【2024年大河ドラマの主人公・紫式部の生涯をコミック化!】「結婚で女性は幸せになれるのか」など、令和の問題提起を千年前に先取りしていた⁈マンガで大河ドラマの予習!『平安人物伝 紫式部』本日発売

来年の大河ドラマをマンガで予習!300万部突破の学習まんがシリーズ「コミック版日本の歴史」最新刊!!

株式会社ポプラ社のプレスリリース

2024年のNHK大河ドラマの舞台は平安時代!主人公は紫式部!
十二単を着た女房たちが「キャリアウーマン」として宮中で活躍していた時代を生きる、謎多き紫式部の生涯をマンガで知る!大河ドラマの予習に家族で読みたい、紫式部の学習まんが、12月19日ポプラ社より発売!!

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  • 2024年NHK大河ドラマの主人公は平安時代の女性作家!

2023年の大河ドラマ『どうする家康』が最終回を迎え、早くも2024年1月7日スタートの新作『光る君へ』に話題が集まっています!2024年は大河ドラマではめずらしい、久しぶりの平安もの最高峰の長編小説として世界的に知られる『源氏物語』を執筆した平安女性紫式部が主人公です。

その紫式部が、累計300万部突破の人気歴史学習まんがシリーズ「コミック版日本の歴史」についに登場です!

大河ドラマスタートまで1か月を切ったこの年末年始に、紫式部の生涯をコミックで予習しちゃいましょう!

  • 紫式部ってどんな人?

中流平安貴族の娘・紫式部は、学問に熱心な父から、当時女性は学ばない漢籍(漢文で書かれた書物)を学びます。平安時代は、貴族であっても、女性が漢文を読めるなんてとんでもないことだったんです。

5才の紫式部と父の藤原為時(ためとき)5才の紫式部と父の藤原為時(ためとき)

紫式部は二十代で結婚し娘を産みますが、夫は急死。そんななか、紫式部は「物語」を書き始めます。

紫式部の夫となる宣孝紫式部の夫となる宣孝

光源氏を主人公としたその物語『源氏の物語』は評判となり、紫式部は最高権力者・藤原道長(みちなが)の娘・中宮彰子(しょうし)に仕えます。紫式部は、なれない宮中生活に戸惑い、自分と物語を政治利用しようとする道長に複雑な思いを抱きますが、『源氏物語』を中心に、学問を尊ぶ空気が彰子の局に広がります。それは彰子と一条天皇との関係を変え、道長もまた「物語」の力を認めるのでした。こうして『源氏物語』は現代に残り、世界中で読まれているのです。

  • 物語舞台は、十二単を着た女房たちが、「キャリアウーマン」として宮中で活躍していた時代!

時は平安時代のどまんなか、国風文化まっさかり。あでやかな十二単を着た女房たちが、キャリアウーマンとして宮中で活躍していた時代でした。紫式部の同世代人として、平安時代のエッセイとして知られる『枕草紙』を書いた清少納言がいます。紫式部の上司は一条天皇の中宮で、ときの権力者・藤原道長の娘である彰子。一方、清少納言の上司は道長のライバルだった藤原伊周(これちか)の妹で、一条天皇の皇后だった定子(ていし)。紫式部と清少納言は、上司がライバル同士だったのです。

宮中のキャリアウーマンの先輩だった清少納言宮中のキャリアウーマンの先輩だった清少納言

  • 福井県全面協力! 漫画家による福井県への取材も!!

『平安人物伝 紫式部』原作後藤ひろみ氏は、福井県を代表する歴女! 多くの資料や専門家にあたり、生き生きとした紫式部像を新たに構築しました。

 まんがを執筆した瀧玲子氏は、紫式部が1年間を過ごした越前(福井県)への道中や越前市を取材しています。紫式部が見たのと変わらない、日野山(ひのさん)や北陸の霊峰・白山(はくさん)の景色を、作中で美しく表現しています。取材には福井県が全面協力! 取材で感じた地域の空気を、まんがに見事に表現しています。

京から越前(福井県)への道中の風景京から越前(福井県)への道中の風景

雪に閉ざされた越前で夫となる宣孝へ文を書く紫式部雪に閉ざされた越前で夫となる宣孝へ文を書く紫式部

  • 【企画・構成・監修:加来耕三氏よりコメント!】

    「なぜ、私は女に生まれてきたのか」「結婚で女性は幸せになれるのか」

    令和における男女間の問題提起を千年前に先取りしていた紫式部。

 21世紀の今も広く読み継がれている『源氏物語』の作者であり、国際的にも評価の高い紫式部――。

彼女は、令和の今日における男女間の多様な問題提起を、約1000年も早く考えた人物であり、「なぜ、私は女に生まれてきたのか」「結婚で女性は幸せになれるのか」といった、様々な葛藤や苦悩が込められたのが、『源氏物語』という作品だと、筆者は思っています。

 謎多き紫式部の生涯を、分かりやすく描いたコミックでお楽しみいただき、彼女の心の声に耳を傾けていただけたら幸いです。(加来耕三)

【企画・構成・監修:加来耕三氏プロフィール】

加来耕三(かく・こうぞう)

 歴史家・作家。1958年大阪府大阪市生まれ。1981年、奈良大学文学部史学科卒業。学究生活を経て、1984年3月に、奈良大学文学部研究員。 現在は大学・企業の講師をつとめながら、歴史家・作家として独自の史観にもとづく著作活動をおこなっている。

主な著書に、『上杉謙信』、『直江兼続』(いずれもポプラ社)、『戦国武将と戦国姫の失敗学 歴史の失敗学3 乱世での生き抜く術と仕舞い方』(日経BP)『教養としての歴史学入門』(ビジネス社)、『徳川家康の勉強法』(プレジデント社)、『成功と滅亡 乱世の人物日本史』(さくら舎)などがある。「コミック版 日本の歴史シリーズ」、「学習まんが 歴史で感動!シリーズ」(いずれもポプラ社)の企画・構成・監修を行っている。

テレビ・ラジオの番組の監修・出演も多数。現在、『関口宏の一番新しい中世史』(BS-TBS・毎週土曜昼12時)に出演中。

加来 耕三 オフィシャルサイト「歴史に学び、未来を読む」

https://kaku-kouzo.com/

  • 原作:後藤ひろみ氏よりのコメントも!

「女の才は災い」と言われた平安時代に、大好きな学問を追い求めた紫式部。

天性の感受性で万物の心を詠み、“言葉の力”で人の心を通わせる彼女の人生には、愛する人を失い続けた悲しみもありました。

「はかない命だから、精一杯生きよう」

放たれたメッセージは時を超え、私たちの胸にも響きます。

紫式部の視点で、平安という時代や、権力闘争を勝ち抜く藤原道長、国母となり天皇たちを支えていく彰子らの姿を見て、自らの意思で前向きに取り組めば人は大きな力を発揮できるということを体感していただきたい一冊です。(後藤ひろみ)

【原作:後藤ひろみ氏プロフィール】

後藤ひろみ(ごとう・ひろみ)

ふくい歴女の会会長。福井県立歴史博物館併設カフェ代表。福井県福井市生まれ。福井高専卒。開催に携わった2014 年の歴史研究会全国大会をきっかけに、深く歴史に魅せられる。歴史研究会会員。2022 年、福井県文化奨励賞受賞。主な作品に、『幕末・維新人物伝 松平春嶽』『幕末・維新人物伝 篤姫』『戦国人物伝 大谷吉継』『平安人物伝 安倍晴明』『戦国人物伝 浅井長政』『戦国人物伝 柴田勝家』『幕末・維新人物伝 渋沢栄一』『鎌倉人物伝 北条政子』『戦国人物伝 宇喜多秀家』『戦国人物伝 黒田長政』『戦国人物伝 徳川秀忠』『戦国人物伝 結城秀康』(いずれもポプラ社「コミック版 日本の歴史シリーズ」原作)などがある。

  • 作画:瀧玲子氏からはイラストコメントが!

【作画:瀧玲子氏プロフィール】

瀧玲子(たき・れいこ)

少女誌でデビュー後、名古屋デザイン& テクノロジー専門学校で講師として在籍。主な作品に、『戦国人物伝 伊達政宗』『戦国人物伝 宮本武蔵』『戦国人物伝 豊臣秀吉』『幕末・維新人物伝 吉田松陰と高杉晋作』『源平武将伝 源義経』『戦国人物伝 細川ガラシャ』『幕末・維新人物伝 土方歳三』『戦国人物伝 竹中半兵衛』『戦国人物伝 高山右近』『戦国人物伝 淀殿』『幕末・維新人物伝 篤姫』『幕末・維新人物伝 榎本武揚』『鎌倉人物伝 北条政子』『戦国人物伝 徳川秀忠』(すべてポプラ社「コミック版 日本の歴史シリーズ」)がある。

©加来耕三/瀧玲子 ポプラ社

  • 小学生に大人気!「コミック版 日本の歴史シリーズ」とは

オフィシャルサイト>>https://www.poplar.co.jp/comic-rekishi/

ポプラ社の人気学習まんがシリーズ「コミック版 日本の歴史」。2023年にシリーズ累計300万部を突破した、ロングセラーシリーズです。多様な歴史人物を主人公に据え、生き方を描くことで日本の歴史を紐解く本シリーズ。ラインナップは『平安人物伝 紫式部』でなんと88巻! 1つの史実を異なる視点で描くことで、歴史に対する理解を一層深めることができます。

現在の子どもたちにも、まんがにうるさい大人にも手に取りやすい、すっきりとした現代的な絵柄と構成が特徴の「コミック版 日本の歴史」シリーズ。

従来の学習まんがとは一味違い、「勉強」と構えることなく、楽しみながら自然に歴史理解が深まる構成となっています。

一冊完結で、ひとりの人生をドラマのように読むことができるので、記憶に残りやすく、歴史をビジュアルでとらえることができます。手軽に読めるので、歴史の入門書にぴったりです。

80巻を超える豊富なラインナップ。人気武将から、名前だけは聞いたことがあるけれど……という知られざる英雄まで、好きな時代、好きな人物を選んで読むことができます。様々な視点から歴史をとらえることで、重層的に歴史理解が深まります。

描かれるストーリーや時代の様子は、歴史家の加来耕三氏徹底監修。歴史の資料としても充実した内容となっています。

さらに、各巻末には、加来耕三氏による読み応えある解説や豆知識、詳細な年表を収録し、人物の理解をさらに深めることができます。

  • 2024年大河ドラマに登場の重要キャラクターの既刊も「コミック版日本の歴史」で好評発売中!

コミック版日本の歴史44『平安人物伝 藤原道長』ポプラ社刊コミック版日本の歴史44『平安人物伝 藤原道長』ポプラ社刊

コミック版日本の歴史44『平安人物伝 藤原道長』

企画・構成・監修:加来耕三(かく こうぞう)

原作:静霞 薫(しずか かおる)

作画:中島健志 (なかしま たけし)

定価:1100円(10%税込)

ポプラ社刊
Amazon>>https://amzn.to/3GNgW7B

書誌ページ>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/7047044.html

コミック版日本の歴史71『平安人物伝 安倍晴明』ポプラ社刊コミック版日本の歴史71『平安人物伝 安倍晴明』ポプラ社刊

コミック版日本の歴史71『平安人物伝 安倍清明』

企画・構成・監修:加来耕三(かく こうぞう)

後藤ひろみ(ごとう ひろみ)

作画:玉置一平 (たまき いっぺい)

定価:1100円(10%税込)

ポプラ社刊
Amazon>>https://amzn.to/3TxVs6A

書誌ページ>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/7047071.html

  • 書誌情報

コミック版日本の歴史88『平安人物伝 紫式部』ポプラ社刊コミック版日本の歴史88『平安人物伝 紫式部』ポプラ社刊

コミック版日本の歴史88『平安人物伝 紫式部』

企画・構成・監修:加来耕三(かく こうぞう)

原作:後藤ひろみ(ごとう ひろみ)

作画:瀧 玲子 (たき れいこ)

定価:1320円(10%税込)

ポプラ社刊

Amazon>>https://amzn.to/481nHyO

書誌ページ>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/7047088.html

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