イマジカインフォス、大日本印刷と「ライトアニメ」共同事業のための業務協約を締結

IP創出による収益拡大への新たな一手

株式会社IMAGICA GROUPのプレスリリース

映像の企画から制作、映像編集、配信・流通向けサービスに至るまでを、グローバルにワンストップでお届けする株式会社 IMAGICA GROUP（本社：東京都港区、代表取締役社長：布施信夫、以下「当社」）のグループ会社で、ライトノベル・雑誌を中心とした出版および広告事業などを手掛ける株式会社イマジカインフォス（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：前田起也、以下、「イマジカインフォス」）は、大日本印刷株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：北島義斉、以下、「DNP」）と「ライトアニメ」の作品制作に関する共同事業（以下、「本共同事業」）を行うことを目的として、業務協約を締結いたしました。

▲「ライトアニメ」でアニメ化した作品イメージ　©黒銘菓/YUZU comics/DNP

「ライトアニメ®」とは、従来のアニメーション制作手法と比べて時間やコストを大幅に抑制した手法で制作される映像制作手法および作品の呼称で、2022年にDNPが開発し展開しています。現在は世界的にアニメ作品の人気が高まり、アニメの市場規模が拡大傾向にある中、「手軽に、迅速に、そして多様な」アニメ作品を楽しみたいというニーズが高まっています。このような環境の中、イマジカインフォスは、世界中に「手軽に、迅速に、そして多様な」アニメーション作品をお届けすることを目指し、ライトアニメ事業のパートナーとして業務協約を締結し、本共同事業を推進することを決定いたしました。

イマジカインフォスは原作IPを持つ出版社でしたが、2023年4月にアニメ制作部門を新設しました。原作制作から映像制作まで一貫した事業展開を行うリソースを持つことにより、本共同事業ではアニメーション制作スタッフや監督などのクリエーターを起用し、「ライトアニメ」のクオリティ向上ためのプロデュースやディレクションを担当します。

またイマジカインフォスは、『薬屋のひとりごと』を始めとする自社原作のコミカライズやTVアニメ化など多様なメディア展開によるIP事業を推進しています。今後、本共同事業を通じて、自社原作だけでなく、他社原作による「ライトアニメ」化を実現し、テレビ局や動画配信プラットフォームへの提供やイベント事業への参入などにより、IP事業の更なる拡大を目指してまいります。

当社グループが展開している中期経営計画「G-EST2025」では５つの基本戦略を掲げ、そのうちの１つ「事業変革の完遂」では、１つの柱として「IP創出による収益拡大」を推進しています。当社グループは本共同事業をIP創出による収益拡大の新たな一手として位置づけ、今後注力をしてまいります。

※ライトアニメはDNPの登録商標です。

▼ IMAGICA GROUP 中期経営計画「G‐EST2025」

https://www.imagicagroup.co.jp/ir/individual/about/plan.html