し生まれた経済的に正しいロボットヒーロー“プロジェクト。

コンセプトブックの自主出版から始まり、小説として出版。現在TVアニメが放送中。

物語の舞台である北九州市ともコラボレーションし、様々な展開を行っている。


STORY:

若き技術者・沖野鉄郎は、自ら開発した新型ロボット・ブルバスターを携え、害獣駆除会社の波止工業に出向。田島が社長を務める波止が対峙しているのは“巨獣”と名付けられた謎の生物だった!

さらに万年金欠の零細企業とあって、波止には常に経済的な問題がつきまとう……。ロボットの燃料費、パイロットの人件費、もちろん弾一発の無駄さえ許されない。

巨獣を退治するという「理想」と、コストという「現実」の狭間で、波止に未来は訪れるのか!?

STAFF

原作:中尾浩之・P.I.C.S.(「BULLBUSTER」/KADOKAWA刊)

キャラクター原案:窪之内英策

監督・シリーズ構成:青木弘安

キャラクター・巨獣デザイン:片桐貴悠

メカニックデザイン:出雲重機

設定考証:高島雄哉

キーアニメーター:菅野芳弘

美術監督:市倉 敬

美術設定:藤瀬智康

色彩設計:堀川佳典

3DCGIディレクター:高橋将人

撮影監督:松井伸哉

編集:神宮司由美

音響監督:吉田光平

音楽:得田真裕

音楽制作:KADOKAWA

アニメーション制作:NUT

製作:波止工業動画制作部

CAST

沖野鉄郎:千葉翔也

二階堂アル美:瀬戸麻沙美

田島鋼二:三木眞一郎

白金みゆき:高田憂希

片岡金太郎:魚建

武藤銀之助:楠大典

鉛修一:内田雄馬

AT-X・TOKYO MX・カンテレ・BS日テレ・TVQ九州放送ほかにて好評放送中!

Leminoにて地上波先行・見放題独占配信中!

公式サイト:https://bullbuster.jp/

© P.I.C.S.・KADOKAWA刊/波止工業動画制作部

  • 株式会社ピクス

「独創性と革新性」を常に心がけ、新しい感受性を持った映像を通し、人の心に「楽しい驚き」を提供します。

・会社名:株式会社ピクス / P.I.C.S. Co., Ltd.

・代表者:代表取締役社長 平賀 大介

・所在地:〒150‐0022 東京都渋谷区恵比寿南3丁目9番19号 サイシンビル

・創立:2000年4月25日

・資本金:5,000万円

・事業内容:映像企画・制作、空間デザイン・設計、ライブエンタテインメントに関わる映像制作、デジタルコンテンツ企画・制作 (AR、MR、VR)、MV・テレビCM制作、IPコンテンツの企画 (劇場映画、TVドラマ)

・URL:https://www.pics.tokyo/

・X(旧Twitter):https://twitter.com/pics_tokyo

  • 株式会社IMAGICA GROUP

1935年の創業以来、新たな“映像”の価値創出に挑戦し続け、これからも「世界の人々に”驚きと感動”を与える映像コミュニケーショングループ」を目指してまいります。

・会社名:株式会社IMAGICA GROUP /  IMAGICA GROUP Inc.

(東証プライム市場、証券コード:6879 イマジカG)

・代表者:代表取締役社長 社長執行役員 布施 信夫

・所在地:〒105‐0022 東京都港区海岸一丁目14番2号

・創立:1935年2月18日

・資本金:33億6百万円

・事業内容:映像コンテンツ事業、映像制作サービス事業、映像システム事業等を営むグループ会社の事業の統括

・URL:https://www.imagicagroup.co.jp/

・X(旧Twitter):https://twitter.com/IMAGICAGROUP

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